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4.0加世子と柊平は同棲をはじめたばかりのカップル。とりあえずマンションの4階で、新しい生活をスタートさせた。もちろん、遠くない将来に結婚するということを考えている。この同棲は、その日のためのウォーミングアップみたいもの……。そう思ってはいても、いつどこで変わるか判らないのが恋愛というもの。一緒の部屋にいることで、かえって以前より距離を感じることもある。加世子は、今さらながら男女の価値観の差について悩むのだった。そして柊平の父親が倒れたことにより、彼の家族とどう向かい合うかという問題が浮上。幾多の壁を越えて、加世子と柊平はウェディングベルを聴けるのか!? マンションの一室で喜怒哀楽を共にする、普通の二人のドラマティックなラブストーリー!!
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-仲良し3人組、沙織・亜衣・杏子。それぞれ社会に出て別々の道を選択している。けれど、杏子以外の2人はいまいち子どもっぽさが抜けきらない。人生も恋愛もまだまだ、これからが本番だと思っている年頃だ。ある日、とある真面目なイベントに参加した彼女たちは、そこで運命的な出会いをすることに。沙織が出会った新聞記者の清水は、口が軽い人気者タイプ。そして、詩人として活躍している沙織の姉をよく知る人物でもあった。複雑な想いを抱きつつも、沙織は彼に魅かれはじめる。一方、行動派の亜衣は恋愛に積極的。いち早く結婚相手になりそうな男性を見つけ、交際を進める。しかし相手が嘘をついていたことがわかってしまい……。女ともだちの関係と、3人それぞれの歩みを描いたセンシティブな群像劇。
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-作家・筒見夕貴は新たなチャンスに恵まれていた。出世作「グッバイ・レディ」の映像化にあたり、監督を任されることになったのだ。だが付き合いのある編集者・藤枝はいい顔をしない。腰をすえて文筆業に取り組み、いいものを書くべきだと教え諭す。後日、久しぶりに連絡のあった旧友・前沢を交え、酒盃をかわす三人。昔話に花が咲き、前沢は夕貴に想いを打ち明けた。かつての淡い思い出を頼りに、それを受け入れる夕貴だったが……。「サテライト・クルージング」は挫折と再生のラブロマンス。表題作の他、友情と恋愛の相克を追った「GAME」などを収録。全4話のレディースコミック短編集!
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-都会の喧騒と仕事の重責、それらの合間を縫うように人は恋をし、誰かを愛さずにはいられない。大人のロマンス連作集、いま開幕のベルが鳴る! スポーツプラザで汗を流し、美しさに磨きをかける女性たち。その中の一人、OLの貴恵はプラザの経営者の息子に見初められ、交際を続けていた。周囲からの羨望にみちた視線を意識する貴恵だったが、しだいに心は冷めてゆく。そんな折に出会った臨時インストラクターの田所は、とてもまぶしい存在に思えた……(「ゆれる24歳」)。田所の本業は、貿易会社のサラリーマン。同じ職場に勤める瑛子は、ひそかに田所を想っていた。ある日、貴恵についてよくない噂を耳にした瑛子は、思わず敵愾心を燃やすが……(「ハートのAが出てこない」)。絆をふかめた貴恵と田所。しかし運命の悪戯により、貴恵と田所の兄が出会ってしまった。ぶどう園を経営する心優しい兄は、ほろ苦いロマネ・コンティを傾ける……(「ワインレッドの赤」)。情感あふれる4作品+短編「星環」を収録しました!
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-真澄は元OLの24歳。恋愛結婚にあこがれつつも、そこにいたる糸口を見つけられず、仕事にも馴染めないまま会社を辞めてしまった。劣等感を感じていた矢先、母親にお見合いを強引に勧められ、反発心をおぼえつつも行くことに。現われた男性は生真面目な証券サラリーマンで、印象は悪くなかった。交際は続けられてゆく。しかし、街で偶然かつての同僚と再会し、真澄の胸に憧れがよみがえるのだった。穏やかに通じ合える相手とお見合い結婚を決めるか、これから愛をはぐくんで恋愛結婚を目指すか。真澄の揺れる心は、1枚のコインに託されて……(「裏か表か」)。英会話が得意で、思い切って転職を考えている美沙。採用試験は停電で止まったエレベーターの中という、ちょっと変わったシチュエーションだったが、無事に社長秘書として雇われた。やがて社運をかけたプロジェクトが頓挫した時、美沙は社長を支えようと歩み寄るが……(「ここより永遠に」)。結婚をテーマに描かれる大人のロマンス、4篇を収録!
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-イラストレーターの涼子は、そろそろ結婚して家庭を持ちたいと願っていた。だからこそ会社員の義彦からのプロポーズを受け入れ、成り行きに身を委ねたのだ。しかし婚約披露の宴席で、フィアンセよりも魅力的な男性と出会い、瞬く間に心を奪われてしまった。こんなことは許されないと思いつつも、彼の面影を忘れることができない。その想いは、家族や義彦に背を向けてでも貫きとおすべきなのか? ひとりで悩んだ末に、涼子が出した結論とは……。3話に分かれている中編「エンゲージリング」は、心のゆらぎを追ったラブストーリー。《他の収録作品》 女性誌編集の麻衣は、若き映画批評家の倉前を担当することになった。倉前はしょっちゅう軽口をたたき、なかなか本心をみせないタイプ。だが文才は確かで、読者からの反応も良い。一緒に仕事をするうちに、麻衣はしだいに好意を抱きはじめるが…(『クリスタルレイン』)。
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