【感想・ネタバレ】風光る 32のレビュー

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Posted by ブクログ

主に沖田の縁者と御陵衛士の諸々と近藤さん旗本にーの3本立て。

沖田の縁者のエピソードが、なるほどそうくるかという。わたしはけっこう好き。しかし、ますます着地点がわからなくなった。セイの存在は最後どう落とし前つけるんだろう。

御陵衛士は前巻に続き、風光るの平助はわかーいなー。新撰組を抜けて、ますます勤皇思想に染まっていくでもなく、張り切るでもなく、ただ無邪気に新しい環境を楽しんでいるような。
伊東を慕っている描写しかみられなけど、このまま油小路を迎えると思うと平助が可哀そうすぎると思うのは、平助に幻想抱きすぎだろうか。せめて自分の志に殉じる、という部分が垣間見えればよいのだけれど。

新撰組内も時代も沖田の咳も、どんどん不穏な雰囲気になっていくのに、神谷と沖田の仲は加速していくかんじがもう…。お上手だなあ。儚いものが好きだ。

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2012年10月02日

Posted by ブクログ

あぁ、小花さんのくだりが「こうきたか!」って気がしました。史実とどう繋げるのかなぁと思ってたところの一つだけど、このあとのことを考えるともう切ないです。
確実にまた油小路の変とかその後とかもうほんと目の前まで近づいてますね。
それは別として、今回は特にセイちゃんと総司が微笑ましくて好きです。

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2012年07月23日

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ネタバレ

小学館系のコミックスはほとんど買わないため、チェック漏れで31巻を買い忘れたまま購読してしまいました。…ので、最初は「あれ?」となったのですが、雰囲気や説明から、何があったかはおおよそ見当がついた為、気にせず読めました。相変わらず、丁寧に描かれています。(明日、31巻探してきます…)

物語としては、伊東氏が御陵衛士を立ち上げてすぐ位…知っている人間からすれば、油小路の変へと歩み寄り、緊迫していく頃……なのですが、まだそこまで切羽詰った状態でもなく。
恋愛指数は上がり気味で、だからこそ切なく思えるのは、今後の歴史的な展開を憂うせいでしょうか?
一部、暗躍している人間もいますが、きな臭さが恋愛色の強さで紛らわされているような、そうでもないような?
……その辺りのバランスが絶妙というか、ある意味そういう風に意図を持って描かれてるんだろうなと、感心してみたり。
最初はウザいだけだった中村も、最近は憎めないキャラとしてそこそこ愛着が出てきたので、死なないでくれるといいなと思うのですが、どうなるのでしょうか?
今後の展開から目を離せません!

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2012年07月14日

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まるこ先生さすがです。
じわじわと、敗者への道が動き出していますね。
今後どう描かれていくのか期待です。

沖田氏縁者のお話はなかなかでした!

こんかい私の好きな斉藤さんは出番が少ないですが、重要なところはしっかり掴んでいる。できる男!

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2012年07月13日

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ネタバレ

ここまであからさまでいいのか、ラブラブっぷり!鬼副長の邪魔は入らないのか!勝ちゃんと喜び合うので手一杯か!
斉藤さんの「胸毛に怯んだ」は大爆笑♪

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2012年07月05日

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この罪深い生き物こそが“私”なのだと
ならば私はその罪を償いながら生きるしかない
己を許すのと同じ様に他人の弱さも醜さも
すべて許せる大きな人間になるのだと

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2012年07月03日

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そういや、これは少女漫画だったんだよね。
セイちゃんは女の子なんだよ。
という前提をがっつり再確認させてくれました。
二人の関係もここまできたのか。
セイちゃんも総司も大人になったなぁ。

と同時に、歴史の大きな流れも
新選組の終焉に向かって轟々と流れているわけです。
ついに、あの事件が起きてしまうのですね。
作者さんには史実をしっかり描き切ってほしい。
そう思うと同時に、
こんなに一生懸命に生きた人々を
少しでも長く見ていたいと願わずにはいられない。

初めて『燃えよ剣』を読んだ時の感覚。

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2012年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時間がない時に出る新刊。息抜きと称して感想まで書いてしまう私…。いいじゃない好きなんだもの!  なまじ史実を知っているだけに、連載ものに多い「続き気になる~!!」感は薄い。薄いものの、「沖田縁者」の墓のくだりとか、五郎の…うん、諸々の経緯とか、本当に上手いこと繋げるな~と思ってしまうのでした。何年もかけて伏線回収って、すごいなあ…。山田風太郎とかもそうだけど、歴史を下敷きにして物語作るのってどうしても「敵」が多くなりそうなものだけど、そういう作品の作者さんっていつも実に楽しそうでエネルギッシュ。だから読んでてとても気持ちいい。ほいでもって今巻は土方さんの「やったな近藤さん!!」の表情が素敵すぎました。次巻も楽しみ!

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2012年06月27日

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ラブラブぅ〜!!
でもそろそろ不穏な空気が…。この作品は長く沖田さんの元気な姿が見れることなのにぃ〜!!

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2012年06月26日

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沖田先生とセイちゃんがラブラブすきで、これからのことを思うと辛く思えてきます。。。
小花さんのこと、もしセイちゃんがいなかったらずっと石のまんまだったかかもしれないですよね!とにかく二人の進展もありつつ、新撰組の動きも大幅にあった巻だったと思います。ドキドキして読みました。

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2013年01月01日

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中表紙?表紙をめくった最初にある絵がすごく好きです。
毎回いいけど、この巻の沖田さんの表情がいいです。
こんなシーンが本編でもあればいいのに。
それと、斉藤さんとの「余すところなく吸ってやった」絵も、見てみたかったかも(笑)

ストーリーは、ラブとシリアスをとりまぜて。
後半は、新撰組に残された伊東派の人々が、
だんだん不穏な空気に。

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2016年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻から、如何にも少女漫画な展開やストーリーが多いのが苦手。
ただ、それも物語の残り具合を考えると仕方ないことだと思う。

もし史実を知らない方がいらっしゃればこの先の展開の
ネタバレになってしまうのであまりはっきりと語ることは避けようと思うが
数ある新選組ネタの創作物で、私はこの風光るの藤堂さんが
一番好きである。
兎に角真面目で愛されていて、というのは時々描かれるが
屈託なくて子供のようでいて非常に男らしいという要素があるのが
とても良いと思う。
なんと言ってもこの時代、新選組においてあの時点まで生き残ったというのは
やはりそれだけの実力の持ち主ということだろうし
その辺りを、お悠ちゃんの時などにさらっと取り上げて描かれてある。
それだけに、なんの裏もなく斎藤さんに話しかけている藤堂さんの笑顔を見ると
この先を思うととても辛くなってしまう。

斎藤さんが土方先生のことを、「見かけより脆い」と言っているが
全くそのとおりだと自分も思う。
意外と鬼副長の部分しか描かれず、多摩にいた時は違ったんだよ
という言い方しかされないのが不満なので、鬼を装っているという
風光るの設定は、史実に非常に近いのではないかと個人的に思う。

小花さんのエピソードは非常に痛い。
単純に彼女が気の毒だというのもあるし、おかあさんたちが
親身になって沖田さんに会ってやってほしいと思うのも切ない。
しかし何よりも、この前フリでは『小花さんのせい』にしてしまうのだろうか?
そうなったときのセイの後悔やいろんなことを考えると非常に心苦しい。

「割り切れ」と言ってくれる相田さんがとても恰好良いし
男らしく、また仲間とはこうしたものか、と思わせる。
一言だが、彼の人柄だけでなく一番隊はどのような関係性だったのかを
悟らせてくれるエピソードだと思う。

縁者として葬られた女性がいるのは史実で
それについてはいろいろな歴史家が様々な説をあげているが
娘がいた説をユキちゃんとしたのには非常に感心した。
だが、小花さんを縁者として葬った、ユキちゃんを養女にした訳でもなく
というのは、個人的には少し納得がいかなかった。
そこまでするだろうか、そういうやり方でやるだろうか?
というのが自分の感覚だった。
確かにありえないことではないとは思うのだが。

ここにきて中村五郎が随分と成長し男らしく描かれるようになり
それが原田さんなど新選組の諸先輩たちの影響、とするところが
なんとも良いような切ないような。
佐野たちの”死ぬ覚悟”が薄っぺらに聞こえたのは
原田組長がいざという時は本気で
自分の選んだ仕事に当たり前に命を懸けることを知っているから
というのは非常に胸が熱くなる言葉。

ここまで茨木とふたり、伊東への忠誠心を描いておいて
史実にどう合わせるつもりなのか楽しみなところ。

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2012年07月17日

Posted by ブクログ

いよいよ油小路の変に向けて動き出す命運と、総司の体調変化が現れ始めたくだり。神谷との仲は順調?だけれど、いかんせん彼らを取り巻く状況が悪過ぎる。中村もどこかで心変わりをしてくれないかと思ってはみたものの、多分ダメなんだろうなあ。脱走はしなさそうだけど。茨木についての記憶が曖昧だけれど、彼も処刑組じゃなかっただろうか…何にせよ、隊としては非常に大きな動きが控えてるところ。

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2012年07月06日

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ああ、幸せが気に入らないっていうのは罪人だな…とおもう32巻。斉藤さんのくだりだけがよかった。斉藤さん、不憫。新撰組の展開もすこーしずつだけれども動いてきた。ちょっとだれてきたのでもう少しサクッと進んでほしい。

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2012年07月06日

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総ちゃんは、あれだね。女に幻想を抱きすぎだね。で、自分に対しても潔癖性すぎだね。自分に手に負えない問題が、方がついて良かったじゃんか。無理だって、あんな伝染病末期な人抱けないっつの。ホッとしてなーにが悪いのだ。まぁ、多少の罪悪感はあるかもだけど、愛してる人じゃないんだから、あーホッとしたーでいいんだーって。誰にでも優しくってのは、だだの優柔不断ですよ、優しさではありませんよ?てか、労咳末期の人んとこ行っちゃダメじゃん!!死亡フラグじゃん!ばかもの!!あぁぁぁ、クライマックスの幕が上がっちゃった。やだよーやだよー、てか小花さんの呪いだったのかorz

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2012年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小花さんが出てきてその病状が労咳と分かった時点で「ああ…」となった。だから「あああ、会いに行っちゃったかあ…」と思ったりした。そしてここにこう繋げてきたかという。

いろんなところがざわついてきた。

けれど、セイと総司の関係はやっぱり嬉しかったな。あれってただ抱きしめられただけじゃなくて口吸われてたのかしら?どうなんだろう。

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2012年06月27日

Posted by ブクログ

少し進んでる!???

マルコ先生の描きたいことも判るんだけど、だんだん読むのが面倒臭くなってきたというのが本音です。
セイちゃんと総ちゃんの仲も公認も公認で、一番隊内では前途明るい雰囲気を醸してるけど、当の本人たちの理屈がいちいち面倒。
もう分かったから普通に幸せになんなよって思うんだけど、それは武士らしくない考えなんだろうか?

沖田先生の馴染み妓とか、セイちゃんがお世話になった尼僧とか、なんだか変態な絵師の女房とか、近藤先生のお妾さんのこととか、はたまた坂本龍馬とか。
エピソードの数が多すぎて、いろいろ忘れてしまうのが今一番の問題。

て、絵師の女房っていうのと尼僧が同じ人だったっけ!???(←

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2012年06月26日

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ネタバレ

新撰組少女ロマンマンガの32巻目。

史実的には新撰組が幕臣に取り立てられる1867年春から夏にかけての話。
本巻では物語は大きく動いていないが、油小路の惨劇やその前の悲劇に向かって、着実に時が流れて行っています。
また、本巻では沖田の結核についての物語上の新説が描かれています。
マニア向けなエピソードや解釈もうまく盛り込みながらゆっくり丁寧に筆が進められていることはさすがです。

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2012年07月29日

Posted by ブクログ

ちょっとずつ、ちょっとずつ、総司とセイの気持ちが繋がりはじめてほわほわした気分になる。
可愛いなぁ可愛いなぁ。

内部分裂や総司の発病などここからはどんどん暗くなっていくんだろうなー。
心して待たねば。

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2012年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気がつけばもう32巻か…。
終わりまで付き合うつもりだけど、長いなぁ。

でも、今回でようやく沖田のあれが…。

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2012年07月03日

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