日展作品一覧

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  • 思い通りに印を刻る 篆刻 上達のコツ 新版
    完結
    -
    全1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 道具と素材の選び方から、作品の仕上げまで、 「方寸の世界」を写真と図解で わかりやすくご紹介します。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 篆刻とは、印を刻ることを指しますが、 芋版や実用印などとは異なり、 「文字表現」の場であり、 崇高な美意識が働いています。 この美意識とリンクする篆刻の楽しみは 大きく分けて3つあると私は思います。 まず、文字を構成する楽しみです。 篆刻で扱う篆書は、 象形文字の要素が強く、 バラエティに富んだ書体です。 印の中に文字をどのように収めるか、 さまざまな形の字を参考にし、 自由な造形感覚を駆使しながら 適した形を模索します。 その中で、小さな四角の中に美意識を 凝縮させる楽しみを実感できます。 文字を構成したら、次は印を刻る楽しみがあります。 印刀を石に食い込ませてガリガリッと刻る感覚は、 平面に文字を書く以上に人をのめり込ませるものです。 意図せず石が欠けることもあるでしょうが、 それが却って自然石ならではの味わいとなったりします。 最後には、刻った印を押す楽しみが待っています。 印は年賀状や手紙のほか、 蔵書印として使ったりと、 発想次第でさまざまな使い道があります。 いろいろなものに押して、 生活に新たな彩りを加えてみましょう。 本書は初めて篆刻をやる人が読んでも分かるように 易しく解説しています。 また、経験者でもあまり知られていないような 細かい部分の解説も入れています。 技法に関しては、これまでの書籍では あまり触れられていない方法を一歩踏み込んで 解説しました。 この本が初心者はもちろん、 中級者の方々にとっても篆刻を より深める書になることを願います。 篆刻家 川内伯豐(かわうち はくほう) ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ この本では、篆刻のテクニックを上達させるための コツを50紹介しています。 篆刻の歴史や印にまつわる基礎知識に始まり、 必要な道具の紹介や印を刻る手順についてはもちろん、 印の使い道や印の鑑賞の仕方などに至るまで、 幅広く網羅しています。 本書は最初から読み進めていくことが理想ですが、 自分が特に学びたいと思うコツだけを 先に読んで身につけることも可能です。 コツは原則として2ページに一つ紹介されています。 各ページには、テクニックを習得するためのポイントと コツがあげられていますので、 理解を深めるための手助けにしてください。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第一章 篆刻とは何か * コツ01 篆書を石材などに刻り印章を作成する * コツ02-1 篆刻は中国の元時代に始まり、 日本には江戸時代に伝わる * コツ02-2 多様な作風が出現した清代、 複数の日本印人が当地に渡った ・・・など全6項目 *コラム 篆書の筆法について ☆第二章 篆刻の準備をする * コツ06 必要な用具一式を揃える * コツ07 石印材の種類と特徴を知る * コツ08 さまざまな石印材の産地を知る ・・・など全7項目 ☆第三章 篆刻を始めよう * コツ13 刻る文字を選んで篆書を調べる * コツ14 白地に墨で書く「白印稿」を作成する * コツ15 黒字に朱墨を用いる「朱印稿」を作成する ・・・など全21項目 *コラム 小心落墨、大胆奏刀 ☆第四章 作品・用途に合った印を選ぶ * コツ33 作品に合う印を考えて刻る * コツ34 空間に合わせて複数の印を活用する * コツ35 篆刻作品に合う落款印 ・・・など全11項目 ☆第五章 バリエーション豊かな篆刻に挑戦する * コツ44 全体の印象を捉え、細部を鑑賞する * コツ45 甲骨文特有の鋭い線質を作品に活かす * コツ46 金文を用いてユニークな造形で構成する ・・・など全7項目 *コラム 流入する海外の石印材 ◆◇◆ 著者プロフィール ◆◇◆ 川内伯豐(かわうち はくほう) 篆刻を菅原石廬に学ぶ。 教育学修士、書道学博士。 東京学芸大学大学院修了、大東文化大学大学院修了。 中国政府奨学生として公費留学(浙江大学、'06−07年)。 現在、大東文化大学人文科学研究所兼任研究員、 読売書法会幹事、謙慎書道会理事、 文京区書道連盟理事、 全日本篆刻連盟評議員ほか。 日展入選作家。 書家・篆刻家として、 公募展では専ら篆刻作品を発表する一方、 有志のグループ展なども企画・開催し、 甲骨文・金文などを題材とした書・篆刻作品を多く手がけている。 2012年、米国ニューヨークブルックリンにて 初個展(於Ouchi Gallery)。 2013年、中国・西泠印社の 創設110周年大型社員選抜活動に参加し、 第8回篆刻芸術評展にて優秀賞を受賞。 2018年、台日篆刻青年交流展(於台北・国父紀念館)の 日本メンバーに選抜される。 文京区千駄木にて「尚友書道会 書道・篆刻教室」を運営し、 書法研究誌「尚友」を発行。 NHK文化センター、読売・日本テレビ文化センター、 すみだ生涯学習センター、中央区社会教育団体などの講師を務め、 都内各地の公共施設にて篆刻ワークショップを開催するなど、 書道・篆刻の生涯教育に積極的に携わる。 ※本書は2015年発行の 「思い通りに印を刻る篆刻 上達のコツ」 を元に、加筆・修正を行った新版です。
  • かぜそよぐ
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    1巻4,400円 (税込)
    京都の日本刺繍作家・森康次の作品集「かぜそよぐ」を電子書籍化。 60年の節目を迎え、これまで製作してきた代表作をまとめた作品集。刺繍業を営む家に生まれ、日本刺繍と共に歩んできた60年。 今までの代表作、訪問着、袋帯などに加え、平面作品を収録した、日本刺繍の可能性を追求する1作。協力: 森康次 著者:森康次 写真:石川奈都子 デザイン:飯塚文子 編集:田中敦子 電子書籍化:プレクサス 森康次 昭和二十一年(一九四六)一月五日、京都市中京区に生まれる。「ぬい屋」と呼ばれる日本刺繍業の家に生まれ、昭和三十六年(一九六一) 十五歳 で家業に従事。二十歳の時、和装デザイナー松尾馨氏にきものデザインを、二十六歳の時、日展画家の桑野むつこ氏に写生と水彩画を習う。 二十九歳の時、京都市伝統工芸技術コンクールに出品。その後、京都市展、京都府工美展、日本伝統工芸近畿展、日本伝統工芸染織展、日本伝統工芸展、シルク博物館の染織作品展、京都工芸ビエンナーレ、国際テキスタイルコンペティションなどの公募展に出品。入選、入賞多数。昭和六十年(一九八五)第三十二回日本伝統工芸展に初入選。 準会員となる。平成元年(一九八九)日本工芸会正会員の認定を受ける。公益社団法人 日本工芸会正会員。日本刺繍アトリエ森繍 (もりぬい)主宰。
  • 展示会よもやま話
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本展示会協会、初代事務局長による展示会(見本市)運営に関する入門書 筆者は、JNTO(Japan National Tourism Organization、[独]国際観光振興機構、通称:日本政府観光局)の出身で、日本展示会協会(以下、日展協という)が2010(平成22)年に常設事務局を設置することになった際、縁あって初代の事務局長に就任しました。 JNTOは、訪日外国人旅行者誘致促進事業を担当する独立行政法人ですが、業務の一環として世界各地で開催される旅行見本市に出展して、旅行業関係者、報道関係者さらには一般大衆に日本の観光魅力や観光事情を伝え、日本への旅行を働きかけていますので、展示会(見本市)と無縁ではありません。そうであるからこそ事務局長としてお招きいただいたのだと思います。 JNTO時代は旅行見本市に出展者の一人として参加していたのですが、新たな職場となった日展協は展示会の企画立案から運営全般に携わる展示会主催者、展示会主催者から展示会やイベントの企画立案、運営全般を受注し代行する展示会運営者、主催者あるいは運営者からの発注により展示会に関する種々のモノ、サービスを提供して展示会のスムーズな運営に協力する支援企業さらには展示会場の人々が構成している業界団体ですから、展示会(見本市)の運営に従事する人々のプロ集団です。筆者は、プロ集団の中における一人の素人でした。 経験、知識が無いことばかりで、日々、新たな勉強でした。勉強結果は後日に備えて業務日誌にメモしていましたが、2018(平成30)年に日展協の50年史を作成することになり、その原稿作成のため、(株)ピーオーピーが発行している見本市展示会通信のバックナンバーほかの諸資料に改めて目を通したことが良い勉強になりました。それまで不明であった事々の背景などを確認することが出来ました。この成果を、参考資料として纏めたいと思っていましたが、事務局業務の傍らでは果たせず、2021年5月に日展協を退職したのを機に纏めたのが本書です。 上述のように、筆者が日展協という展示会(見本市)運営のプロ集団の中で学んだ事柄ですから、展示会(見本市)運営のプロの方々には常識の事柄であり、本書は日展協会員の皆様向けの資料ではありません。 将来の職業として展示会業界に関心を持っておられる若者、ある機会に見本市(展示会)と関係ができ、展示会(見本市)って何だろうとの興味をお持ちの方々にとって参考資料の一つとなれば幸いです。
  • テンペラ飛翔伝
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    美大生の富樫は、若手画家にとっての登龍門『日展』に、恋人の藤野と揃って入賞した。にもかかわらず、自分よりも上位賞を獲り、天才日本画家・豊川にその才能を高く評価された藤野に、激しい嫉妬を覚えてしまう。その矢先、有名画廊の女社長から、富樫の作品に熱烈なラブ・コールが。しかしその真の目的が富樫自身にあると知ってしまった時…。芸術を志す青年達の、熱く切ない恋と成長の行方は? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
  • 日本画 思い通りに描く 基本と応用のコツ40
    完結
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    全1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 道具や筆の選び方・使い方からぼかし、 たらし込みなどの技法、 様々なモチーフの描き方まで。 ★ 上達のためのポイントをわかりやすくご紹介します。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 「日本画」とは、墨や岩絵具、膠(にかわ)や 和紙などの伝統的な画材を用いて、富士山、 花鳥風月など日本の情景を描いたものを指します。 しかし、近年では、古典的な作風にとらわれず、 幅広いジャンルの作品が描かれています。 また、化学技術の発達により、便利な道具や材料が生まれ、 表現の幅がさらに広がるようになりました。 日本画の魅力は、自然の表情を大切に、 自然を見た時の実感、自分の思想、 絵具のリズムを合わせて、深い自然の表情を心に感じ、 願い、念じながら描いていくことだと思います。 本書は、日本画の道具や使い方、 筆の基本技法から始まり、デッサンから 彩色に至るまでを解説しています。 また、日本画を気軽に楽しめる絵はがきの作り方も 紹介しているので、挑戦してみてください。 本書がすでに日本画を始められている方のほか、 「日本画は敷居が高く、難しそう」 という印象を持たれている方にとって、 日本画をはじめるきっかけになれば幸いです。 日本画家 中村鳳男 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一章 日本画で使う道具と使用方法を知る * コツ01 デッサンで使う道具を用意して出かけよう * コツ02 絵具の種類によって色合いが変わる * コツ03 膠(にかわ)を混ぜて岩絵具に接着性を加える ・・・など全10項目 ≪コラム≫ 膠の保存期間について ☆ 第二章 表現の基本技法を身につける * コツ11 筆によって太さや筆跡が異なる * コツ12 さまざまな表現方法を使い、理想通りのモチーフを描く ・・・全2項目 ≪コラム≫ 胡粉の保存方法について ☆ 第三章 モチーフを描く * コツ13 デッサンから彩色までの工程を理解する * コツ14 デッサンはモチーフをじっくり観察する * コツ15 薄い色から順に色鉛筆で塗る ・・・など全9項目 ☆ 第四章 縁起のよいモチーフを描く * コツ22 縁起のよいモチーフを華やかに描く * コツ23 モチーフをどのように配置するかを考える * コツ24 スポンジを使って絵の重心からマチエールを描く ・・・など全5項目 ☆ 第五章 風景画を描く * コツ27 乾いた刷毛でグラデーションを表現する * コツ28 空刷毛で作った下塗りを生かして彩色する ・・・全2項目 ☆ 第六章 日本画で生活に彩を添える * コツ29 テーマに適したモチーフを選んで絵はがきを作る * コツ30 金魚をモチーフとした涼しげな暑中お見舞いを描く * コツ31 寒冷系の色で涼しげな暑中お見舞いを描く ・・・など全5項目 ≪コラム≫ 自分だけのオリジナルキャラクターを考える ☆ 第七章 表現豊かな日本画作品 * コツ34 草木をモチーフとした作品を描く * コツ35 郷愁感のある夕暮れを表現する * コツ36 胸を打つ風景を切り取るようにして描く ・・・など全7項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 中村鳳男 2001年、第36回日春展にて「霞」が初出品初入選。 同年、第33回日展にて「天地」が初出品初入選。 同作品は、豊川稲荷の寺宝館へ奉納された。 2004年、第36回日展にて「浄光」が特選受賞。 以降も、多数の作品を日展に入選させる。 開運派日本画家として、福を呼ぶ絵画を中心に 幅広いジャンルの作品を描いている。 文化勲章受章者の中村岳陵は祖父。 ※ 本書は2016年発行の 「思い通りに描ける 日本画 上達のコツ」 を元に加筆・修正を行った新版です。
  • 三浦綾子 電子全集 自我の構図
    3.7
    人は果たして人を真に愛し得るか。人間にとっての永遠の課題を追求した問題作。愛のあり方、求め方とは――。 高校教師・南慎一郎は、同僚であり、新進の日本画家であった藤島壮吉から絵の手ほどきを受け、日展初出品で協会賞を受賞する。入選した絵は、藤島の妻・美枝子をモデルにし、藤島と共に描いたものだったが、藤島は落選した。しかも、藤島は美枝子への慎一郎の気持ちに気づき、自殺してしまう。そして、藤島の死は大きな波紋を呼び、慎一郎と藤島の家庭は崩壊していくのだった。人は果たして人を真に愛し得るか。人間にとっての永遠の課題に正面から取り組んだ問題作。 1978年(昭和53年)にテレビドラマ化され、話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が北海道新聞に書いたエッセイ「敷島の滝」を収録!

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  • ヤマケイ文庫クラシックス 新編 上田哲農の山
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    画家にして先鋭的なクライマーでもあった上田哲農の、山への熱き思いがこの1冊に。 画文集『日翳の山 ひなたの山』『山とある日』『きのうの山 きょうの山』に収蔵された上田哲農の紀行と随筆を中心に、登攀評論誌『岩と雪』に掲載されて注目を集めた論考などを集めて安川茂雄が編纂した『上田哲農の世界』。 本書ではそれに著者晩年の未収録作品を追加して再編集する。 ■内容 エッセイ ある登攀 守護符 地獄の門 御坊沢由来 山岳画家 岳妖 大地堂先生 猟師の遺産 稚き日の山 不器用者と岩 新雪 老いぼれと彼 韃靼の人々 韃靼の土地 山への準備 黄色の地図 塩川鉱泉 藤木先生レリーフ竣工報告 岩登りをめぐる一つの夢想 年越しの小屋 ぼくの岩登りの原点 8月の岩登り 心の山 紀行 詩と散文 論叢 ■著者について 上田 哲農(うえだ・てつの) 1911年天津生まれ。1934年、文化学院美術科を卒業後、登山家、水彩画家として活躍。 水彩画家としては、水彩連盟や一水会の会員となり、1951年に日展で特選を受ける。 1964年に日展会員。 登山家としては、1930年、日本登高会の創立に参加し、以後、谷川岳や北アルプスの困難なルートの開拓に取り組んだ。 1958年、第2次RCCの結成に加わり、1966年にはソ連のカフカス、1969年にはパミールで、登山隊長として遠征。 1970年没。

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