小説・文芸 - グレイプス作品一覧

  • あの人の笑い声
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    “性別を超えた愛”の行方。食品会社勤務、社会人2年目の葵は、大学生の高山圭介と交際中。しかし、圭介は「本当の」葵を知らない。葵に隠された秘密と計り知れない心の闇とは。耳を澄ますと聞こえてくる笑い声…。丁寧に描かれた心の動きから目が離せないサスペンスフルなミステリー作品。SNSで人気の若き著者第一作。
  • 跳ぶんだ!-昭和の技術屋サラリーマン
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    グローバル化の荒波に飲み込まれる中年技術者。会社人生の後半に大転換が訪れる。闘病、退職、それでも日本を創った技術力と生真面目さを貫いて、海外に活路を見いだすが…。著者の体験を元にした波瀾万丈フィクション。昭和のニッポンを支えた技術屋サラリーマン、定年前の最後っ屁!
  • 暇人一 不協和な私
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    個人出版で発表され、洒脱な視点が好評だったエッセイ集初の文庫シリーズ。  通勤電車、銀行窓口、行列の出来るラーメン屋、世の中の至る所に生息する時間を持て余した全ての暇人に送る失笑エッセイ集第一弾。  自分を偽って生きるつらさを描いた「本当の幸せ」、偉大な人物の親心故に苦しむ「親心のバトン」等、典型的小心者である著者内面の葛藤を描く。  最新書き下ろし一編を追加。 【著者プロフィール】  1971年東京都生まれ。  生まれついての小心者が、創業者であった父親の急病により引き受ける事となった中小企業を経営する。  一見つつがない生活を送っているように見えるが、引っ込み思案にもかかわらず、自己顕示欲が強く、硝子のハートを持ちつつも、モテたい願望を捨てきれず、生真面目な性格ではあるが、生来の怠け者であるが故に心の葛藤に翻弄される日々を送る。  趣味は睡眠。特技は取り越し苦労。 【暇人シリーズ】 ・暇人一 不協和な私 ・暇人二 葛藤の日々 ・暇人三 小利口なお利口さん ・暇人四 どんぐりと背比べ ・暇人五 年寄りに冷や水
  • 船乗りの、父の心は海のようには広くない
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    メディアになんて登場しない、あえて言うなら、普通の娘が日常考えている出来事を自虐を交えて書き綴る。 そっけない態度で会話も滞りがち、一人前になってしまった娘が、それでも慕う父親への密かだけれど確かなリスペクトが滲み出る。充分に照れながら。 精一杯正直に胸の内を綴ったエッセイに、子を持つ親なら少しだけ、ウルッとしてしまいます。 独りの時に、そっと読みたい、 いとおしさ溢れる芸大生の、ちょっと毒をまぶした挑戦エッセイ。

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