感情タグBEST3
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一度、坂道を転がり始めたら、誰にも止められない道だと分かっているのに、「もうここで時間を止めて!」「もう打ち切りにして!」と叫びたくなるほどの感情がわいてくる。ついに、新選組の最期を飾るメンバーの「野村利三郎」「相馬主計」も入隊してきたし。確実に時代は新しい局面に向かっている。一瞬でもいい、総司がセイちゃんの事を「女性として愛している」という瞬間を見せて欲しいと願う。しかし、作者はいたって冷静な方なので、そんな乙女な妄想は実現せず、お互いの「武士」としての絆を確かめ合って終えそうな予感がしてならない。
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幕府側の分が少しずつ悪化しつつある予兆が垣間見える中、一時期快方に向かったかと思われる沖田総司の様態も急激に……。
てか、「労咳は恋患いや気鬱から発症するもの」ってお孝さん。
結核菌が発見される前とはいえ、当時の人の労咳への認知度ってそんなだったのかー、と。
そして沖田の現状がついに旧・御陵衛士の知るところとなる、が。
これは早く続きが読みたい!
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近藤さんの家に沖田さんを、と近藤さんが発案してくれるところが
近藤さんっぽい優しさでとても良いです。
斎藤さんは相変わらず恰好良い。
隊を抜ける理由欲しさに利用した、と謝るところも好きです。
子供たちについて、近藤さんが「新選組の未来を担う若芽」と評し、
先を見据えているところが良くもあり、切なくもなります。
土方さんの言うとおり、戦が始まればただの大荷物なわけですし、
戦は始まる訳ですから。
風光るの斎藤さん中々好きなので、天満屋が数コマで終わってしまって残念です。
斎藤さんとしては結構ピンチなシーンもあったはずなのですが。
でも「万が一にも死なせていたら俺が今生きてると思うか」の台詞は確かにとても恰好良いです。
田村銀之助が、かなり特別扱いで描いているので
箱館戦争を見据えているのかなという印象。
島田魁さんポジションでセイちゃんを台場へ行かせる予定なのでしょうか。
箱館病院へ、というのも有り得そうです。
つくづく食えない男である、と慶喜を比較的持ち上げた描き方をいつも風光るはしている印象なのですが
その割に理由付けや恰好良い描写は無く、
淡々と史実通り進んでいっている感じがします。
武士身分なんてくだらない、手に入れたからこそわかる
そんなものが武士なら俺は生涯一新選組隊士でいい
という土方さんの台詞も中々好きですし
やっぱり箱館へのフラグなのかなと思いました。
でしゃばったって近藤さんに謝るところが特に好きです。
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総司とセイの夫婦感、いいね〜。
でも病状は刻一刻と重くなってきてるし
戦の気配もどんどん濃くなってきてるし…
どういう幕引きするのかなぁ。
幸せになって欲しいなぁ。
そして斎藤先生よ…!!
Posted by ブクログ
新撰組を舞台たした歴史少女マンガの37巻目。
油小路の惨劇の余韻から始まり、伏見移転までが描かれています。
歴史上の殿様たちの絵が資料から模写されたような形になってきていて、みなもと太郎の「風雲児たち」のようにオリジナル化、漫画的デフォルメがされていないのが残念です。
歴史の流れには忠実でさらに激動に巻き込まれていくドキドキ感と、セイと総司の顛末の予兆らしき雰囲気がでてきて、ドラマ的には面白くはなってきました。