清水一行 大物作品一覧

  • 大物 相場師の巻
    1.0
    十三人兄弟のちょうど真ん中。菅原忠は、九州の片田舎から、弁護士になるという大望を抱いて上京した。とりあえず警官になった彼は、ひょんなことから米店の一人娘と結婚する羽目に。“大金を儲ける”ことに目標変更。時は日本経済大激動の昭和22年。勉強家で、動物的な勝負カンの持ち主の彼は、相場師としてたちまち名を成してゆく。痛快無比の企業成功小説(ビジネス・サクセス・ストーリー)。
  • 大物(第二部 独眼流の巻)
    -
    〃大物への道〃を目指し、忠は社員わずか三人の紅葉川証券で、兜町人生のスタートを切った。彼のはる株はおもしろいように当たり、〃独眼流〃を名乗って「株式新聞」に書く予想記事も、たちまち兜町の名物となった。酒、女と、男の修行を積む忠に、大物にのし上がるチャンスが来た! 昭和25年朝鮮戦争勃発。売りか、買いか。独眼流、勝負のときである!
  • 俺は大物 1
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    1~2巻440円 (税込)
    昭和を代表する経済小説家・清水一行が原作を手掛けた、痛快企業成功ストーリー!! 株の世界で一旗上げようと兜町へ飛び込み、人並外れた 勝負勘と記憶力でのし上がる、生真面目すぎる主人公・忠の 波乱に満ちた人生を、大衆コミックの巨匠・横山まさみちが描く! 本作の主人公の忠は、夜の世界でも相当な絶倫だが、結婚して約7か月の間、 セックス=スマタと勘違いし続けているほど性の知識はない(無頓着)。 子供ができない状況をなんとかしようと、彼の奥さんは一計を案じる…。
  • でめ金挑戦(上)
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    静岡県の片田舎に、石川豊太は呱々の声をあげた。生まれたとたん、とりあげ婆に3本の指を突きつけたという大物である。小学校は開校以来の秀才で通し、村の神童を謳われた。そして豊太も今や17才の春を迎え、あり余る野心と精力を、ひたすら牝山羊を相手の自涜で消化していた。しかし或る日、耳よりな話が転がり込んで来た。小学校の代用教員に採用が決まったのである。教員を踏台に、ゆくゆくは東京に出て行こう。豊太の野望はふくらんだ。――金と女と酒に人生を賭け、なりふり構わず世間をのし渡って行く痛快児を描く、異色の長篇小説! <上下巻>
  • ふてえ奴〈上〉 無我夢中の巻(電子復刻版)
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    1~2巻605円 (税込)
    時は明治、金沢三馬村一の貧農の伜・高原陽平が立身の志をいだき、汽車を乗りついで新東京へやってきた。十八歳の陽平を将来の大物たれと上京を促したのは同郷の紳士、実は詐欺師の五辰だったが、陽平を待っていたのは波乱にみちた人々との出会いと妖しい女たち。電柱たて工事、演歌師、人力俥夫、吉原病院づとめ、火薬原料工場主と、明治新東京の風俗を背景に自らの運命を切り拓いていく高原陽平青春篇。

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