「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。
この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。
とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!
また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。
とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!
現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?
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シリーズの中でも、評価が高いので期待して読みました。まんまと泣かされました~。
ユウキの家族まで……というのはあまりにも不幸すぎるだろうと思いましたが、あとがきにも作者がそのことに触れていたので分かっているけれどあえてこの設定で書いたとのこと。それだけの強い意志で書かれた作品だからこそ、泣けてしまったのだと思います。
シリーズ中では1冊完結は短いですが、いちばん気に入りました。
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完読。
アルヴエイムオンラインでアスナが知り合った最強の少女、ユウキとギルドのメンバーを中心とした物語。
通学中の電車で読んだため所々は記憶に曖昧だが、車内で涙腺が緩んでしまいそうになった。
始まりの時点でアスナがメインとわかった瞬間に自分の中の読書スピードが上がった気がしたのは、多分自分がアスナが好きだから、という理由他ならないと思う。
それを抜きにしても他作品以上に読みやすい話だった。
ユウキの勇姿は自分のなかでもなにか残るものだった。こんな一生を過ごせたらなんて幸せなんだろう、病気でも必死に戦うユウキは今の自分に思わず喝を入れてしまうほどだった。
とにかくまずは感動。それが一番に来るものだった。
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本作はアスナが主人公。
ALO編とGGO編であまり出番のなかったアスナの活躍が読めるー!とわくわくしながら読み始めたものの、テーマが予想以上に重かった。
でもユウキと出会ったことによるアスナの心の変化が読んでいて微笑ましい。
さりげなく(でもないけど)サポートするキリトも格好良くて、全て伝えなくてもこの二人はお互いのことをちゃんと理解しているんだな、と感じた。
最後はじんわりとあたたかい気持ちになる。
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面白かった~
純粋なSAO世界のみだったころとは違い、今はALOと現実の2重生活をおくっている主人公たち。
中でも今回はアスナがメイン。
あの副団長を務めたアスナでも、現実世界では普通の女子高生で、母親や親戚との仲で悩んだり・・・
それに今回新たに現れた「絶剣」。
彼女達が抱えた思いやその絆の強さには思わず涙が・・・
私も早くフルダイブしたい~!!!
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アスナメインの話が泣けた。不治の病に対して自分を憐れんで閉じこもることなく、全力で世界にぶつかっていくパーティに泣けた。
「この先は行き止まりだ」ってセリフ一度言ってみたいもんだ。
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間違いなく「シリーズ最高傑作」の作品。
「電脳世界と医療」をテーマにしており、特に中盤から後半にかけての流れは「素晴らしい」の一言しか出てこない。
何よりこの作品を通して「生まれてきた意味」「生きる意味」をもう一度考えさせてくれる。
人はいつか、必ず死ぬ。
そして残酷なことに「いつ、どんな形で死ぬか?」選ぶことができない。
けど、それでも人は生きている。生きていかなければならない。
その過程の中でどれだけの人と出会い、経験を重ね……そして最期の時。自分は果たして何を思うのだろうか?
そう考えずにはいられない、感動作。
まだ未読という方は、万難排して読むことを強く、強くオススメする。
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マザーズロザリオは、SAOの作中の中で一番重いテーマを取り扱っていると思います。だからこそフィクションとは言え、絶えず考え続けなければならないのだと思わされました。
やがて訪れる死とどう向き合っていくべきなのか。深いなと思いました。
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これ読むの二回目なんですよね。前回読んだとき、この巻で止まっていて、また読み返していて。
嫌だったんですよ。悲しい結末をなんとなく覚えていて。
でもさ、死んだら終わりじゃないとわかっているから、大丈夫なんですよ。夢で会えるらしい。
存在がなくなるわけではない。
それが救い。
「耐えられない苦しみは与えられない」
印象に残ったフレーズでした。
やっぱり原作はおもしろい。
今度は全巻読み通します。
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アスナとギルド「スリーピング・ナイツ」の物語、そして明日奈と母親の物語です。前半は対人バトル、迷宮攻略と躍動感がある展開ですが、後半は「スリーピング・ナイツ」の面々、特にリーダーが抱える問題にスポットが当たります。生きているとは何かということを深く考えさせられます。
ゲーム技術だったVRを社会的に有効活用しようとする試みにも未来を感じます。実際にそのような展開が現実に起きることを願ってしまいます。
本作キリトくんは主役ではありませんが、アスナと明日奈をサポートする格好いい脇役として要所要所に登場します。渋い騎士像として憧れてしまいますね。「スリーピング・ナイツ」との関わりの中で少し成長していくアスナもやっぱり素晴らしい女性です。
現時点でSAOでは一番好きな作品です
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SAOシリーズ第7巻。
前巻で終了したファントム・バレット編から数週間後の話。
舞台は再びALO(アルヴヘイム・オンライン)の世界に戻ります。
今回のメインキャラはアスナ。
辻試合で数多くのプレイヤーを打ち負かしていると噂になっているプレイヤー《絶剣》ことユウキとの出会いをきっかけとする一連の出来事が綴られています。
「VR技術と医療」というテーマが描かれた本作。
ストーリー的には少し重たい印象を持つシーンもありましたが、悲劇的すぎたり暗くなりすぎることはありません。
そして同時に本巻では「心」が非常に重要な要素にもなっています。
家族同士であってもすれ違ってしまう想いを伝え合うにはどうしたら良いのか。
その答えの1つをアスナとユウキが本巻にて示してくれています。
キリトの無双的な活躍シーンを求める人には物足りないかもしれませんが、SAOシリーズの世界観が好きな方には是非とも一読いただきたい作品です。
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・後半は難病と闘う少女の話でした。
仮想世界の中で、たくさんの仲間に看取られて最期を迎えるっていうのは、
きっと幸せなんだろうなと思います。
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アスナが主役。キリトが目立たないのは、仕方のないことか。でも、これで、アスナのほうがキリトより強くなったのでは。パワーバランスが、これからどうなるのだろう。
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最近、本を読む習慣が薄れはじめていたので、好きなアニメの続編を読もうと思い、購入。
そして止まらなくなり、二週間で8冊(一巻から七巻と001 プログレッシブ)一気に読みきる結果に。習慣の復活何処へやら。
とまぁ、それくらい面白かったですよと。
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絶剣、ユウキ。VRと医療の巻。色々な情景がありありと思い浮かべることができて良かった。たとえ小説でも、人間の不幸を書く時は、それをなぜ書く必要があるのか、よくよく考え抜かねばならない。
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後で気付いたけど、全編アスナ主観だったんだなぁ。
先にアニメで観たエピソードでしたが、「ゲームとしてのSAO」をもう一歩進めた設定が面白い。というか、ゲームとして発展してきた世界だからこそ、医療目的でログインした人にとっても「楽しい」世界になっているのかもねとも思ったり。
また、アスナの物語としても面白い話だった。主人公キリトが自由な分、こういう現実でのシガラミ的な部分は彼女が担当することになるのかなとも思ったり。
ゲーム小説であるものの、それを取り巻く世界までフォローする、様々な側面を持つ物語である。
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【ストーリー★☆/キャラ★★/心理★★/情景描写★★/没入度★☆】シリーズ第7巻。マザーズ・ロザリオは、ヒロインのアスナが主役の物語。新生アインクラッドでの新たな出会いと友情、そして別れが描かれている。情景描写はさすが。ストーリーに面白味がなかった。
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いつもながら読みやすくあっという間に読破。この手の技術は、軍事用か医療用からと考えると夢物語とは片付けられないのかも。身体が動かなくても相手に伝えられる手段が出来ればイイだろうな。
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絶剣、ユウキ登場。
キリトよりも強いかもしれないキャラクターの
強さの裏側には…って感じ(´-`)
今回主人公はだいぶ脇役に徹しております。
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ソードアート・オンライン7冊目。 アスナが主役の話。
平和な生活を送っているアスナ達。ある日、絶剣と呼ばれている人物の噂が耳に入る。聞けばリーファやキリトも挑戦したが負けたとの事。アスナは自分の目で確かめる為、絶剣の元へ向かう。
医療機器への転用は、以前にも少し話が出ていましたが、実際に登場したのは初めてで、面白かったです。脳の神経を直接繋ぐとその様な利点が有るのですね。
実現出来たら楽しそうです。次巻も楽しみにしています。
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キリトさん・・・あなた強すぎでしょう・・・。
だが、普段は普通でいて、境地に追い込まれたときに絶対の強さを発揮する彼に、ついつい魅かれてしまう。
だが今回はアスナがメインのお話。
そしてラストには悲しい結末と新たな希望が待っている・・・。
是非読むべし!!!
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MMO「アルヴヘイム・オンライン」のゲーム内で、「絶剣」ユウキというプレイヤーが、挑戦者たちを次々に倒しているといううわさがひろまります。キリトも対戦をするも、なぜかユウキに敗北したということを知ったアスナは、自分もユウキと剣を交えることを決意します。その結果、アスナはユウキに気に入られて、彼女の所属するパーティである「スリーピングナイツ」に協力して、ゲーム内のボスの攻略に挑むことになります。
その一方でアスナは、自分の将来を案じるあまり彼女の人生に口出ししようとする母親との関係がうまくいかず、悩みを抱えていました。そんななか、アスナはユウキとともにボスの攻略に成功しますが、ユウキはなぜかアスナに別れを告げ、彼女の前からすがたを消します。やがてアスナは、ユウキがこれまでかくしてきた、彼女の身にまつわる真実を知ることになります。
「あとがき」を読むと、本書のストーリーやキャラクターの設定について著者なりの葛藤があったことが書かれていますが、本シリーズのようなサクサク読むことのできるライトノベル作品で、きっちりと感動モノをつくりあげることができるのも、ひとつの才能ではないかと思っています。
Posted by ブクログ
挿話的内容で、やや緊迫感が弱いけど楽しめる。いささか悲しい結末ではあるけど、単なるゲーム、仮想世界ではないVRワールドを医療と絡ませると別の意味合いが出てくるんだなぁ、ともあれ今回はユウキとそのグループ、アスナとの友情ストーリー。いつものメンバーは脇役でキリトもおとなしくしている。こういうのもいいかな(^.^)
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ちなみに一巻からここまで一気読み。
なので細かいところは結構抜けてるかもなのですがまあそのうちゆっくりじっくり読み返す予定です。
これを読むとなんでアスナがキリトに惚れたのかよくわかる気がする。今までまるで違う世界に生きてきた、考え方、価値観すべて違う人に目を開かれたんだろうな。
でも結構明日菜が脆くて弱いところ、和人君も知ってると思うだけどその辺りの歯がゆさが青少年の恋愛って感じもしなくもないです。
ユウキが可愛い。確かに機械を使って意志疎通出来たらいいよなあ~。脳が生きていたらそれはアリってのは良いな。現実世界でもぜひ。
Posted by ブクログ
SAOシリーズ第7巻。
時間軸としては前巻までのファントム・バレット編の終わりから数週間後、話としては外伝という位置付け。
アスナはALO世界で、キリトすら破った剣の腕前の持ち主"絶剣"という少女と出会う。彼女は「スリーピング・ナイツ」というギルドのリーダーで、アスナは誘われて彼女らの仲間になるのだが……。
***
これまでと違って1冊完結なので、さらっと読める話かなと思いきや、結構重めのシリアスな内容でした。
途中までは話も単調で、うーん微妙だな~と思って読むのを中断してしまったのですが、ひと月ほどあけて読書再開してみたら、後半は展開もテンポ良く、すっと読み終えることができました。
著者があとがきで今作のラストの扱いに対して思うところを書いていますが、私はこの展開で納得しました。描かれ方に好き嫌いはありますが、作家がこうと思って作った物語を別に否定も肯定もしません。
これは完全に蛇足ですが、アスナが特に好きじゃないんですよね。
だから、今巻を読む速度がいまいち上がらなかったんだと思います。
知人はアスナが物凄く好きだったりするので、本当に好みは人それぞれだなあと実感しました。
Posted by ブクログ
アスナがメインで、絶剣ユウキとのお話です。
話の流れはわかりやすいし、
特に裏切るような所がなかったので安心して読めました。
ただ、わかりやすいのでそれが面白くないと感じる人もいそうです。
久々にアスナが登場したので、楽しく読めました(笑)。シリカもっと><
ページ数は少ないので、本当にサラッと読めます。