女性マンガ - 藤田素子 - ラブストーリー作品一覧

  • 和宮内親王
    完結
    4.5
    全1巻330円 (税込)
    徳川幕府の権勢に影が差し、江戸という町と時代が音をたてて崩れ去ろうとしていた頃のこと。ひとりの女性が、意に染まぬ結婚を強いられようとしていた。彼女の名は和宮内親王(かずのみやないしんのう)。天皇家の皇女として生まれ育った人物である。弱体化が著しい幕府は、皇族と将軍を結婚させることにより、朝廷の伝統的な権威を吸収しようとしたのだ。和宮の母親、観行院は事の成り行きに難色を示すが、時勢にはさからえない。諸外国を排斥したい朝廷にとって、幕府との関係強化は避けて通れぬ道でもあった。こうして、文久2年(1862年)、日本史上初となる「皇女降嫁」が実現することとなる。歴史の渦中に放りこまれた彼女は、江戸城内で何を見て、何を感じたのか? 夫となった将軍・徳川家茂(とくがわいえもち)との交流を軸にして、和宮が生きた激動の時代を描く歴史ロマン!
  • 日野富子
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    室町時代末期。室町幕府八代将軍・足利義政の正妻であり、悪女の代名詞でもある日野富子。京の都を焼き尽くす大乱「応仁の乱」の直接的な原因を作ったとされる美女の野望とはいったい何だったのか? 悪女として語り継がれてきた日野富子を、女性、妻、そして母の目線からつづった意欲作。その悲しみの後ろ姿は、誰にも見えなかった……。
  • 愛人未満
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    出版社に勤務する由香は、親友・なつ子の夫で同僚の高志と、飲んだ勢いでカラダの関係を持ってしまった。親友のダンナと寝てしまった…。罪悪感で、翌日から職場でも落ち着かない様子の由香に対し、高志のほうはいつもとまったく変わらぬ態度。高志は物事をあまり深く考えずに、抱きついたりお茶に誘ったり、女なら誰に対しても同じ接し方。由香は、なつ子への罪悪感を抱く一方で、カラダの関係を持ったにも関わらず、自分が高志にとって特別な存在になっていない寂しさを感じて…。奇妙な恋のトライアングルを描いた表題作「愛人未満」を含め全4作品を収録した、大人の女性に贈る恋の短編集。
  • 家なき子
    値引きあり
    -
    誰もが知る童話のダークサイドストーリー! 禁断のおとぎ話が花開く、珠玉の官能メルヘンの世界へ。記憶をなくした少女は、元娼婦? いじわるな継母のお仕置きが快感なドMシンデレラ、人に言えない秘密の快感を覚えた少女の罰とは…? 他、注目の残酷&官能のストーリーが誘う、めくるめくダークメルヘンの物語――。
  • 上へまいります。
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    北部デパートの新人エレベーターガール・鈴木さやかは、ひょんなことからニューヨーク帰りのエリート社員・三田村国彦に、目をつけられてしまう。勝手に「意味なくハラ立つ女」となってしまったさやかではあったが、実は北部デパートの社長令嬢だった。一方的な勘違いは、次第に思いもしなかった方向へ……。表題作のその後を描いた「とまと満開」の他、「蝶よ花よ」「正しい妻の9ヶ条」「ウエディング・ステップ」を収録した、ポップ&ライトな大人のラブコメディー満載の短編集。
  • こぶ女 ~グリム百物語~
    値引きあり
    -
    1~3巻82~220円 (税込)
    美しい双子姉妹、小桜とお関。しかし、その顔には、醜く垂れ下がる大きなコブがあった。天狗の呪いだ、と噂する村人たちに忌み嫌われて育った双子のこぶ女たち。 「なんであたしたちだけこんなめに!!」呪いのこぶを嘆いて恨みつらみのお関。 一方、小桜は、いつか呪いを解いてもらえることを信じて、一心に天神さまに願いをかけるのだった。そして、その健気さに心打たれたという旅の男に、嫁に、と望まれる。 「なんで小桜だけが!」嫉妬に乱れるお関の逆鱗に触れた小桜は・・・。 天狗の狂宴になされるがままに、こぶ女たちの運命は動きだし、こぶの正体が明かされる。
  • 額田王
    完結
    3.5
    全1巻330円 (税込)
    歌と恋に生きた万葉の歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)。近江の豪族・鏡王の娘であったが、天智天皇と大海人皇子との不和と皇位継承問題がからみ、血縁関係の憎しみをあらわにした「壬申の乱」に巻き込まれていく。類まれなる美貌の上に、その歌の才能は50年近くもの間、歌を詠み続けていたことからも明らかだ。『万葉集』に残る彼女の作品は、現在でも多くの人々に愛されている。物語はあの有名なクーデター「大化の改新」の前夜から始まる……!!
  • ももくりさんざん
    無料あり
    5.0
    1~2巻0~220円 (税込)
    桃子と外科医の二郎さんはお見合い結婚。いっしょうけんめいだけど、ドジで失敗ばかりの桃子です。二郎さんは桃子が”家族にはずされてないか、言いたいことも言えずに悩んでないか”と、先回りの心配が耐えません。それもそのはず、この喜多家は、嫁姑どころか、嫁姑舅大姑プラス、トラブルメーカーの大舅くり吉爺さんがいるのです。この、くり吉爺さんの余計な一言から大家族は今日も大騒動。 桃子の愛情度に悩む二郎さんの『ももくりさんざん』。ちゃんとした主婦をめざす桃子が奮闘する『馬鹿一升』。そして、大家族の幸せな一大イベント『とんちんかん』。こちらは「ももくりさんざん」分冊版1~3までを収録した合冊版となります。
  • ももくりさんざん 分冊版1
    無料あり
    -
    1~6巻0~82円 (税込)
    桃子と外科医の二郎さんはお見合い結婚。平穏な日々に、ふとしたことから、桃子の気持ちに、二郎さんは悩みはじめます。毎日、失敗ばかりだけれどいっしょうけんめいな桃子を目の当たりに、頭をかすめるのは”桃子はなぜ、自分と結婚したんだろう”。 だって、出会いは最悪でした。遅刻しそうになって血だらけの手術着で駆け込んだ二郎さんに、桃子は卒倒。なにより二郎さんの喜多家は舅姑大舅大姑つき大家族、とても喜んで嫁ぐ家とは思えないじゃありませんか。そんな時、桃子がまさかの不倫・・!?

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