広島 対 中日作品一覧

  • 完本 プロ野球乱闘伝説
    完結
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    判定を巡っての乱闘。デッドボールが引き金となっての乱闘。 乱闘の「顔」といえばカネヤン、張本勲、そして星野仙一。 プロ野球が男たちのものだった時代、こうした乱闘を含めてのプロ野球だった。 かつて、プロ野球は熱かった! 絶版となった『プロ野球乱闘伝説』(長崎出版刊)を大幅に加筆し、「クロマティーに殴られた男」宮下昌己氏(元中日投手)と著者による対談も収録。昭和~平成の乱闘60件を詳述した、乱闘史のすべてが分かる永久保存版。2016年3月に急逝した元・近鉄バファローズ応援団長、スポーツライター・佐野正幸の最後の作品。 本書掲載の主なプロ野球乱闘事件 三原ポカリ事件、監督が相手の選手を殴った! 【1949年4月14日 巨人対南海(後楽園球場)】 山本八郎、懲りない暴行事件 【1959年5月30日 東映対近鉄(駒沢球場)】 広島・弘瀬投手が審判をぶん殴る 【1961年5月14日 中日対広島(中日球場)】 ブルーム(近鉄)、ヤジに怒りスタンドに乱入 【1961年6月3日 阪急対近鉄(西宮球場)】 「円城寺、あれがボールか、秋の空」 【1961年10月29日 日本シリーズ第4戦・巨人対南海(後楽園球場)】 張本、走塁トラブルで、ダイゴに飛びかかる 【1965年4月10日 東映対東京(後楽園球場)】 巨漢スペンサーの「大リーグ級」走塁で大乱闘 【1966年6月7日 南海対阪急(大阪球場)】 バッキー死球による王貞治負傷で殴り合い、ケガ人数人! 【1968年9月18日 阪神対巨人・第2試合(甲子園球場)】 白仁天、露崎球審をぶん投げて場外訴訟騒ぎに 【1970年5月23日 東映対近鉄(後楽園球場)】 「遺恨試合」のルーツ、ロッテと太平洋の暴力試合 【1973年6月1日 太平洋クラブ対ロッテ(平和台球場)】 金田監督がビュフォードを首投げ、ポスターの中の「乱闘」はさすがにアウト! 【1974年4月27日 ロッテ対太平洋クラブ(川崎球場)】 大沢監督が試合中、なんと相手投手を殴打 【1976年6月17日 日本ハム対阪急(後楽園球場)】 赤鬼が怒った、マニエル暴行!! 【1980年4月7日 近鉄対南海(日生球場)】 東尾死球で、デービス大暴れ! 【1986年6月14日 西武対近鉄(西武球場)】 クロマティー、中日・宮下投手に暴行 【1987年6月11日 巨人対中日(熊本藤崎台球場)】 清原、平沼投手に暴行、バット投げつけヒップアタック! 【1989年9月23日 西武対ロッテ(西武球場)】 トレーバー怒り心頭、金田監督に蹴られた秋田の陣 【1991年5月19日 ロッテ対近鉄(秋田市営八橋球場) ガルベス乱心、審判にボールを投げつける 【1998年7月31日 阪神対巨人(甲子園球場)】 中日・星野監督が、立浪、大西とともに審判に暴行 【2000年10月16日 中日対横浜(ナゴヤドーム)】 清原、頭部死球に激怒!! 鬼気迫る様相「こっち来て謝れ! 」 【2005年5月11日 巨人対オリックス(東京ドーム)】 佐野正幸(さの・まさゆき) ノンフィクション作家。1952年、北海道生まれ。札幌光星高-神奈川大。中学時代、ファンレターを送ったことがきっかけで知り合った西本幸雄監督に心酔、阪急や近鉄の応援団長として全国各地の球場を駆け回る。氏の縁で入社した近鉄百貨店を98年退社。以降は作家活動を中心に、講演、テレビ・ラジオコメンテーター、司会者としても活動。他の野球作家とは一線を引いたパ・リーグ中心のスタンド視点が特長。『1988年「10.19」の真実』(光文社文庫)『昭和プロ野球史を彩った「球場」物語』(宝島sugoi文庫)『パ・リーグ激動の昭和48年』(日刊スポーツ出版社)など著書多数。2016年3月死去。享年63歳。
  • プロ野球 平成名勝負
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    日経新聞のプロ野球担当記者が、この30年の取材を通して、現場に居合わせた40あまりの名勝負をコンパクトなコラムにギュッと凝縮して活写。時代を追って並べることで、平成の世の移り変わりをプロ野球も色濃く映し出していることがわかります。 平成の最初の10年間は選手、監督とも昭和の名優が主役を努めていますが、平成も十一年を迎えると松坂大輔が球界入り、主役はイチロー、松井秀喜、松坂世代の選手たちに入れ替わり、彼らの多くは先駆者・野茂英雄の後を追ってメジャーを目指します(この流れはサッカー・Jリーグとも軌を一にしているようです)。 そして平成が二十年を越えると、投手の継投策はもはや当たり前となり、プロ野球は1対1の主役同士の対決よりもチームの総合力で戦うのが当たり前の時代となります。だから1対1のライバル対決はより光を放つことになります。 本書で取り上げた名勝負は西武・清原和博×近鉄・野茂英雄、ヤクルト・古田敦也×中日・落合博満、ロッテ・黒木知宏×オリックス・プリアム、西武・松坂大輔×オリックス・イチロー、広島・黒田博樹×巨人・松井秀喜、ソフトバンク・斉藤和巳×日本ハム打線、阪神・藤川球児×中日・ウッズ、日本ハム・ダルビッシュ有×楽天・田中将大、広島・前田健太×巨人・菅野智之、日本ハム・大谷翔平×西武打線……最後は日本シリーズ2018第5戦のソフトバンク・明石健志×広島・フランスア。 読み切りスタイルのコラム集で、どこから読んでも楽しめますが、最初から通読していくと、何をきっかけとして野球のスタイルが少しづつ変化していったのかに気づかされ、驚かされます。そして、コラムで取り上げた試合や選手のプレー、監督の采配などを思い出しながら、読者はその時々のプライベートの記憶も必ずや思い出すことになるはず。プロ野球ファン必読の平成史が本書です!

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