伴想社作品一覧

  • 吉祥寺の小さな画廊の物語
    -
    本書は、吉祥寺にある小さな画廊「アートギャラリー絵の具箱」がどのようにして生まれ、歩んできたのかを中心に描く物語である。そして、画廊主であり美術講師でもある著者が半生を振り返り、アートの素晴らしさ、きらめく作家たちとの出会い、美術教育の本質、アール・ブリュットの意義などを語る自叙伝でもある。美術・芸術に興味がある人、アーティスト、美術教育関係者など、アートに関わろうとするすべての人にぜひ読んでいただきたい一冊である。また、著者が実行委員として運営に参加したアート作品展「武蔵野アール・ブリュット」をはじめ、著者が愛する吉祥寺に関するエピソードも盛り込まれている。吉祥寺に興味がある人にもおすすめしたい。
  • 中国のビジネスリーダーの価値観を探る
    -
    1巻990円 (税込)
    著者がかつてCEIBS(China Europe International Business School=中欧国際工商学院。上海にある中国のトップビジネススクール)で若き日の超エリート中国人と本音で語り合った1年半の記録。 ※本書は、2005年10月にアルクより刊行された『上海のMBAで出会った 中国の若きエリートたちの素顔』を改題し、一部再編集して新たに出版したものです。 ●「復刊によせて」より抜粋:2005年当時の“若き”中国人エリートたちは、中国ではまだ珍しかったMBAを取得し、英語を自在に操り、若くしてマンションを購入していました。2015年現在、同級生たちの多くが企業のCEOや幹部になり、中国のビジネスリーダーとして活躍しています。 中国のビジネスを実際に動かしている彼らのようなエリートと仕事をしていて、相手を理解できずに苦労している方も多いのではないでしょうか。本書をお読みになれば、若い彼らが見せる正直な言動を通して、現在の彼らの本音や行動原理が見えてくるはずです。 ●「まえがき」より抜粋:この学校は外資系企業や大手国有企業の出身者、元経営者、高級官僚の子弟が入学する、超エリート集団でした。同校初の日本人留学生として彼らと寝食を共にし、時には歴史認識問題、反日感情などについて大激論を交わしたことで、ようやく彼らの素顔や価値観を知ることができました。
  • 躑躅の思い出――中国語六十年
    -
    会社員を経て大学の中国語教師に転身し、NHKテレビ中国語講座(中国語会話)の講師を20年にわたり担当し続けた著者が、60年以上に及ぶ自身の中国語人生を振り返る。中国語教師としての著者の豊富な教学経験に裏付けられた、初学者に対する効果的でユニークな中国語教授法の紹介や、大学の中国語教育に関する問題点の指摘などは、極めて示唆に富む。1979年8月から1年半、著者が上海・復旦大学に研究留学をした際の記録など、当時の中国の様子をうかがい知ることができる貴重な資料も収載している。著者は他に例を見ないほど長くNHKテレビ中国語講座の講師を務めたが、その経験を通して得た知見も紹介。中国語に興味があるすべての人に読んでいただきたい一冊である。

最近チェックした本