曲率作品一覧

  • 曲線と曲面(改訂版) ―微分幾何的アプローチ―
    5.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 微分積分と線形代数を学んだばかりの読者を対象に、曲線や曲面のもつ様々な性質について、曲面論から多様体論への橋渡しとして重要な「ガウス-ボンネの定理」までを無理なく理解できるように解説しました。多様体の初歩を学んだ読者のために曲面論を多様体論的立場から解説した章も設けました。 改訂版では、旧版の特徴はそのままに、より丁寧な本文の記述と解説に改めるとともに、「曲面論の基本定理とその証明」「曲面の測地的曲率」「極小曲面の具体例」などいくつかの項目を加筆または追加し、節末問題も増やしました。 曲線・曲面論の標準的教科書にふさわしい内容がすべて盛り込まれた決定版。
  • 趣味で相対論
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  この本の目的は、一般相対論までの内容をごまかしなく伝えることである。しかし私が挑戦したいのは、第一の目的を少しも損なうことなく、読者の負担が最小となるような形でまとめ上げることである。そういう本を手にすることが可能かどうか、私自身が知りたくて作るのだ。(「序文」より抜粋) 【著者略歴】 広江 克彦(ひろえ かつひこ) 1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。 【目次】 第0章 準備 第1章 特殊相対性理論 1.1 相対論はなぜ生まれたか? 1.2 エーテル理論の失敗 1.3 アインシュタインの指針 1.4 同時であるとはどういうことか 1.5 ローレンツ変換の求め方 1.6 時空回転と不変量 1.7 悩むのは無駄 1.8 固有時の意味 1.9 4元速度 1.10 E=mc2 を導く 1.11 質量は増大するのか 1.12 物体は縮むのか 1.13 なぜ光の速さを越えられないのか ~哲学~科学とは何だろうか 第2章 座標変換の理論 2.1 座標変換とは何か 2.2 見かけの力 2.3 ガリレイの相対性原理 2.4 4次元的世界観 2.5 光はなぜ一定速度か 2.6 多変数関数の微分 2.7 運動方程式のローレンツ変換 2.8 偏微分の座標変換 2.9 マクスウェル方程式が不変となる変換 2.10 反変ベクトル・共変ベクトル 2.11 縮約の意味 2.12 省略記法の導入 2.13 テンソル解析の基礎 2.14 計量とは何か 2.15 反変・共変の変換 2.16 4次元の演算子 第3章 相対性原理の実践 3.1 相対論的な運動方程式 3.2 運動量ベクトルの変換 3.3 エネルギー運動量テンソル 3.4 相対論的なマクスウェル方程式 3.5 電荷の保存則 3.6 ゲージ変換 ~豆知識~ローレンツは二人いる! 第4章 一般相対論の入り口 4.1 結論から始めよう 4.2 代表的な二つの公式 4.3 測地線の方程式の展開 4.4 重力場の方程式の展開 4.5 項の数を数えてみる 4.6 式の簡単化 4.7 質量は2 種類ある 4.8 アインシュタインの解決法 4.9 質量は錯覚だ ~豆知識~重力と引力の違い 第5章 リーマン幾何学 5.1 共変微分 5.2 平行移動2 5.3 測地線 5.4 局所直線座標系 5.5 テンソルの共変微分 5.6 リーマン曲率 5.7 リーマン・テンソルは本当にテンソルか 5.8 リッチ・テンソル 5.9 スカラー曲率 5.10 ビアンキの恒等式 5.11 アインシュタイン・テンソル 5.12 ニュートン近似 5.13 重力場の方程式へ 5.14 係数の値を決める 第6章 一般相対論の検証 6.1 シュバルツシルト解 6.2 光の湾曲 6.3 水星の近日点移動 6.4 重力赤方偏移 6.5 加速系の座標変換 あとがき
  • 入門 現代の宇宙論 インフレーションから暗黒エネルギーまで
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新の観測に基づき、学部学生の理解を重視しつつ現代宇宙論の標準的体系を記述する。国内第一人者が説く、最新にして最高の入門書。 《目次》 第1章 宇宙の観測 1.1 宇宙像の変遷 1.2 遠方の天体の観測 1.3 宇宙の膨張 1.4 ビッグバン理論と一般相対論 1.5 現代宇宙論 第2章 宇宙膨張の記述と物質 2.1 物質優勢期の宇宙進化 2.2 圧力を持つ物質が支配する宇宙の進化 2.3 光子のエネルギー密度と状態方程式 2.4 質量を持つ粒子の熱統計力学と状態方程式 2.5 素粒子の標準模型 2.6 バリオン 2.7 ニュートリノ 第3章 宇宙の歴史 3.1 暗黒物質と暗黒エネルギー 3.2 密度パラメータの変化 3.3 宇宙年齢 3.4 粒子的地平線 3.5 ビッグバン理論の諸問題 第4章 インフレーション理論 4.1 量子宇宙 4.2 インフレーションによる諸問題の解決 4.3 インフレーションの模型 4.4 加速膨張の機構 第5章 物質の進化 5.1 再加熱 5.2 原子核の誕生前の核反応 5.3 ビッグバン元素合成 第6章 原始密度揺らぎの生成 6.1 インフレーション期のスカラー場の摂動の進化 6.2 曲率揺らぎのパワースペクトル 6.3 原始重力波のパワースペクトル 6.4 CMB観測からのインフレーション模型の選別 第7章 宇宙背景輻射と温度揺らぎ 7.1 電子の再結合と宇宙の晴れ上がり 7.2 CMBの温度揺らぎの球面調和関数による展開 7.3 摂動のある宇宙での光の伝搬 7.4 光子流体の音響振動 7.5 重力ポテンシャルとバリオンの効果 7.6 拡散減衰 7.7 暗黒エネルギー、空間曲率の効果その他 7.8 精密宇宙論 第8章 宇宙の大規模構造の形成 8.1 物質優勢期の密度揺らぎの進化 8.2 ジーンズ長 8.3 CDMとバリオンの揺らぎの進化 8.4 銀河分布のパワースペクトル 8.5 赤方偏移空間変形とバリオン音響振動 8.6 星の進化 第9章 暗黒エネルギー 9.1 光度距離と宇宙の膨張率 9.2 Ia型超新星の観測からの後期加速膨張の発見 9.3 CMBとBAOからの観測的な制限 9.4 宇宙項 9.5 スカラー場による模型 9.6 一般相対論の拡張理論 付録 A 一般相対論による宇宙膨張の式の導出 B 重力波の作用 C 線形スカラー摂動の方程式 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 微分積分学(矢野健太郎 著)
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理論的厳密さとはどういうことであるかを読者に知ってもらうために、証明においてε-δ論法を用いて解説。また、幾何的話題として、曲率、伸開線と縮閉線、接平面と法線などを取り上げている。微分積分の応用として、微分方程式の入門についての章も設けた。

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