鳥居川作品一覧

  • 信濃夷が残した地名と神社
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    1巻550円 (税込)
    奥信濃には、中世まで夷が暮していました。その証が謎の地名や産土の神です。その謎に迫ります。 長野県の北部に暮らしていた夷は14世紀末に滅びました。(『小川郷昔記録』小川村誌)本書は、奥信濃の山や川、産土の神は夷の人々が名付けたものと考え、縄文語に近いとされるアイヌ語で、謎の多い北信5山の名前や川、湖の謂れを解いています。併せて、古い社の神々の来し方を探っています。例えば、“妙高”は、峰が多い山で、“千曲”は、我ら渡る所、“十二神社”は、先祖を祭る神様であることを解説しています。 【目次】 はじめに 第一章 奥信濃の山々 1 北信五山 2 夷が名付けた奥信濃の山々 第2章 奥信濃の夷と河川 1 千曲川 2 犀川 3 裾花川 4 浅川 5 土尻川 6 夜間瀬川 7 百々(どど)川(がわ)と松川 8鳥居川 第3章 奥信濃の湖沼と滝・崖 1 野尻湖 2 大座法師池 3 大池、猫又池、蓑ケ谷池 4 苗名(ないの)滝(たき) 5 十三崖 第4章 夷が名付けた縄文地名 1 ア行 赤生と小川 他 2 カ行 柏原 他 3 サ行 信濃 他 4 タ行 高井 他 5 ナ行 次(なむ)木(き) 他 6 ハ行 飯米場(はんめいば) 他 7 マ行 水内(みのち) 他 8 ヤ行 夕日と夕立 9 ワ行 若槻(わかつき) 他 第5章 縄文語(アイヌ語)で語る夷神社 1 十二神社 2 宇木(うき)神社 3 妻科(つましな)神社 4 小川神社(武部(たけぶ)八幡宮) 5 守田神社 6 御射山神社 7 風間(かざま)神社 8 戸隠神社 9 仁(に)礼(れ)神社 10 小坂(こさか)神社 11天白(てんぱく)の神 12虫倉神社 あとがき 【著者】 神谷真 1943年長野県生まれ。法政大学卒、東京都、宮内庁を経て神奈川県勤務、元神奈川県立図書館長、著書『夷が暮らした虫倉山の物語』、『解き明かされた謎の縄文地名』、『空蝉の旅立(猫の寄り合い)』、『三浦半島と鎌倉の縄文地名』他

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