opus作品一覧

  • セブン opus2~古い街の密かな死~
    3.5
    上野公園の不忍池から、子供の手首が発見された。唯一の手がかりは人差し指付け根に残る骨折の痕。M署の刑事・如月七と相棒の土橋は、被害者がシングルマザーに育てられていた少年であることを突きとめる。さらに消息不明の母親が偽名を使っていたことが判明して……。母子に何があったのか? 謎が謎を呼ぶ展開と息づまるサスペンス。人気シリーズ第2弾!
  • OPUS 《完全版》
    完結
    5.0
    全1巻2,640円 (税込)
    連載漫画『Resonance』の佳境を迎えた漫画家・永井力は、悩んだ末に主人公リンの死をもって物語を締めくくることとした。 だが、原稿用紙の奥から姿を現したリンにその原稿を奪われ、力自身もみずからの描いた漫画の世界へと引きずり込まれてしまう。 そこで出会ったヒロイン サトコとともに、自分の考えた設定に翻弄されながらも謎の超能力者「仮面」と戦う力。 作者にあらがう登場人物たち。 やがて力にとっての現実世界と作中世界の境界線が崩れてゆく中で、力は「作者は作中世界の神たりうるのか」を自問するのだった---。 隔週誌「コミックガイズ」で、1995~96年にかけて連載された長編漫画『OPUS』。 アニメに専念するようになる直前の時期に書かれた、「漫画家としての今 敏」の集大成であり、 後年の映画で追及される「現実と虚構」のテーマの出発点ともなった作品ですが、掲載誌の休刊にともない未完のまま終わりました。 しかし、2010年の作者急逝の後に“幻の最終回”の原稿が発見され、徳間書店より上・下巻で単行本が刊行されました。 本書は、単行本の巻末に今監督の全作品を手掛けたプロデューサー・丸山正雄氏のインタビューなど新規要素も併録し、 1冊にまとめた《完全版》となります。
  • KON’S TONE 「妄想」の産物
    -
    1巻1,870円 (税込)
    アニメーション監督・今 敏が生み出した長編劇場作品は、全部で4作。 テレビシリーズはただ1作。WOWOWで全13話が放送された、2004年『妄想代理人』のみとなります。 没後10年となる2020年、『妄想代理人』の企画&製作過程での日常や非日常的事件、映像クリエイターとしての創意や葛藤や発見をつづった『KON'S TONE 「妄想」の産物』を刊行することになりました。 突然現れた謎の通り魔「少年バット」。折れ曲がった金属バットを片手に、目深にかぶったキャップで、ローラーブレードを駆って参上する神出鬼没の存在。 ゆるふわなキャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子が最初に襲われて以来、まるで増殖するかのように出没をかさねることになった「少年バット」と、それに襲われたり、巻き込まれたりした人々を巡る、様々なテイストのエピソードでつづられた破格のサイコロジカル・エンターテインメントが『妄想代理人』、全13話です。 『妄想代理人』 原作・総監督=今 敏/シリーズ構成=水上清資/キャラクターデザイン=安藤雅司 色彩設計=橋本賢/撮影監督=須貝克俊/編集=瀬山武司/音響監督=三間雅文 音楽=平沢進/アニメーション制作=マッドハウス/製作=「妄想代理人」製作委員会 本書は、『KON'S TONE 「千年女優」への道』の続編ともいえるタイプの書籍です。 『東京ゴッドファーザーズ』完成前の時期に、なぜテレビシリーズを立ち上げようと思い至ったか。『妄想代理人』制作から遺作となる『パプリカ』へといたる縁。作品内容・作画演出手法についての自己解説、製作現場のルポルタージュまで--- 今監督の生前からオフィシャルサイト【KON'S TONE】で公開されていたテキストを、多くの絵コンテページも収録し、初めて書籍のかたちにまとめました。 創作者の内面、アニメーション制作の現場など、ファンというだけでは知りえない貴重な情報、ものの見方が横溢した貴重な一冊です。 ▼著者プロフィール 今 敏(こん さとし) 1963年10月12日生まれ。北海道出身。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒。マンガ家、アニメーション監督。 大学在学中の1985年、ちばてつや賞を受賞し、マンガ家としてデビュー。マンガ作品としては『海帰線』、『ワールド・アパートメント・ホラー』、短編集『夢の化石』(以上講談社)、『OPUS』上・下巻、『セラフィム 2億6661万3336の翼』(以上、徳間書店)がある。 1990年以後、劇場用作品を中心に、美術設定やレイアウト担当としてアニメーションの世界でも活躍。1998年には、映画『パーフェクトブルー』で初監督。その後、2002年『千年女優』、2003年『東京ゴッドファーザーズ』、2006年『パプリカ』を発表し、世界各国の映画賞を受賞。また、2004年には、TVアニメ『妄想代理人』を、2007年には短編アニメ『オハヨウ』を制作。 2010年8月24日永眠。享年46歳。
  • 必修魔術論
    -
    本物の魔術を修めんとする、選ばれし者へ 人生の真意を探る鍛錬〈大いなる作業 magnum opus〉の真髄がここに―― 現役魔術師による確かな経験と実践に基づく正統的理論書。クロウリーの魔術体系と伝説の聖典『法の書』に挑み、魔術師をめざす全ての者のための深遠なる基礎概論。 【目次】  序章 第1部 〈預言者666とセレマの黙示録〉 第1章 世紀末の獣 アレイスター・クロウリーの伝説 「黄金の夜明け」参入 東洋と西洋の秘儀研鑽「銀の星」団結成 「東方聖堂騎士団」参入 20 世紀最大の魔術師とトート・タロット クロウリー以後の魔術界 オカルト・リバイバルとセレマの発展 第2章 『法の書』の啓示 『法の書』伝授とその背景 『法の書』の主要メッセージ 『法の書』とセレマイト 第3章 新時代(アイオン)の魔術とホルスの時代の秘儀参入 時代(アイオン)の概念と『法の書』以後の魔術的世界観の変革 「秘められた神」と「真の意志」 ホルスの時代(アイオン)と子供の術式 新時代(アイオン)の救世主と筆記者アレイスター・クロウリー 第4章 「銀の星」団と「東方聖堂騎士団」 「銀の星」団の魔術カリキュラム 「東方聖堂騎士団」の位階制度と中核的儀式「グノーシスのミサ」 21 世紀の「銀の星」団と「東方聖堂騎士団」 第5章 新時代(アイオン)の修業体系と「大いなる作業」 錬金術のセレマ的解釈 黒化 腐敗「聖守護天使の幻視」 白化 啓発「聖守護天使の知識と会話」 赤化 昇華「深淵横断」 第2部 〈戴冠する獣と魔法の杖〉 第1章 魔術の再生 実践的魔術の基礎 魔術の定義 その普遍的定義と新時アイオン代の定義 「黄金の夜明け」団の魔術と新時代(アイオン)の魔術の共通点と差異 実践魔術の代表的技法とその目的 第2章 アレイスター・クロウリーと儀式魔術 カバラと万物照応 『七七七の書』の活用、儀式魔術と霊視 クロウリーとゲマトリア セレマ魔術特有の用語とその数値的分析 新時代(アイオン)の魔法円と神殿 魔法武器とその象徴的意味 セレマの主要儀式一覧と解説 ホルスの時代(アイオン)の儀式魔術総括 第3章 アレイスター・クロウリーと神秘主義 クロウリーと8段階のヨーガ 『道徳経』『易経』―中国の体系の影響 仏教の影響―無我、四聖諦、八正道、涅槃 イスラム神秘主義とその影響 タントリズムとクロウリーの性魔術 第4章 魔術の実践的アプローチ 魔術実践のための基礎的考察―検討すべきポイント 初学者のための基礎訓練カリキュラム ソロ魔術師と結社所属魔術師の相違点 必須参考文献紹介  終章 附録Ⅰ 『OZ の書』セレマイト宣言書 附録Ⅱ 用語解説 附録Ⅲ 参考文献一覧

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