【感想・ネタバレ】ソードアート・オンライン5 ファントム・バレットのレビュー

「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。

この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。

とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!

また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。

とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!

現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?

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Posted by ブクログ

新たなMMOで新たなヴィジュアルを手に入れたキリトが美少女でw そんでまた無自覚に女の子をたらしこんでる。でも、そんなキリトさんに愛。

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2013年02月10日

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アニメを先に見ていたのでシーンが想像しやすかった。
来年でアニメ放送からもう10年なのがなんか感慨深い。

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2023年12月17日

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ネタバレ

今までのヒロイン(アスナやリーファ等)はマイナスな部分は背負わせてた部分があったりするのよね
勿論共有するし支えるけどアスナも後に作品内で後悔してるように肝心な重い部分はキリトに背負わせてしまったと後悔を見せてる(アニメとごっちゃの可能性も)
しかしシノンはほぼ同じ“傷”を持っていて共感性とでも言おうか、自分もそうだから相手の事もわかるって感じが好き

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2022年03月15日

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ソードアートオンラインの第5作目。今回は剣と魔法の世界ではなくガン、銃の世界。しかし、主人公キリトの武器はライトセイバー。今回の敵はデスガン。彼にBRMMOの世界で打たれると現実世界でも死んでしまうという事象のなぞを解くストーリー。

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2020年04月12日

Posted by ブクログ

1巻からほぼ一気読みしてるわけだけど、この5巻が一番面白かったかな。
これまでにあったわざとらしさやあざとさが減って楽しみやすかった、ような気がする。
シノンの抱える過去のトラウマをキリトの過去と重ねることでどうやって結晶させるのか、物語的にどう落とすのか、そのあたりを楽しみに読み進むことが出来た。
ただ、この巻での落ちはあんまり面白くなかった。
「強くなる方法を知ってるはずだ」と問われたキリトが「お前はその銃が現実に人を殺せると知って、それでもなお撃てるのか」と答えるシーンは唐突過ぎてよくわからない。
そりゃまあ読者はシノンの過去を知っているわけだから納得も出来るんだけど、何も知らないキリトがあの場面、あの流れであの台詞を言うってのは・・・あんまり自然とは感じられなかったぜ。
ついでに、BoB一回戦後のハプニングでとても戦える状態ではないと言っていたキリトが、何の描写もなくあっさり決勝進出してるのもどうなの?って気がする。
ありゃまあ、語られていないだけで、SAO時代の殺伐としたくらーいメンタルに逆戻りした暗黒キリトが当時の感情のままに対戦相手を斬りまくったんだろうけど、そこはちゃんと描写した方が良かったんじゃないかなぁ。
過去のトラウマに取り付かれ、痛々しくも荒々しく、戦いの中に懊悩するキリトを描いてからじゃないと、キリトとシノンの決着は形にならなかったと思うんだよねぇ。
だからそのあたりがちゃんと読みたかったってのが感想。
でもまあ、結末の演出がイマイチ俺の好みじゃなかったってだけで、先にも述べたとおりこれまででも一番面白いエピソードなんじゃないかなぁと思う。
続きにも期待。

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2014年11月25日

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2014/10/14
【好き】このエピソードを読みたかった。 ゲーム:GGO(ガンゲイル・オンラン)内で撃たれたプレイヤーが現実でも死んだ。 そんなことが現実に可能なのか調べてほしいと総務省:菊岡から頼まれ渋々ログインしたキリト。 そこで狙撃手:シノン(♀)と出会う。 誰かを守るためには誰かを殺さなければいけないといういきなり現れた運命の選択に振り回されるシノンとキリトの今後が気になりつつ、二人とも第3回BOB(バレット・オブ・バレッツ)予選通過で次巻へ。 日常と戦闘、メリハリがあって面白かった。

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2014年10月21日

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ネタバレ

ファントム・パレット編。
アルヴエイム・オンラインを経て現実世界へと期間することのできたキリトとアスナ。
ある日、キリトは謎の公務員菊岡氏によるアルバイトで、≪ザ・シード≫によってコンバートされたVRMMO、≪ガンゲイル・オンライン≫へと誘われる。
そこでキリトと出会った少女、シノンと≪死銃≫との戦いの幕が開かれる――――


つっかえつっかえではあったが、読み終われば次が気になって仕方がない。
詳しい話は『ソードアート・オンライン6』に記載

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2013年11月17日

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新展開。
最近のゲームや、オンラインゲームをしたことがないのに、これだけこのシリーズにのめりこむのだから、この作者はさすがだね。
リーファが出てこないのかな?
アスナは、あのシーンだけなのか?
シノンも良い感じ。
次巻に期待。

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2013年07月24日

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SAO新章。
今回は全くカテゴリーの異なるガンゲー・GGOへキリトが挑む。
単なる新たなゲームのクリアを目指すというストーリーではなく、キリトが抱える心の闇、SAOの過去が絡んでくる。
そして新たなヒロインことシノンも、同様に心の闇を抱えてGGOをプレイするひとり。このシリーズで陰のあるヒロインというのは珍しいけれども、GGOというゲームの雰囲気に馴染んでおり、ストーリー全体で見ても違和感がない。
その分、アスナの登場が少なくなってしまっているのは少し残念。
キリトの強さと無自覚の女たらしは本作も健在。

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2013年04月17日

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表紙を見て、このヒロインのヴィジュアルが一番好きだなあ、なんて思ってたら、まさかのキリト君でした。強くてカッコよくて、その上可愛いなんて、好きになるしかないよなあ。

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2013年01月28日

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正直、4巻まででまぁいいかな、と思ってたのですが、時間が空いたので買ってみたら……これがまたおもしろい。一気読みでした。

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2013年01月19日

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アインクラッドやALOとは一風変わった世界が舞台のファントムバレット編。
現実世界の朝田詩乃とGGO内のシノンの葛藤がこんなにも鮮明に描かれていたのかと驚きました。

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2023年01月29日

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正直、SAO、ALOと続く人命事件の問題から、この仮想ゲームが残っていくのは無茶があると思います。とはいえ、またこの世界の中で新しい事件を楽しめるのは有り難い。
作者さん、よくこの世界を考えついたなぁ、と感心します。

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2021年11月03日

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 現在、テレビアニメ第3期が放送中なので、長く放置していたソードアート・オンラインを再び読み始めようと思った次第。

 5巻は、ファントム・バレット編の上巻。
 GGO(ガンゲイルオンライン)のユーザーが、ゲーム内で撃たれると同時に現実でも死亡する事件が発生。キリトは、総務省の菊岡から調査を依頼されて、GGOへコンバートするというお話。

 今までは剣と魔法の物語だったところ、急に硝煙と油の物語になるところが、この小説の世界観の面白いところ。
 ファントム・バレット編のヒロイン、シノンは母親を守るために人を殺してしまった過去を持つ、陰がある少女。この少女の心の葛藤がなんとも言えない物語。

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2019年02月26日

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新キャラクター登場
そのキャラクタの背景がいろんな意味で重たい。
ゲームの世界観も暗いイメージ。

テンポよく読めるんだけど、ライトな展開はなかったな。

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2017年03月20日

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【ストーリー★★/キャラ★★/心理★★/情景描写★☆/没入度★☆】シリーズ第5巻。ガンゲイル・オンライン編。プレイヤースキルと装備が勝敗を分ける銃バトルの世界。のはずだが、その銃世界に主人公は「剣」で立ち向かう。過去にPTSDとなるほど心に傷を負ったヒロインが自分自身の弱さと戦い、またSAOでヒーローとなったはずの主人公もまた心の傷で己に縛られている。そんな二人は必然的な出会いをし、そして対決を迎えるのだが。。。 正直、前巻までと世界が変わりすぎていて、そのせいか気に入っていた情景描写がいまひとつ。まあ、この世界では表現しづらいとは思うのだが、期待したぶん残念だった。

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2015年01月03日

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ネタバレ

2014年7月より「ソードアート・オンラインII」として放送されているエピソード、ファントム・バレットの前編。

ネットゲームと繋がる形で起きる現実世界での変死事件についての調査協力を依頼されたキリト。
彼は事件を調査するためにSAOやALOとは趣の全く異なるMMOゲーム「ガンゲイル・オンライン(通称:GGO)」にアクセスする。

1~4巻とは世界観がだいぶ異なるゲーム世界での物語となります。こういった世界観も緻密に書けるのは「さすが」の一言に尽きます。

そして新ヒロイン・シノンは…。
正直、ちょっとキャラ設定に難ありかなと。心に闇を持たせる要素としての設定なのでしょうが、少々無理あるんじゃないかという印象が拭えずにいます。

兎にも角にも、続きが気になる展開。
早く6巻を読みたいと思います。

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2014年08月26日

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ネトゲ探偵キリト誕生。この話の転がし方は凄い。

ALO編にて、本当の意味でネットの世界から自由になったキリトだったが、再び彼の下に、ネットを超えて現実に牙を剥く事件の調査が依頼される。これまでの話は、この「ネトゲ探偵キリト」を誕生させるための前フリだったんじゃないかと思うくらいキマってますよね。

銃と硝煙の世界、SAO事件から続く因縁、キリトと同じ心の傷を持つ少女、そしてネットの世界から現実の世界を射抜く死の銃(デスガン)…全ての要素が見事ハマってキリトの新しい戦いを構築する。本編は、「SAOの蛇足」等ではなく、「SAOを次のステージに進めた」エピソードだ!

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2014年03月06日

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ネタバレ

ソードアートといいつつ、銃の世界での戦いを描く本書。
しかし、キリトのメイン武器は剣というw
そして途中まで、主人公ほとんど出てこずw
さらに言うと、キリトのハーレム感は今まで通りw
いやー、しかし引き込まれてしまうなー^^;

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2013年09月05日

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ソードアート・オンライン5冊目。
ALOを攻略しアスナを助け出す事に成功したキリト達は、平和な日々を送っていた。
そこへ仮想課という政府の機関から、オンラインゲームに関しての依頼が来る。
デスガンと呼ばれている容疑者は、ゲーム内でのモニター越しに撃たれただけで現実世界でもターゲットを死に至らしめていると疑われている。その事実確認を依頼されたキリトは、ガンゲイル・オンラインの世界ヘ出向く。

続きシリーズを意識してか、説明が少々多くなっています。前巻までのテンポの良さは、鳴りを潜めてしまった感じです。それでも十分楽しめるほど、面白いです。

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2013年05月11日

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ネタバレ

銃のオンラインゲームの話しで、どうするねんと思ってたけど、まさかフォトンソードとはおもわんかった。
SAOと絡めてきるのは予想外で驚いた。
けど、銃と剣とか燃えるスタイルだね。表紙を見れば分かった話だけど全く気が付かんかったよ

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2013年04月29日

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銃のオンラインゲームで黒の剣士キリトがどう戦うんだろ?と思っていたら。
まさかのライトセイバー!使いか。
マシンガンの弾も弾き飛ばすか?
フォースとともにあらんことを。May force with you, Kirito!

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2013年03月20日

Posted by ブクログ

プレイヤーたちが銃を手に戦う「ガンゲイル・オンライン」(GGO)というゲームの中で、「死銃」と名乗る人物に銃撃され、同時刻にプレイヤーが命を落とすという事件が起こります。キリトは、総務省の菊岡誠二郎(きくおか・せいじろう)という男から、この事件の顛末を聞かされ、彼の依頼でGGOの世界に飛び込みます。

キリトはゲーム内で、「シノン」というプレイヤーに出会います。彼女は、朝田詩乃(あさだ・しの)という少女で、幼いころに銀行強盗事件に巻き込まれ、そのトラウマを抱えていました。その後、二人はゲーム内の世界で開催される大会に出場することになり、二人の勝負がはじまります。

これまでのファンタジーの世界とは異なり、銃によるバトルが展開されることになりますが、ここでもキリトは「光剣」と呼ばれる武器を用いて、これまでと同様に彼が無双する展開となります。とはいえ、ストーリーがテンポよく進んでいくので、たのしんで読むことができました。

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2022年06月23日

Posted by ブクログ

またまた別のゲームへ。今回は「ガン」(銃)。

でも、主人公は剣(フォースの戦士が使いそうなやつ)を使うということで、一応タイトルは維持。で、銃を使う別の主人公(ヒロインというよりも、アナザー主人公という印象)を持ち出して、ゲーム感との整合性を取っている。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

綺麗に終わった感じの1巻からどうつなげるかと思ったらこう来たか〜と言う感じ。SAOからのつながりとしてはラフコフの線でまるっきり新しい世界へとダイヴする感じが面白い。それにしてもキリト君…可愛いなあオイ。

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2014年04月24日

Posted by ブクログ

うーん、ガンゲームは・・ファンタジーより一層馴染みがないので・・小説だと情景が浮かびません^^;
シノンがヒロインで、後半からキリノが絡んで参入。いまのところユイちゃんは出てこない。確かに1巻での殺人集団撲滅、及び罠にはめた悪役の消滅はわりと流された。現実の死に繋がる部分、そこをこのエピソードで区切りをつけようってとこかな。ただ、新キャラと言っても少ないし設定の紹介部分が多い。。次号に期待かな?

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2014年04月01日

Posted by ブクログ

 久しぶりに「SAO」シリーズ。相変わらず面白い!

 この巻から、舞台となるゲームタイトルが変更となり、またストーリー的にも4巻まで続いた一連の流れからは寸断されたものとなった。そのため、危惧していた「蛇足感」が垣間見られるようになったところは残念だが、そこはそれ、持ち前のストーリー性や描写によってグッと引き込まれる作品になっている。

 そして、相変わらずこのシリーズが提起する「オンラインゲーム」論はなかなかに面白みがある。たとえば、それを専門とした書籍(僕が読んだことがあるのだったら芦崎治さんの『ネトゲ廃人』とか)なんかよりもよっぽど「ナルホド」と思わせることが書いてあったりする。
 もちろん、したり顔でそんな「ご高説」をするというのは、ともすれば「イタい」かもしれないし、「中二」的なのかもしれない。しかし、そこに面白みやある種の含蓄があることを否定してはならないし、そういったことと「中二」的であることに共通点があるというのなら、僕は喜んで「中二」になろうとも思う。


【目次】
ソードアート・オンライン5 ファントム・バレット
あとがき
(イラスト/abec)

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2014年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局、銃の世界でも剣で戦う主人公。弱くなったといってもそれでも強い。そうでなくては、話にならないのだろうが。現実世界とのリンクが進んできており、心のケアが重要なテーマ。

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2013年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新キャラ、シノン。
これまでのキャラクターはだいぶ置いてきぼりな感じで。
銃での戦闘はこれまでと一風変わってまあまあ面白かったかと。
ただ専門的な名前とか説明とか、若干飛ばしてまったかなー(´ ` )

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2013年09月22日

Posted by ブクログ

政府の機関からオンラインゲームに関しての依頼があり、和人はガンゲイル・オンラインの世界ヘ出向く。

前作とはほとんど関係がないために、アスナの出番がほとんど新ヒロインのシノンに奪われてます(笑)。
そして主人公の最強っぷりは相変わらずで、気持ちよく読めました。

次巻でこの章には一区切りがつくと思うけど、メインヒロインなのでアスナの出番がもっと欲しい!

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2013年06月30日

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