「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。
この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。
とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!
また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。
とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!
現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?
感情タグBEST3
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とうとう菊岡さんの正体が明らかに!
思った以上に壮大な話でびっくり。
キリトのアンダーワールドでの活躍ぶり!そしてやっぱり女性キャラは出るんですね、リーナ先輩かっこいいです。
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アリシゼーション編、第2作。
現実世界とアンダーワールド内の話がそれぞれ展開されておりどちらも興味深い。
現実世界ではアスナが活躍しており、アスナ好きとしては嬉しい。
アンダーワールドではキリトが相変わらずの誑し込みっぷりを発揮・・・とはいえ、リーナ先輩とのやりとりはとても新鮮。ラストは思わず「よかったね」とキリトに声をかけてあげたくなる。
段々アクセルワールドの世界に近づいてきたか?
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「アリシゼーション」シリーズの独特な展開にも慣れ、ようやく読むスピードが乗ってきた。こうした作品の世界に慣れると、没入感を持つことには比較的早いのが私である。なかなか面白く読み終えた。
前半は、ようやくこの世界の背景にある事情が明らかにされるし、それを受けての「アンダーワールド」での世界も分かってくる。バランスの取れた展開だと言える。
後残り1冊だなぁ。惜しみつつ、読み進めよう。もっとも、第12巻の発刊は近いようだが。
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9巻が「壮大な序章」なら、この巻は「少しずつ核心に迫っていく緊迫した中盤」といえると思います。
9巻のみでは「?」といった部分も冒頭から少しずつその謎が解かれていき、その裏で進められていた恐るべき計画の内容が明らかになった時。背筋が凍り思いがしました。
それはもはや「ただのゲーム」という枠を大きく逸脱し、人が「神のごとき所行」に手を染め始める……そんな感覚すら感じさせられて、読後しばらく他のことが考えられなくなってしまいました。
とにもかくにも、面白くて仕方がない。
次が気になる傑作です。
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アニメを凌駕する面白さが、この著者の作品には確実にある。むしろアニメのほうが、(とくに初期の作品は)冗長な感じがして面白さが半減してた。
本当に一度小説の世界に入り込むと、ページをめくる手が止まらない。アニメより数段上のクオリティに脱帽です。
いやあ、一気に読んでしまった。
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ソードアートオンライン、略してSAOも10巻目。アニメから入っているので読んでいると映像が浮かびながら毎回読んでます。が、今回は始めの章でかなり難しい解説から入るので少しだけ重たく感じます。出だしをクリアーすれば割とスラスラと読めます。続きが楽しみです。
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遂に語られる「プロジェクト・アリシゼーション」。フラクトライトは無理だろうが、現実にも各国で取り組まれているようなAIの軍事利用。そこまでやるなら戦争もVR空間でやって欲しいと思ってしまう。
なぜ無垢なフラクトライトが必要なのかは納得できる理由。もしかすると人間も前世とかの記憶を持たずに生まれるのは同じような理由なのかもしれないなぁと思ってしまいました。
さて本巻、謎が散りばめられています。
・アンダーワールドは≪ザ・シード≫から作られているはずなのに、ソードスキルが使えるのはオリジナルのカーディナル・システムが使われているのか?(どこから入手?)
・「ダークテリトリー」とモンスター達を作ったのは誰で、何故?(禁忌目録があるので、実際に存在しなくても問題ないはず)
・「マスター」「かの者」とは誰? 「マスター」は明らかにシステム管理者権限を持っていそう。
・下位規則に縛られない「貴族」の存在、設定したのはプロジェクトの一環?
・戦闘も戦争もないのに、剣技がこんな発展しているのはどうしてなのか?
・イメージすることが力になるのは、当初からののシステム機能、それとも別の誰かの介入?(「シンイ」はやはり「心意」なのか?)
「アクセル・ワールド」のシステムは確実にアリシゼーションの先にあると確信させてくれます。茅場晶彦氏がまだ何かしていそうな感じもするし、続きを早く読みたくなります。
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9巻に続きアンダーワールド2作目。
ネットゲームとはAIとは何なのか、という真髄には迫ってる気がするが、アインクラッド編やガンゲイルオンライン編とは違って、あまりにもゲーム=現実の期間が長すぎてちょっと疲れてきた。進展ないし。
いつもいる女の子キャラがいない。と言うか多分SAOのアスナ、GGOのシノンにあたるのがアリスなんだろうが、肝心のアリスが出てこない。
しいて進展があると言うならば、現実世界の和人の行方か。STLの本当の目的も明らかになり、これからアスナの出番とか無くなりそう。もう一層のことアンダーワールドにアスナの幻影でも出してほしい。
面白いけど女の子が少ない、脅威となる敵がいない、と進展がないので★4つ。
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前半の現実世界の話は、必要なのは分かるけどちょっと長いですな。 もうちょっと小分けにしてアンダーワールドの話の間に挿入、ってかたちにしてほしかった。 あと、ユイがいるからってのもあるけど、敵(?)の本拠地を見つけたり潜入したりなんてできないと思うんだが。 ちょっととんとん拍子に話が進みすぎ。 まぁ、現実世界の話があんまり込み入っててもあれだが。
アンダーワールドではアクセルワールドと同じようなシステムであるのが明らかになってきたけど、思いの強さが真意システムっぽく展開していくのかな?
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壮大なオンラインの世界で織り成す人気のSAOシリーズもこれで10巻になり、アリシゼーションシリーズの第2章。
相変わらず文章や展開は面白くて次を期待してしまう。
だけど、今回は核となる部分、アインクラッドなら脱出、フェアリーダンスなら救出のようなものがどこにあるかわからないのでなんか不満が残ってしまいます。
一応、目的はあるけど、なんか真に迫ってない印象だしね。
今後の期待も大きいのでしっかり完結してもらいたいですね。
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アリシゼーション・ランニング.
というわけですね.
えーと,現実編が面倒です.
行方不明の和人くんを探す明日菜さんたち,みたいな?
で,キリト君はそんな現実の騒動なんてそっちのけで
剣士になる学校へ入学して日々勉強に励んでいる,というわけですね.
女の子とは仲良くならないでおこうと誓ってたくせに
気づいたらやっぱり女の子まみれ(?)なキリト君.
「キリト君はいつも違う女の子を連れているねぇ」
みたいなっ.
というわけでゲーム界(?)は面白かったよ.
なんかアレだけども.
相棒少年がどうにかなってキリト君二刀流に返り咲き展開あるかも?
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ソードアートオンライン アリシゼーション編の二巻。
今まで謎を秘めていた菊岡の正体と目的、そして「アリシゼーション」という
単語の意味が明らかになります。
前半部分では「アリシゼーション計画」の根幹を為すシステムについての
やりとりが中心。VRMMOという架空のシステムから発展させてここまでの
世界観を構築していることに、世界観・システム好きとしては
面白く読ませていただきました。
ソードでアートを前半は全くしていないので
そちらが好きな人には物足りなかったかもしれませんね。
後半はうって変わって学園ファンタジーもの。
美人で武人で、でも弱さも持っている先輩女性剣士とか、
生真面目な後輩女性剣士とか、相変わらずツボを押さえた
キャラクターが出てきます。
彼女たちが後半の物語にどう絡んでくるのか、楽しみですね。
裏表紙のリズとシリカが不憫です(笑)
二人とも好きなキャラクターなので、もっと活躍してほしいですね。
(今回は出番あるのか…?)
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やたらと説明部分が多いと言われてますが、必要かつ面白い内容だったと思います。トップダウン型とボトムアップ型のAIの話や人工フラクトライトの話。特に興味深かったのは人の自我は自身がコピーだと言う事実に耐えられるのかという命題。比嘉さんのコピーが崩壊する様は読んでいて戦慄しました……
個人的には後半部分が少し展開遅いかなという印象。シンイはSAOに組み込まなかった方が面白いのではないかな?後々になって必要になるのだろうか?今のところアクセルワールドほど突拍子もない力はなさそうだけれど、戦闘に組み込まれるとどちらのシンイが強いかで話がついてしまいそうかな。単発のスキルを3連撃で弾けない時点でシンイの力が十分強過ぎな気がする。戦闘はシンプルに技術戦であってほしいな。
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病院にはこばれたあと、すがたを消してしまったキリトのゆくえを追うアスナは、茅場晶彦の恋人であり研究協力者であった神代凛子(かみしろ・りんこ)の協力を得て、菊岡誠二郎(きくおか・せいじろう)が推し進める「プロジェクト・アリシゼーション」の存在を知ることになります。
一方、仮想世界である「アンダーワールド」に入り込んだキリトは、ユージオとともにルーリッドの村を旅立ち、北セントリア帝立修剣学院で剣士としての修行を積んでいきます。
著者自身も「あとがき」で述べているように、この巻の前半をまるまる費やして、現実世界における状況説明がおこなわれています。もうすこし小出しに世界設定が明らかにされていくのかと思っていたのですが、最初にストーリーの大枠が示されたことで、戸惑うことなくキリトの活躍をたのしめるのはメリットなのかもしれません。
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SAOは読み始めるとやっぱりおもしろい。AIの最先端技術とそれの抱える問題がどうなっていくのか面白くなってきたし、キリトくんの入り込んだ仮想世界にも愛着が湧いてきたし、この先の展開が気になります。
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前半でアスナ活躍があってホッとする。
SAOだったよ。
後半からはまたキリトの無茶っぷりが楽しく読める。
けど、どうも一筋縄ではいかなそうな予感がする。
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9巻で丁寧に広げた大風呂敷。
10巻でたたみ始めたら穴だらけの投網でしたって感じ。
別に設定が穴だらけでも収穫できる獲物が大きければまあ許せる。
SLTが生み出す仮想現実には苦笑モノのトンデモ理論の苦しさを補ってなおお釣りが来るほどの魅力はあると思う。
ただ、せっかく新章に入って一から丁寧に積み上げてきたのに、まーた盛大に時間スキップを始めたのは気に入らない。
なんでこう、盛大に時間をすっ飛ばすんだろう。
ザッカリアの農場双子姉妹との出会いも描かないし、帝立修剣学院への入学エピソードも、ソルティリーナとの出会いも描かない。
ミドルスタートで唐突に出来上がった関係から描き始めるのはやめて欲しい。
そのくせ、作者の思惑次第でスキップされたエピソードを後付で別巻にまとめるんだから性質が悪い。
冗長な部分を省いて物語のテンポを上げるって言うならわかるんだけど、この作者はそういう省略をするタイプじゃない。
無駄な部分を冗長に書きすぎて中だるみさせるくらいなのに、要所要所の「導入部」を省略するのは、あんまり評価できない。
つーか、なんでたいした意味もなく半年とか一年半とか時間をすっ飛ばすんだろうねぇ。
あんまり意味があるように思えないんだけど。
ロニエとティーゼとの出会いもすっ飛ばしかよ。(笑)
なぜロニエとティーゼがキリトとユージオの付き人をすることになったのか、そのあたりだって重要だろうに。
次の巻で描くかもしれないけど、それならそれでこの巻の巻末にロニエとティーゼを滑り込ませる必要がない。
なんだかなぁ。
それにしても、萌えっ気が全然ないね。
テリンとテルルとはもっと絡んでも良かったと思うし、本来ならヒロイン役になれたかもしれないソルティリーナは出会いも関係の構築も省略されてものすごく扱いが軽い。
せっかくの盛り上がる場面でも、涙ながらに感動しているソルティリーナがモブキャラ扱いなんで「おまえだれだよ」と悲しいツッコミを入れたくなる。
ロニエとティーゼもヒロインにはなれないんだろうし。
アスナに操を立てるのはしょうがないけど、そのルールを守った上でも面白かわいい物語を演出して欲しいなぁ。
Posted by ブクログ
SAOシリーズ第10巻。アリシゼーション編の2巻目。
キリトが中心のアンダーワールド、明日奈が中心の現実世界、それぞれの話が展開されていきます。
現実世界側の話では前巻同様に様々な説明が書かれており、理解するために二度三度の読み直しが必要かも(笑)
一方、アンダーワールドではキリトとユージオが整合騎士を目指すべく学院に。
実にキリトらしい活躍を見せる場面もあり、こちらは素直に楽しめます。
どちらの話にも進展はあれどゴールラインは見えず、まだ序盤の展開であることを伺わせるのですが、それだけに世界観にどっぷりハマることができずにいます。
次巻あたりで大きな進展があると良いのですが、現状の進行速度だと期待できず少しダレてしまいそうな予感。
裏表紙の「MORE DEBAN」は結構切実(笑)
でも本当に彼女たちにもスポットライトが当たる日が来ることも願っています。
Posted by ブクログ
まぁ、読み易いし面白いけど・・起承転結の承かな、まだ物足りない。アンダーワールドは加速世界になるが、実際の年齢も超えてしまうってのが意外感。「アクセル・ワールド」の場合は戦闘とかに限定されるし、邯鄲の夢は消えるし、ハインラインの人形使いは時間延長の限定物。現実と別世界での時間差異で興味深い試みという気がする。さて、この矛盾をどう決着するかだな。主人公が精神的に成長しなければ問題ないとか^^;
Posted by ブクログ
前半の説明は、
正直斜め読みというか...
専門用語バンバンで駄目でした!
ごめんなさい!!
後半の、
キリトの奔放さには頬が緩むばっかりで。
演技!早すぎでしょう!!
そして、相変わらずのタラシっぷり!!
あー、私もキリトの下について
部屋の掃除したり
パイもらったりしたいなぁ。
Posted by ブクログ
フェアリーダンス・ファントムバレットと2巻で終わってたから今回もこれで終わりだろうと思ったらそんなことはなかった。
現実世界からのアプローチというか状況説明が多いために進みが遅い印象はある。
しかし常に次が気になってページをめくる手を止められなかった。
相変わらずキリトくんの俺TUEEEEEっぷりが気持ちいい。
突然《マスター》の使い魔なる視点になって少々戸惑ったわけだが。
Posted by ブクログ
作者の後書きにあるように前半は確かに状況説明的な中身でしたが、この巻でストーリーの全体像が見えてきて、アクセルとの繋がりを勝手に想像しながら楽しく読みました。
キリトの無双っぷりがやっぱりいいですよね~o(^o^)o
早く続き読みたい~!!!!!