【感想・ネタバレ】ソードアート・オンライン20 ムーン・クレイドルのレビュー

「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。

この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。

とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!

また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。

とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!

現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

だんだん社会問題の解決が重要テーマになってきた。基本的にいい人たちばかりで、一見平和に見えるアンダーワールドでなぜ犯罪が起きるのか? 本当の悪は見えないところで活動している。人々の間にも、普段表面には出てこないが、不満や鬱屈したものがたまっている。すべての人の希望通りになるということは不可能なので仕方がない。これはアンダーワールドのことだけでなく、我々の世界でも同じなのかもしれない。

0
2018年07月04日

Posted by ブクログ

ソードアートオンライン、通称SAO第20巻。ムーン・クレイドル後半戦。今回の主役も若い二人の見習い整合騎士&ドラゴンと言ったところ。色々な伏線は残しつつ一旦アンダーワールド篇は幕引きだそうです。
まだまだ、先は長そうなので楽しみでしかない。もちろん、アニメも期待して待っていようと思います。

0
2022年03月25日

Posted by ブクログ

アンダーワールド後日談の第2巻。
ロニエとティーゼの想いが切ない。

途中、物語的にこれはこの巻でも終わらないよなあ、と思ったんだけど、とりあえず、これで一区切りなのか。
でも、いろいろと途中だし、この後のお話が書かれるのかどうかはっきりしないのは、ちょっと残念。
まあ、川原さんが忙しすぎるんだよなあ。
プログレッシブも遅れまくってるしね。
どっちかって言うことなら、個人的にはやっぱりプログレッシブの方を書いて欲しい。
なぜなら、キリトとアスナが真に主人公なのは、SAOを舞台にした物語だけだと思うのだ。
それは、この巻でもそうだけど、もうキリトもアスナもチート過ぎて対抗できる相手がいなくて主人公には成りづらいんだよね。
だから、この巻でもロニエが主人公になっているわけで。
個人的にはやっぱりキリトとアスナが主人公のお話を読みたい。
なので、新章の高校編とプログレッシブを待っている。

0
2017年12月24日

Posted by ブクログ

イスカーンとシェータの子どもであるリーゼッタが誘拐されるという事件は、キリトたちの活躍によって解決しますが、犯人である黒ローブの男のゆくえはわからないままに終わります。

その後ロニエとティーゼの二人は、まだ幼い飛竜の月駆と霜咲とともに、北セントリア郊外に出かけます。そこには、お化け屋敷とうわさのある、ノーランガルス皇帝の館があり、二人は館を探索します。

ロニエたちの活躍と、最後はキリトとアスナの登場によって、事件はひとまずの決着がつけられることになりますが、真の黒幕はまだ登場せず、つづきがあるようです。ただこの世界では、キリトとアスナが登場するバトルではほぼ勝利が確定してしまうので、かなりスピン・オフ作品に近いあつかいになってしまうのですが、ロニエとティーゼをメインでストーリーが進んでいくことを、個人的には期待しています。

0
2023年05月06日

Posted by ブクログ

壮大なスケールで綴られたアリシゼーションの番外編その2。キリトとアスナは脇役に徹し、ロニエとティーゼの2人が活躍する。羊皮紙に代わる植物紙を作るとか、教科書を配るとか、どこかで読んだような話もあり、なかなか楽しい。一応、本巻でアリシゼーションは終わりらしいが、あとがきではまだまだ書き足りないようなことを……。

0
2020年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ムーン・クレイドル完結編

この世界では強くなりすぎてしまったキリトくんの代わりに、本巻でもティーゼとロニエの二人が頑張ります

かなりほのぼのとした感じのアンダーワールドでの暮らしぶりが描かれた後、少し(かなり)ご都合主義的に事件が進みます。せっかくなので探偵モノらしく、事件の真相に迫って欲しかったです(かなり残念)

バイオハザード並に不可解なバトルシーン。何故そんな機能が実装されているのか謎の多いアンダーワールドのシステムへの疑問がいっぱい湧いてきます。

主のために頑張る月駆のシーンは是非映像化して欲しいくらい難解でした。

事件も完全解決とはなっていないので、ティーゼとロニエの今後も気になるので、いつか続きを書いて欲しいです。

0
2019年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/5 18冊目(通算88冊目)。アンダーワールドの世界の話はこれで一区切りにするそうだが、「凄くこの話の続きが気になるんですけど!」と言いたくなるくらい、話の伏線が回収されずに終わる。作品はいつも通りおもしろかったのだが、その点が不満。もう他の方でもいいから、この続編書いて欲しい。それは、不可能かなあ。諦めて続きが書かれるのを待ちたいと思います。感想はこんなところです。

0
2018年05月31日

Posted by ブクログ

アンダーワールドでのエピソードで、019からの後編。余裕のキリト、アスナは脇役で、ロニエ達と幼竜がメインになる。まぁ、ラスボスが謎でって、ほぼ推測はつきそうだが・・伏線に関わらず作者が少し工夫するかな?当面の犯人は撃破って終わり方。本編から離れて安心して読める。それだけ切迫感のないマンネリ傾向でもあるが・・
現実世界との時間差を基にしてのやり放題になると思うけど、これはこれで良しかな(笑)

0
2018年05月25日

Posted by ブクログ

ムーンクレイドル編堂々完結! と言う割には多くの謎を残し、「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終了。
未消化の部分やロニエの今後まで書こうとしても長引いちゃうので、新章のほうに力入れて頂ければと。 ずいぶんご無沙汰のプログレッシブもよろしく!

0
2018年04月11日

Posted by ブクログ

キリトとアスナが残ったアンダーワールド編完結らしい。なんか伏線が未消化な気がするが、次は本編に戻るらしいので、それに期待。

0
2017年09月12日

Posted by ブクログ

アンダーワールド外伝完結。
本編でちょこっと彼女たちの子孫…みたいな子が出てきたからここでけりを付けるのかと思ったらそうでも無かった。
というかユージオに思いを残している彼女が…重い。10代の恋ってこんなに重いのか?

アスナもああ見えて結構つらかったんだなぁという事も新発見。まあそりゃそうだよな。でもだからと言って友人に変に気を使うのもおかしな話だし。そこまでの男か?といいたい所だけど基本、キリト君無双だもんなぁ…(笑)

外伝なので切りよくすっぱり終わりのかと思ったらアンダーワールドの統治は続く…みたいな感じでちょっと残念。途中、竜の子の冒険が始まった時は何事かと思いましたがまあそれも置いておいて。
次は新章本編だそうですがもう少し短く、完結にまとめてもらえると嬉しいなぁなんて勝手なことを思いました。

0
2017年09月11日

シリーズ作品レビュー

「男性向けライトノベル」ランキング