ハーレクイン・ロマンス小説 - 山田沙羅 - ハーレクイン - シルエット・ロマンス作品一覧

  • 急ぎすぎた結婚
    -
    夫はいらないけれど、子供はほしい。そんなサバナの願いを、精子バンクに勤める兄が叶えてくれた。人工授精で首尾よく妊娠し、サバナの人生は薔薇色だった。だが幸せは長く続かなかった。精子を盗んだかどで兄が逮捕され、サバナのおなかの子の父親が判明したのだ。イーサン・マッケンジー。名門一族の御曹子でかつての上司。彼はサバナを訪ねてきて、驚くべき提案をした――スキャンダルを避けるため、半年間だけ結婚しよう。そうすれば兄への告訴も取り下げ、子供の親権も要求しない、と。まるでビジネスの話をするかのようなプロポーズに、サバナは動揺し困惑したが、イエスと答えるしかなかった。
  • 偽りのシンデレラ
    -
    慣れないスーツにハイヒールという格好で、T・Jは怯えながら空港でクリストファーを待っていた。いとこで広告代理店社長のテレサに頼み込まれ、テレサになりすまして彼と商談を進めることになっていたのだ。たとえ外見はうりふたつでも、地味な私がセクシーないとこの行動をまねできるわけがない。だが、現れたクリストファーを見て、T・Jは予期せぬときめきを覚え、精いっぱいあでやかな笑みを浮かべた。

    試し読み

    フォロー
  • 億万長者の誤算
    -
    ライリーはショッピングセンターの駐車場で車をぶつけてしまい、相手のベネディクトの車を修理に出す間、送迎を買って出た。高い修理代をすぐに払えないことへの償いのつもりだった。数日間運転手を務めたのち、ライリーは思いがけない提案をベネディクトからされる。入院した家政婦の後任として働かないかというのだ。提示された報酬も、独身でセクシーな彼も、あまりに魅力的で、断ることなどできなかった。そして彼の家で働き始めたライリーは、身分違いを知りつつも、しだいに彼に惹かれていく。だが、ひそかな片想いはある日粉々に砕け散った。ベネディクトがきっぱりと言い放ったのだ――そろそろ自分に釣り合う良家の娘と結婚するつもりだ、と。
  • 億万長者をさがせ
    -
    新聞記者のエリンは“独身貴族図鑑”特集を担当することになった。裕福な独身男性を取材し、選ばれた読者とデートをさせる企画だ。気乗りはしないが、これが成功すれば念願のボーナスを手にできる。多額の負債を抱えたエリンは、喉から手が出るほどお金が必要だった。今日の取材相手は、コーヒーショップチェーンの経営者ジェイリッド。彼のユニークな魅力に、エリンは初対面から面食らってしまった。ほかの裕福な独身男性とは何もかもが違いすぎる。だが取材の途中で、突然ジェイリッドの態度が豹変した。「取材は打ち切りだ、お嬢さん」いったい何が起きたの? エリンはおろおろするしかなかった。
  • 砕かれた情熱
    3.7
    はるかな大地で彼女に訪れたのは、真摯な情熱と、悲しい初恋。■ジェニファーは新しい仕事につくため、大都会での激務で疲れきった体にむち打って、はるばるテキサスの牧場へとやってきた。しかし、やっとの思いでたどり着いたとたん、険しい顔の男性が現れ、なんの用かと詰問した。何も聞いていないのかしら?ジェニファーはいぶかりつつ、雇ってくれたロバートの名を出したが、その男性は突然目をぎらつかせて言い放った。「なんの冗談だ? 弟は一週間前に死んだ」
  • 入れ替わった花嫁 結婚への道 I
    -
    婚約者そっくりの美女!いったい彼女は誰なんだ?■母親の死を機に、サラは自分が本当の子供ではないことを知り、実の両親の手がかりを求めてテキサスの町にやってきた。町に着いた早々、いきなり見知らぬ男性に怒鳴りつけられた。その男性は地元の医師ルーカス・ダニエルズ。よく話を聞いてみると、今日は結婚式のリハーサル当日なのに、婚約者が姿を消してしまったという。サラが婚約者にうりふたつだったので間違えたらしい。もしかしたら私には双子のきょうだいがいるのかしら?ルーカスに頼まれて、サラは彼の婚約者をしばらく演じようと決めた。自分の出生の秘密を知ることができるかもしれないと期待して。しかし、事態は思いがけない方向に進む。
  • サンタのくれた恋人 ボスは最高! IV
    3.0
    サマンサは目の前に立つたくましい男性を見て動揺した。リード・コナーズ。かつて夢のような時間を分かちあったあと、彼女を捨て去り、何の連絡もよこさなかった人。彼に恋した代償はあまりにも大きく、サマンサは自分の夢も家族も失い、懸命に生きてきた。ようやく心の傷も癒えたころに、なぜ現れるの?冷ややかな態度をとるサマンサに向かって、リードは陰りをたたえて言った。「ぼくたちは惹かれあっているんだ」
  • シークはお断り!
    -
    友人の経営する看護エージェンシーで働くため、アマンダはカリフォルニアへ引っ越してきた。初仕事は、スキーで大怪我をしたシーク・ラーマン・ハルーンを、住み込みで介護するというものだった。
  • 冷たいフィアンセ 夢見る三姉妹
    -
    ダニは新しく赴任した検察局で上司のセクハラに遭い、ホテルに仮住まいのまま、辞任を考えていた。職場の人間すべてが見て見ぬふりをするなか、ただ一人、検事のマイケルだけが何かと力になってくれた。彼に車で送ってもらったある日、ダニはホテルで上司が待ちかまえているのを見つける。途方に暮れて車から降りると、マイケルは彼女の腰に腕を回して上司に近づいた。「職場結婚は禁じられていませんでしたね?」その瞬間、午後五時までの婚約が成立した。
  • 伝説の指輪
    -
    まったく、ばかばかしい。指輪が未来の王妃を決めるなんて!■地中海に浮かぶサンモンティコ王国。その宮殿では、リシャール皇太子の三十歳の誕生日を祝う盛大な舞踏会が催されていた。じつは、その舞踏会は皇太子のお妃選びをかねていた。王室に代々伝わる指輪をはめて抜けなくなった女性と皇太子は愛し合うようになるという伝説があるからだ。そんな女性が現れたら、一週間以内に結婚しなければならない。冗談じゃない! たとえ両親がそうして結ばれていようと、皇太子は指輪の魔法などまったく信じていなかった。ところが、伝説どおり、ひとりの女性から指輪が抜けなくなる。その女性は、平凡な結婚を望んでいるクリスティーナ。二人はなんとかして指輪をはずそうと奮闘するが……。
  • 熱砂の誘惑
    -
    ハワイの無人島でケイド・アームストロングと、2週間2人きりで過ごせるなんて!シンシアは有頂天になった。家柄もよく裕福な彼は、まさに理想の花婿候補だ。きっと彼の心をつかんでみせる。シンシアはうきうきと身支度を始めた。ヒールの高いサンダルに、完璧なメイクで現れたシンシアを見て、ケイドは内心舌打ちをした。こんな甘やかされた小娘のお守りを、2週間もしなくてはならないとは!だが、喉から手の出るほど欲しい莫大な報酬のためだ。うまく彼女の機嫌をとるしかないだろう。
  • ボスは最高! フィアンセは御曹子? III
    -
    「僕のアパートメントに住んで婚約者のふりをしてくれ」ブレットの言葉にサニーは耳を疑った。聞けばブレットは、望まぬ結婚から逃れるため、婚約者と暮らしていると嘘をついたらしい。そこへ両親が訪ねてくることになり、急遽婚約者役が必要になったのだという。イギリス貴族の御曹子でプレイボーイの彼なら相手はいくらでも選べるのに、なぜ私に?そんな疑問をいだきつつも、魅力あふれる笑顔を向けられ、サニーはうなずくことしかできなかった。
  • 花婿を探せ! ブルーベイカーの花嫁
    -
    心理学者のジニーは独自の結婚理論を持っていた。育った環境の似た相手を絞り込んで心理テストを行い、相性のいい人を選ぶべきだ、というものだ。夏の休暇でおじのもとを訪れたとき、さっそくジニーは自分の花婿探しに乗り出した。隣人の御曹子が適任だと思ったものの、どうやって親しくなればいいのかまるでわからない。思いあまったジニーは、幼なじみのコルトに誘惑の仕方を教えてくれと頼み込んだ。だがコルトにキスをされたとたん、そんな理論は頭から消え去った。
  • プレイボーイのためらい ボスは最高! VI
    -
    父が独身重役の一人と結婚させようとするのを阻止するため、エミリーは候補の重役たちの縁結びに奔走した。努力が実り、五人の重役たちが花嫁を見つけた。これで安心して仕事に専念できる。だが、安堵したのもつかのまだった。なんと父は彼女に、最後に残った独身重役ジャックとリノへ出張するよう命じたのだ。しかもホテルではなく自分の別荘に泊まれとまで言う。怒りに打ち震えながらも、社長である父には逆らえず、エミリーはうなずくことしかできなかった。
  • 美女はお好き? ボスに夢中 I
    -
    とびきりの美女に変身したせいで、彼女は愛する上司に誤解されてしまった。■地味な秘書のシンディは、ずっと上司のカイルを愛してきた。なのに、カイルは筋金入りの仕事人間。彼女の熱い視線に気づきもせず、その誕生日さえ忘れる始末だ。落ち込んだシンディを元気づけようと、会社の友人たちが、有名な美容サロンに連れていってくれた。三時間後、まるで別人になったシンディは、胸を躍らせながら重要なプロジェクトの会議に臨む。カイルは信じられない美女に変身したシンディに目を見張り、思わず抱き寄せてキスした。だが、冷徹なカイルは美しい女性に強い不信感を抱いていて、秘書の変身を誤解してしまう。違う。私は上司にこびを売って昇進を狙うような女じゃない!ただ、あなたに目を向けてもらいたかっただけなのに……。
  • ボスは億万長者
    -
    ヘレナは大富豪ジャクソンのもとで働くことになった。彼は女性関係が派手な遊び人だという評判だが、ヘレナはちっとも気にならなかった。男性にはさんざんいやな思いをさせられたから、いくら魅力的でも、私はかかわりあうつもりなんてない。実際に会ってみるとジャクソンは噂ほどの悪い男ではなく、何くれとなく気遣ってくれる、すばらしい雇い主だった。楽しく毎日を過ごすうち、ヘレナはしだいに彼に惹かれていく。ある日、つきまとう男を追い払ってくれたジャクソンを見て、ヘレナは思った。もしかして、彼も私と同じ気持ちでは?だが、それはヘレナの思いこみにすぎなかった。ジャクソンの目は、近づくなとはっきり告げていたのだ。
  • ボスは傲慢
    -
    男性至上主義者の父の圧力から逃れ、自分の能力を証明するために、サブリナは事件記者として必死に働いてきた。ある日新しい部長が異動してきたのを知り愕然とする。なぜ私を昇進させてくれなかったのだろう?そんな彼女の割り切れない思いなど気にも留めず、新部長のビクターは、常にサブリナを監視し、危険だからと取材することすら制限し始めた。私の能力を信用していないのね。悔しさと怒りのあまり、サブリナは一人涙にくれた。

    試し読み

    フォロー
  • めぐりあう絆
    -
    ビッキーは怒りで体が震えた。不妊治療クリニックに保存していた彼女の卵子が、医師の不正で勝手に使用されたのだ。なんてことなの! 知らないうちに双子の母親になっていた。 そのうえ、会ったこともないイギリスの貴族が父親だなんて。怒りが静まると、彼女の母性が一気に溢れだした。子どもたちに会いたい。そしてできれば自分の手で育てたい。ところが冷酷な貴族は、交渉はおろか、面会すら拒否してきた。このままでは、永遠にあの子たちに会えない……。覚悟を決めたビッキーは、イギリスへ向けて旅立った。

    試し読み

    フォロー
  • 令嬢はトラブルメイカー ブルーベイカーの花嫁
    3.0
    カロライナは途方に暮れた。デート中に逃げ出した男性を追いかけようと、乗っていた観光馬車の馬に鞭を当てたところ、馬車が暴走し、町のあちこちを破壊してしまったのだ。おまけに御者のハントとともに逮捕された。きっと有力者の伯父がなんとかしてくれる。だが、その考えは甘かった。彼女をわがままな金持ち娘と忌み嫌うハントと、二人きりでの奉仕活動。それがカロライナに課せられた刑罰だった。

最近チェックした本