検索結果

  • やさしい肉食恐竜の愛し方
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    「どの恐竜だったら、家で飼えますか?」自然科学博物館に勤める“恐竜博士”の北谷竜也は、ある雨の日、風変わりな質問を受ける。絵本作家を名乗った彼女は、恐竜を飼う話を描きたいのだという。竜也は彼女に、一体の肉食恐竜を紹介した。その恐竜はレイニーというニックネームを持ち、大型犬ほどのサイズで、全身をふさふさの羽毛で覆われた愛らしい姿をしている。彼女はレイニーに夢中になった。そして数ヶ月が過ぎたころ、竜也は偶然、まちなかのカフェで彼女を見かけた。難しげな顔で、男と話をする彼女。翌日、博物館に再来した彼女は、どこか元気がなくて……。恐竜博士と絵本作家、夢見がちな二人の、大人向けほんわかロマンス。
  • 意地悪彼氏
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    暇があれば図書館に通う本の虫。開館時間から閉館時間まで居座るのも珍しいことではない。そんなある日、高い位置の本が取れなくて唸る私を見て笑う男性が。本を取ってくれたのはありがたいけれど、今笑ったよね? 笑いましたよね? さらに「高校生?」だなんて訊いてきた。なんか凄く感じ悪いんですけど! そんな第一印象最悪の男性はどうやら図書館関係者らしい。
  • その温もりに、触れたくて。
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    うだるほどに暑い夏、穂積はユウと名乗る幽霊に憑かれてしまう。すぐに霊媒師に頼み、しかるべき処置を施してもらおうと提案するが、ユウは断固拒否。あげく、穂積のことが好きだと言い出す。一刻も早く、顔立ちと発散している冷気以外にとりえがない幽霊をはらおうとする穂積。しかし塩もお守りも神社も効かないユウは、べったりと貼りついて離れない。どうして穂積が好きなのか、未練はなんなのか、そもそもどこまで記憶があるかなど、一切を明かさないユウの真意とは。そして、「僕に犯されてると思いながら、イってね」と自慰行為の手伝いまで始めたユウに、穂積は――。美形(セクハラ)幽霊×恋愛に消極的な新社会人の恋は実るのか?
  • かどわかされて 奴隷姫
    4.0
    無防備すぎる貴族令嬢と俺様宝石商のキワドイ道連れ旅。■誘拐された貴族令嬢フーシエは、見知らぬ異国の裏市場で奴隷競売にかけられる。「一万!」「三万!」「三万五千!」……男たちのギラついた視線にさらされながら、鎖につながれたフーシエは、瞳に涙をため身を縮みこませることしかできない。あっという間に六十五万まで値が上がり、もう家族のもとには二度と戻れない、誰ともわからぬ男の屋敷に押し込められ陵辱の限りを尽くされるのだと戦慄したフーシエを、「八十万!」の破格値で競り落としたのは、旅の宝石商を名乗るリオという若い男だった。だが、大金をはたいてフーシエの身柄を購いながら、リオは彼女を解放する。可憐で儚げなフーシエの姿に、リオは気まぐれの義侠心を起こしたのだった。晴れて自由の身となったフーシエだったが、とはいえ世間知らずの令嬢が自力で遠い故郷に帰れるはずもなく、再びリオの情けにすがるほかない……攫われ、売られ、また襲われて、いつしか愛の疼きを覚えるフーシエと、どこか謎を秘めたリオの道連れ旅が始まった。
  • ヴァンパイアにバラの花蜜を~三姉妹恋物語「愛美」~
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    1巻550円 (税込)
    バラと秘密のエクスタシー!愛しの画家は吸血鬼の末裔■平凡な日々を送るOL神代愛美。男性経験はまだだが、夢ではエクスタシーを感じてしまう。その相手は狼のような目に素敵な香り…。友人の結婚披露パーティで美麗な画家橘川アラタに出会う。あれ?どこかで会ったような。絵のモデルになった愛美とアラタは作品の創作にとりかかる。アトリエにあったバラの棘で指を怪我した愛美はアラタにその血を吸われる。気絶するふたり。そして、互いの隠された力が覚醒する……。愛美とアラタの不思議な力の秘密とは? 絵の完成を阻むライバルの出現! 愛美に及ぶ魔の手……。ふたりの作品は完成するのか!? ふたりの恋は成就するのか!? エロティックファンタジー&サスペンス!
  • ダンス イン ザ ファクトリー
    3.0
    1巻550円 (税込)
    夢も希望もない。味気ない毎日……W不倫の甘美すぎる誘惑。■夫婦といっても形だけ。もしも子どもが生まれていたら少しは違ったのかもしれない。勤勉だった夫は仕事を休み、パチンコや競馬に手を出すことが多くなった。ほんとうに味気ない毎日。つまらない生活……。それでも食べていくために仕方なく始めた工場でのパート。息抜きといえば、寝る前に見るテレビとごくたまに行く安い買い物……こんな生活が続き、ただ年を取っていくだけだと思っていた。でも、倉木と出会ってなにかが動き始めた。出口のない生活に光が見えてきた。終業後の倉庫で、男子トイレの中で、駐車場に停めた狭い車の中で……職場で出会った年下男との人目を忍ぶ逢瀬が、抑えていた女の情念を呼び覚ます!!
  • 不器用な彼
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    デートでやって来た動物園。楽しんでいた私たちの傍にやって来た女性集団がその気分をぶち壊した。もともとモテる男だが、私は自分が本命であると疑わなかったのに……彼の口から発せられた言葉は、私自身が浮気相手だというようなニュアンスだったのである。怒った私は持っていたソフトクリームを男性の顔に押し付けて一人で園内を歩いていた。そこに声を掛けてきたのは薄汚い恰好をした動物園の飼育員。ふれあい広場で小動物たちと触れ合い、落ち着きを取り戻した私は、頻繁にそこへと足を運ぶようになっていった。
  • ストップ!? 職場恋愛
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    地方銀行に勤務して三年目の宮本美咲は、明るく仕事も頑張る25歳。同期入社の石橋くんとは一緒に昼食を食べたり愚痴を言ったり、何でも話せる友達以上恋人未満の関係。優しく頼りになる彼に惹かれていく美咲だったけれど、「僕は、同じ職場の人とは付き合わない主義だ」と言われてしまう。気まずくなりたくない美咲は、恋心を封印して友人のままでいようと決意する。しかし、押さえようとすればするほど“好き……大好き”切ない想いが溢れだして……。奥手な銀行員、美咲の恋の行方は……?
  • 鳳凰の誘惑 ~五色の瑞玉に魅せられて~
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    1巻550円 (税込)
    鳳凰の輝きに魅せられ、罪を犯したのは誰!?■理央は行方がわからなくなった弟を捜してある屋敷にやってきた。現れたのは美貌の女。榊原美紗子と名乗った女主人は、この屋敷に弟がいることを認める。しかしながら会わせてくれない。懇願する理央に対し、ゲームをして勝ったら会わせてあげると言い出す。そのゲームとは、この屋敷に住む誰かが美紗子から奪ってしまった『瑞玉』と呼ばれる赤い石を手に入れること。受けて立った理央は、『瑞玉』を探して屋敷の中を歩き回る。そこで出会った男、瞬の協力を得ることに。孤立無援の理央は優しくしてくれる瞬に惹かれていき、求められるままに──魅力的な男達が住む屋敷は、愛憎渦巻く危険で妖しい場所だった。
  • ドライブウェイ トゥー ヘブン
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    1巻550円 (税込)
    逃げたい男と離さない女、不毛な愛に決着をつける危険な道行き■妻子のある男・哲也と5年越しの不倫関係にある理世は、誕生日を迎えた休日、二人にとって思い出の場所・北陸路へのドライブ旅行をせがむ。理世は泊りがけと思っているが、接待ゴルフと偽って家を出てきた哲也は、どこかで適当な理由をつけて帰らねばならない。だが、なかなか切り出すタイミングが見いだせない……と、そこへ哲也の妻から電話が入り「息子が盲腸で入院することになった」と告げる。妻は勤務先の社長の娘。今、引き返して病院に駆けつけなければ、哲也は家庭も仕事もすべてを失ってしまいかねない。帰りたい男と、そうはさせじとする女。高速道路を疾駆する車中で、虚々実々の駆け引きが始まる。
  • いけない△関係~魔女と黒猫と王子様の恋~
    3.0
    “真実の愛”は、種族の壁をも超越するのだにゃ~!!■「……ヒュー、大事なヒュー、どんなに愛してくれても、私たちは結ばれないのよ。なんたって、あんたは私のしもべなんだから」。見習い魔女のミュアは、相棒兼監視役兼しもべのヒューをお供に修業の旅を続けている。ヒューは熱烈にミュアを愛しており、ミュアもついほだされて身体を許してしまったのだが、二人の間には超えられない壁があった――種族が異なる二人は、主従関係の魔力に阻まれて、Hはできても恋人や夫婦にはなれない定めなのだ。そこへ第三の種族=人間=ラウルが登場。ラウルは二人が通りがかった国の王子で、ミュアの女神と見紛う美しさに一目惚れ。ミュアも高貴で典雅な超イケメン王子にたちまちメロメロ……。真に愛し合ったならば、魔女も人間になれる。ただ一人、不利な立場のヒューは、あの手この手でミュアとラウルの邪魔をするが――この奇妙な△関係の結末やいかに?
  • マリッジブルーLove 今夜だけ、ぎゅっとして
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    結婚を控えたOLの彩菜はホテルで知り合ったオーストラリア人と濃密な夜を過ごし女としての悦びに目覚める。マリッジブルーに陥る彩菜に次々と誘惑の魔の手が伸びてきて迷いを抱えたままながら抱かれてしまい。
  • 愛しき人よ、祖国よ永遠に
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    13世紀の西ヨーロッパ。リアンはトリフォレスト家の姫。優しい両親と兄に見守られながら、平和に暮らしている。ある日、領内で兄とともに馬に乗っていたら、吟遊詩人の服装をした若者が倒れていた。そばには竪琴が投げ出されている。「山賊に襲われたのかもしれない」兄の言葉にリアンは心から同情し、館へ連れて行くように頼み込んだ。夜が更けてから、リアンは若者の部屋へ食べ物を持って行った。「助けてくださってありがとうございます」若者はディーンと名乗り、竪琴が無事だったことに感謝した。しかし、朝になるとディーンの姿は消えていた。まるで夕べのことなど嘘のように。それを知って、兄はリアンを叱りつけた。「ウェールズ大公の差し金だったかもしれない。我が領地も狙われているのだ」と。ディーンの優しげな風貌に、リアンは「まさか」と信じられずにいた。※ この物語は史実を参考にしたフィクションです。
  • 寵愛オフィス 指先で感じさせて
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    就活中のゆりはバイト先に現れた島田にスカウトをされて秘書として勤務。歓迎会で島田や先輩秘書の睦美に夜の手ほどきをうける。クビにならないようにと取引先の企業家を誘惑して関係を持つのだが…。
  • 居眠り姫の恋
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    誰もいない屋上でランチをして、昼寝をするのが入社して以来三年間続く私の日課。だけど、その日は違った。いつものようにアラームで目を覚ますと目の前には見知らぬ男性が立っていた。そして、自分に掛けられた上着。見覚えのないその人が違う会社の人であることだけは確かだ。「起きたか」初めて会ったその人はそう言って煙草の煙を吐き出した。それ以来、頻繁に遭遇するようになったけれど……あなたは誰? 何者なの? 毒吐きで意地悪で腹が立つのに……どうして惹かれていくの?
  • あなたしか想えない
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    私がテニススクールに通い始めるきっかけは一枚の生徒募集チラシだった。そこに載っていたコーチに一目惚れしてしまったのである。私はすぐに入会手続きをしてお目当てのコーチが指導する時間帯に通い始めた。それが二年前。なのに、運動が苦手な私は今でもコーチと親しくなれない上に、テニスの上達も見られない。今日も、道具の寄せ集めにボールをたくさん叩き込んでしまった。それを拾っていると、コーチの顔が近くにあって……。え? 今のって……キス?!
  • もう一度恋をするなら
    4.0
    不況のせいで父が経営していた会社が倒産した。父の会社で働いていた私も当然職を失い、職安通いの日々。そんな中、追い打ちをかけるように両親が置手紙を残して蒸発。落ち込む私の前に現れたのは学生時代に付き合っていた元カレだった。住み込み家政婦の仕事を紹介され、その話に飛びついたけれど……勤務先は元カレのマンション。ねぇ……どうして私を雇ったの?
  • あなたの胸に還りたい
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    彼は約束の場所に来なかった。何の前触れもなく突然姿を消したのだ。納得できない私は二年経っても約束の場所に立ち続けていた。そんなある日、終電間際のホームで電車から降りてくる彼を見つけた。声を掛けて呼び止めたけれど、その口から発せられたのは……“どちらさまですか?”という信じられない言葉。別れは決定的だった。なのに、偶然の再会がきっかけで会社を知られ、半ば強制的に連れて行かれた飲み屋で彼の発した言葉の意味を知る。頻繁に現れる彼と過ごす日々は長く続かない。怒り狂う彼の恋人に階段から突き落とされ、その日を境に音信不通となったのだ。そして再び巡ってきた約束の日、約束を知るはずのない彼がそこにいた。
  • 聖夜に聴こえるあの歌は
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    湖雪には母親がいない。小学校へ入学した年に家を出て行った。以来、父親と助け合いながら二人で暮らしてきた。クリスマスの夜、「早く帰る」と言ったのに父親はなかなか帰って来ない。心細くなった湖雪はドアの外で待つことにした。雪がしんしんと降り、寒さが身に染みる。涙がこみ上げてきたときに、どこかから歌声が流れてきた。「どんな人が歌っているんだろう」――泣かないで、泣かないで。きれいな歌声は、まるで湖雪を慰めているように思えた。
  • 世界一甘い逃避行~あなたと出会えた奇跡の夜~
    3.5
    月夜に“白馬の王子様”が現れた!? お人好しの泣き虫OL・水原桃と北欧の王子様が繰り広げるロマンチック・ラブストーリー♪ 毎日のように上司に小言を言われ凹んでいた桃。そんなある晩、憧れの先輩社員に食事に誘われ有頂天に。ところが、待ち合わせ場所に向かう途中、少年達にぶつかりからまれてしまう。そこに颯爽と現れたのが、金髪碧眼の美青年・レオだった。助けたお礼に“逃げ道”を教えてくれと頼まれて……いったい、この人何者なの!? 突然、お姫様抱っこされたり、跪いて手を握られたり、涙をキスで拭われたり、ドキドキさせられっぱなしの桃。レオの素性を知らないまま、二人の甘酸っぱい逃避行が始まる!!

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  • ハッピーエンドはすぐ傍に~月夜に現れた王子様~
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    同僚に内緒でつきあっていた上司に突然、別れを告げられた彩。二股をかけられていた事実まで知り、ショックのあまり会社を休んでしまう。そんな彩を心配し、アパートへ見舞いにきてくれたのは、新入社員の羽鳥佑真だった。彩にとって佑真はかわいい弟のような存在。まったくの恋愛対象外だったが、ひょんなことで彼に「恋人の代役」を頼む羽目に。ところが、満月の夜、待ち合わせ場所に現れた佑真は、ふだんとは全く違い、落ち着いた大人の男の雰囲気を身にまとっていた。それはもう、一目で恋に落ちてしまいそうなカッコよさで――。年下男子に翻弄されるOL彩の甘くてちょっとエッチなロマンチック・ラブストーリー。

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