「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。
この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。
とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!
また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。
とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!
現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?
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Posted by ブクログ
アリシゼーション編はずっと読まずにおいていて、アニメ開始に合わせて読んでみた。アニメとの比較ができて良い。 SAO のアニメは割と説明不足の描写が多くて、原作読んでいろいろわかってないと理解できないことがある。今回も漏れなくそういうシーンの補完ができた。 STL の設定とかアニメよりも深く書かれていて、トンデモ科学なので眉唾ものではあるんだけれど夢が広がりまくっててワクワクがすごかった。 これからながーーく続くアリシゼーション編への期待の煽り方がとても上手でした。
凄く良い!
このアリシゼーションからの原作デビューです。
一言で言うと、読み易い!
内容もしっかりとボリューム感を実感できるのにも関わらず、言い回しなどがクドくないため気が付けば読み終わっていたという感覚でした。
これからの展開も楽しみな終わり方で凄く良かったです!
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アリシゼーション篇スタート。アリシゼーションって単語の意味が分からんかったけど、『不思議の国のアリス』から来てるのね。主人公のキリトが最初に仲良くなるのがユージオっていう「男の子」って点で他のラノベと一線を画する話w 「ビギニング」の名の通り,まだまだ話は始まったばかりで先の展開が謎ばっかだけど、ちらっと言及されてた剣士の出世街道からするとけっこうな長丁場になりそうでんな(そして実際にかなり長い話のもよう)。
中盤あたりで(まだプロローグ中だが)今回のゲーム機のコンセプト・スペックなどが出てきてたけど、完全に『アクセル・ワールド』のそれとほぼ同じでございましたな。執筆時期的に、これがアクセル・ワールドの原案になったのかな?2つの世界で目指すはものが同じなのかどうなのか興味がそそられろところ。
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長い長いアリシゼーション編スタート。
ユージオ、アリスなど登場。あとはジョニーブラックさんも 笑
こっから先アスナとかの出番は…と心配になる(´ ` )
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アスナの活躍を期待していたら、何という展開。シノンの出番もたくさんあったが、リーファは?次巻に期待。
次巻に、セルカの出番はあるのか?
予断は、禁物。
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RPGゲームしてて気になってたNPCキャラやモンスターの感情という部分が見事に書かれて居た。
シナリオで何度も登場するNPCは多いけど、普通は条件入らないとイベントが固定され、セリフも同じ。
ところが今回のSOL9巻、まさかのAI型NPCユージオ。自分で考えて行動し、まさかのPC以上の勇者の予感。
いやいや本格SFファンタジーになってまいりましたなぁ~
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アニメで観たはずなのだが、細部は忘れてますね。
まさにビギニング。ようやく物語が動き出す、そんなストーリーの世界観が一通り説明された、そんな感じ。
前半は説明が多くもどかしくもあったが、後半は一気に読めた。続きが楽しみ。
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SAOの続編。こちらも既にアニメで鑑賞済みなのである程度はストーリーが頭に入っていますが文字で読むと遅々として進まない感が半端ない。面白いですが。まだまだ先は長いですね。
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「アクセル・ワールド」のファンです。TVアニメ第3シーズンに触発されて、第4部アリシゼーションを読み始めることにしました。
「アクセル・ワールド」につながると思われる技術的な話が色々と出てきて、ファンとしてはそれだけで興奮してしまいます(やっぱりキリトは・・・)。
終わっていなかった「死銃事件」をきっかけにキリトの新しい冒険が始まりますが、まだまだ序盤、手探りで謎だらけの世界を進んで行きます。先がとっても楽しみです。
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シリーズ9作目。
今回から第四部に突入。非常にチャレンジングな内容になっている。
このシリーズは共通して、「あまりにもリアルなゲームは、現実と何が違うのか」という問いを投げかけてくる。その問いは、そのまま「私たちが「リアル」と認識するものは何か」とうい問にも繋がっていく。
[more]
その基本的な部分は第四部でも共通だ。しかし、提示のされ方が微妙に異なっている。それは舞台装置としてのゲーム機(ナーヴギア)の変化という形で提示されており、それが同じ作者の「アクセルワールド」シリーズとの微妙な関係性も暗示している。
ゲームを新しく設定し、主人公のパラメータをリセットし、ゲームシステムについて一切情報を与えないまま、ゲームの中に放り込む。これまでの強キャラキリトくんとは違った展開だ。
さらに、これまでのシリーズでは、ゲーム内のプレイヤーは現実の自分の身体がどうなっているかを直接知覚できない設定になっていた。が、読者は彼らがどのような状態になっているかを知らされていた。今作では、それが途中から明示されていない。もちろん、そういう書き方なのだろう。ここら辺が非常にうまい。
あと、本の半分ぐらいに「オープニング」があるのが印象的である。FFの橋を渡ったところで感動的に導入されるオープニングを彷彿とした。
これまでも面白い作品だと思っていたが、ここにきて表現や構成の土俵が一段広がったような印象を受ける。自作が楽しみだ。
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1,5,6と読んで間がアニメで知ってる内容の短編だったのですっ飛ばして9巻目。
最初読んだ時はえ?え???どうなってんの?
と思ってたけど、なっがーいプロローグ読んで本編入ってようやく納得。(現実世界の和人がどうなってるのかはちょっと不明だけど)
そして長くなりそう…と思っていたらどうやら現状最新巻の16巻までこのゲームが続くとな…長っ。
早速次巻買って続き読みたい
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新章スタート。
ツギハギだらけのカコバナは面白くなかったんで、新しい物語が一から始まったのは大歓迎。
設定がうるさすぎるとは思うけど、一からしっかり積み上げていく姿勢は好ましく思う。
内容的には物語の序盤も序盤、ほんの導入でしかない。
ヒロイン不在だったり、そもそも主人公がコブツキだったりでイマイチ萌え方面に期待できないのが苦しいところ。
恋人・アスナというコブを抱えたまま、キリトがどうやってラノベの主人公をやっていくのか注視したい。
まあ主人公に明確な恋人が存在しても面白いラノベってのはいくつかあるけど、その域に達するためのハードルは高い。
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SAOシリーズ第9巻。
本巻から新たなストーリー《アリシゼーション》編がスタートとなります。
新たな仮想世界はNPCがプログラムではない「自我」を持って個々の生活を営む世界。
本巻は新章の導入部ということもあってか、世界の設定であったり、現実での技術原理であったりと説明部分が多いです。
その点、とっつきにくいと感じる人も多いかもしれません。
自分はゲームの世界設定などを読むのも好きなタイプの人間ですので本巻も楽しく読むことができましたが、何はともあれまだ序章。
今後、仮想世界「アンダーワールド」でキリトがどんな活躍をするのかを楽しみにしたいと思います。
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現実世界のキリトのピンチがどうなってるのか気になるところではありますが……。
新しい仮想世界の雰囲気がゲームではなく、ファンタジーの世界(西洋的)で良い感じでした。
私自身、ゲームには疎い方なのであまりゲーム要素のないこの話は読みやすかったです。
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SAO新章、アリシゼーション編スタート。
とはいえこの巻はほぼまるまる序章と言っても良い展開。キリトの戦闘シーンはほぼ無く、代わりに多数の謎が散りばめられている。
これまでは自分の意志でVRMMOの世界へ行っていたキリトが、今回初めて自分の意志とは無関係のところで放り込まれることになる。つまりキリトにも、何故この世界に自分がやってきたのかが分からない。
そんな中、相棒ユージオとスタートさせる冒険の旅。
この先どんな謎が明かされていくのか、非常に興味深い。
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最新のこのエピソードは,まずもって取っつきにくい。出だしはキリトが出てくるものの、まるで別の世界の話である。しばらくしてから、これまでのエピソードとのつながりが始まるのだが、そこまで読み進めるのにかなり忍耐力が要る。
私は最初のエピソードを飛ばして読んでいたが、とりあえず意を決して最初から読み始め、慣れ親しんだ今までのエピソードの部分も再読し、次のパートに進んだ。ここでは今までの二つの話がつながった展開になっていて、ようやく落ち着いて、また興味を持って読み進めることができた。ここから先は早かった。
やっとこのシリーズに面白みを見いだせた。しばらくつきあってみるか。
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前までの流れを一新。新たなストーリーの始まり。
導入部から突然今までのオンラインゲームっぽさが皆無な世界から始まりますが、読み進めていくと要所要所で今までのSAO、ALOの"単語"がちらほら垣間見ることができ、今まで読んできた各世界の知識を持って今作を読むことで、未読よりも若干踏み込んだ地点から作品を見ることが出来ると思います。
ただ、GGOの奴がまさか今作で登場するとは思いもよらず、またその登場人物によってキリト君があんなことになってしまうとは思いませんでした。
よって、今作を読む前に最低限でもGGO編の5・6巻はほぼ必読でしょう。
最終的な総評としては、ところどころ若干の難読性(例の用語のキリト君の解説のような意図的なものも含めて)もありますが、結果としては★×4の作品とさせてもらいます。
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「RATH」(ラース)という企業が開発したあらたな装置をつかって仮想現実の世界に入り込んだキリトは、ルーリッドの村で木こりを「天職」とする少年ユージオと出会います。彼は、村のはずれにそびえる巨木「ギガスシダー」を切り倒すために、くり返し斧を振るいつづけるというしごとをこなしていました。しかしキリトと出会ったことで、彼のなかにすこしずつ変化が起こり、二人は強い友情で結ばれるようになっていきます。
一方、現実世界では、「死銃」事件の犯人のひとりであり、事件以降も警察の捜査から逃れつづけていた「ラフィン・コフィン」のメンバーだったジョニー・ブラックが、キリトを襲撃し、彼は意識をうしなってしまいます。
この巻より、長大なアリシゼーション編がスタートします。ファンタジー世界で一見したところ徒労にも思えるしごとに従事しつづける住人が登場する世界観などは、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を思わせる設定ですが、この世界の異分子であるキリトの登場がきっかけとなってはじまった冒険を通じて、仮想世界における人格とはなにかというテーマがあつかわれています。
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まさかの次世代機編。
というわけで長大編の冒頭は、ある意味ベタすぎるほどのファンタジー冒険譚。これまでのノリを振り切って、ゴブリン倒すだけで盛り上げてくるのは流石であります。
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新シリーズ開始。現実社会のキリトは死亡したのか、停止状態なのか・・実験絡みで迷い込んだ世界は加速世界の可能性あり(笑)ともあれ謎を含んだアンダーワールド、基本的に懐かしきSFファンタジーの要素が多い。楽しみだけど、今回は序って感じで展開が遅い。ユイちゃんも登場しないし(笑)パターン化してる王道を崩さずに工夫を加えて楽しませようとしてるってとこかな。むしろ、組み合わせ?まぁ、先が面白ければいい。
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最新シリーズ一気買いの一気読み。
中ページの見開きカラーが壮絶に美しく、切ない。郷愁を誘うのは普遍的なイメージだからなのかなあ。
正直キリト君ばっかり大変な目にあって警察や政府は何してるんだ?と思わなくもないですが今回のお話は仮想空間での彼の適応性を買われたバイトから発生しているので仕方ないのかなあと思ったり。
正直あちらで目覚めた彼が本人なのかコピーなのか最初のころドキドキしました。だってリアルの和人君が居なくなっちゃったらアスナちゃん泣いちゃうもんね。
それにしても自分と同じ記憶と思考回路をもつドッペルゲンガーならぬ知性があると本人を本人たらしめる存在意義とか証拠って何だろう?
そんなことを考えました。
そしてどこへ行ってもキリト君は相変わらず。人タラシですな。
そしてアスナちゃんが可愛くて可哀想。頑張れ!
Posted by ブクログ
新章突入しました。
序章ということもあり、
始めはわかりにくいしとっかかりがなかなかつかめなかったりと、
新しい設定を説明するには仕方ない部分が目立っていたような。
しかし、だいたいの説明は終了したので、後はどうやって展開していくのか。
せっかくなので、今までとは違った物語の展開に期待しています。
Posted by ブクログ
ソードアート・オンライン9冊目。
キリト少年が、アリスとユージオと言う名の少年少女と幼馴染みと言う設定から、話が始まる。その世界は、キリトがバイトしているラースの中での出来事。
シノンとアスナに工ギルの店で会ってバイトの話をした帰り、事件が起きる。
新シリーズ序章。
唐突に設定が変わるのでかなり混乱します。
序章なので仕方ないのかもしれませんが、説明が長すぎ少々辛かったです。
この先、楽しくなってきそうなので、期待しています。
Posted by ブクログ
アリシゼーション・ビギニング.
というわけで新章突入ですよ.
今度はアレだ.
プロローグでの説明がややこしくてよく分からなかったけど
要するに「ゴースト・ダイブ・システム」ということでいいんだろ?
脳の信号で五感をアレする今までと違って
魂で仮想現実へダイブするという.
で,またなんだかその世界に囚われてる感じのキリトくん.
なんだかなぁ~.
レベル1からのスタートでどうなるんですかね?
Posted by ブクログ
新展開に突入。
何だかゲーム感覚が薄れて異世界ファンタジーっぽくなったり、その一方で現実世界側では小難しい話がチラホラと。
8巻までのSAOが好きという人には取っつきにくい感じもあると思います。
せっかく「ゲーム」がメインの話なのだから、登場人物がもっとゲームを楽しんでいても良いんじゃないかと個人的には思うのですが…。