ザグレブ作品一覧

  • クロアティアのアニメーション
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アート・アニメーションの新たな世界を切り開いたクロアティアの「ザグレブ派」アニメーションに、大国に翻弄されてきた西バルカンの小国クロアティアに生きる人々の歴史認識や心性を探る社会史の新たな試み。 付録DVD収録の『ザグレブ・フィルム40年40分史』では、ザグレブ・フィルムの歴史とその特徴をコンパクトに通覧でき、主な作品のハイライトも楽しめます。また、代表作家4人の4作品もまるごと収録! けして古びず、新しささえも感じさせるアート・アニメーションの数々は必見です。  (※電子版にはDVDは付いておりません) 「……社会史の方法として、心性つまり人々の思考様式や感覚を、文献以外の図像なども使って研究しようとする方法があります。フランス史学をリードするP・ノラなどは、伝承に加えて写真・絵画そして映画などを分析の対象にしようと考えているようです。そして私は文献以外の資料としてアニメーションを取り上げたいと考えています。というのも、クロアティアの歴史を研究する中で、ザグレブ派と呼ばれるアニメーションにクロアティアの人々の心性がよく現れていると思うようになったからです。そして歴史的には近世民衆詩の英雄、現代的にはこのアニメーションの主人公がクロアティアの心性を分析する最良の材料ではないかと考えています……」(「序章」より)
  • 殉教者
    4.5
    1614年、2代将軍徳川秀忠がキリシタン禁教令を発布した。キリシタンへの迫害、拷問、殺戮が頻発し、岐部は殉教者の記録を集める。翌年、28歳の岐部はエスパニア人修道士と共に長崎から船出、40日の航海の後にマニラ港に着く。そこで入手した地図には、双六のように、マニラを振り出しに、マカオ、マラッカ、コーチン、ゴア、ポルトガルの要塞のあるホルムズ島、さらにペルシャ砂漠、シリア砂漠、遂にはエルサレムに到達する道筋がこまかく描かれていた。岐部は自らの信仰を強くすることと、イエスの苦難を追体験することを思い、胸を躍らせた。 ペトロ岐部は1587年に豊後の国東半島で生まれ、熱心なキリシタンの父母の元で育つ。13歳の時に一家は長崎に移り、岐部はセミナリオに入学を許される。ここでラテン語を習得し、聖地エルサレムと大都ローマを訪れることを強く決意する。 次に訪れたマカオでは差別に耐えながら志を貫き、何とか旅費を工面して、ミゲルと小西という二人の日本人とともに海路、インドのゴアに向かう。ゴアからローマに向かう船に乗る二人と別れた岐部は、水夫として働きながらホルムズ島に向い、そこからは駱駝の隊商で働き砂漠を通ってエルサレムを目指す。 1619年、岐部はついに聖地エルサレムの地を踏む。そこから徒歩で、イスタンブール、ベオグラード、ザグレブを経て、ヴェネツィアに。祖国を出て5年、岐部はついにローマにたどり着いた。海路で1万4500キロ、徒歩で3万8000キロ。乞食のような身なりの岐部に施しをしようとした神父が、流暢なラテン語で話す岐部に驚き、イエズス会の宿泊所に案内される。そこで岐部は、4日間にわたる試験を受け合格、イエズス会への入会を許された。 ローマとリスボンで2年間の修練を経て、帰国の許可を得た岐部は、キリシタン弾圧の荒れ狂う日本に向けて殉教の旅路についた。 信仰に生きた男の苛酷な生涯が荒廃した現代を照らす、著者渾身の書下ろし長篇小説。
  • 地球の歩き方 A01 ヨーロッパ 初めてでも自分流の旅が実現できる詳細マニュアル 2020-2021
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 新しくなった「地球の歩き方ヨーロッパ」。プランニングのコツから町歩き情報まで、旅のノウハウを徹底解説しました。「見るべきもの」は厳選紹介、ホテルは「町のどこにあるか」を、食事は「何を食べるべきか」を記載、具体的な物件情報はありませんが、自分自身の手で旅を創るための「使える」ガイドブックです。 ●特集 ・行かなきゃわからない MYヨーロッパ! 私の教会「とっておき」/夜を彩る光の祭典/丘の上の名城/ヨーロッパの自然/高いところからの絶景/見逃せないヨーロッパの祭り ・目指せ!「1週間で5万円」のヒント 長距離移動/宿泊費/食費/町歩き/ショッピング/持っているとスマートに旅ができる…かも?/アプリを活用してスマートに旅をする ・7days Travel Plan ユーロスターで巡るロンドン&パリ/マドリードとアンダルシアの世界遺産/夜行列車でウィーンからヴェネツィアへ/バイエルン、ボヘミア、ザクセン 過ぎ去りし王朝の栄華に触れる ●基礎知識編1:ヨーロッパの基礎知識 EU加盟国/ユーロ導入国/シェンゲン協定実施国/ユーレイル加盟国/ジェネラル インフォメーション/日本とヨーロッパのサイズ比較表 ほか ●基礎知識編2:ヨーロッパ旅行の準備 準備チャート/旅の必須書類/パスポートの申請/海外旅行保険/フライトの予約/ホテルの基礎知識と予約/チケットの手配/気候と服装・持ち物/持って行くと便利なグッズ/旅先でモバイル通信/お金の持ち方/ヨーロッパの物価/クレジットカードの基礎知識/旅のカバンの選び方/パッキングのコツ ほか ●基礎知識編3:日本からヨーロッパの諸都市へ ヨーロッパの空港あれこれ/主要空港へのアクセス/空港でチェックイン/出国手続きと搭乗/保安検査/税関検査/空港到着~市内へ/入国審査/日本への帰国/ネットのつなぎ方/郵便と電話/旅のトラブル回避法/スリと置き引き/列車や飛行機のストライキ/飛行機のキャンセル/トラブル対処法 ほか ●基礎知識編4:ヨーロッパ域内の移動 移動手段の比較/LCC(格安航空会社)/鉄道旅行入門/乗車までの流れと注意/ヨーロッパの列車と設備/ヨーロッパの列車の種類・略称/切符の種類と買い方/必要な運賃と料金/ヨーロッパの鉄道パス/ヨーロッパの鉄道旅行計画/主要国鉄道事情(イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・イタリア)/長距離バス/レンタカー ほか ●起点となる町歩きのヒント 各都市の概要、地図、公共交通機関情報、観光スポット、おすすめグルメ、その都市を起点に動ける観光スポットを紹介。ホテルやレストランの具体的な情報はありません。 ロンドン、リヴァプール、エディンバラ、パリ、ストラスブール、ニース、ブリュッセル、アムステルダム、ベルリン、ミュンヘン、フランクフルト、ウィーン、インターラーケン、ツェルマット、プラハ、ドゥブロヴニク、スプリット、ザグレブ、アテネ、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ナポリ、マドリード、バルセロナ、グラナダ、リスボン、ヘルシンキ、コペンハーゲン、ベルゲン ●見どころ&都市データ&アクセス ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。

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