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  • KI.DO.U
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    「パパは深優姫にプレゼントを贈ろうと考えた。モバイルと呼ばれるヒューマン型コンピュータだ」 死んだはずの父・周人から授けられた一体の人間型コンピュータ“モバイル”。 碧い髪に緋い瞳、ナルシスのような美貌の彼は、その外見からは想像できないような凶暴さの持ち主だった! 彼の存在の秘密とはなんなのか。突如、襲いかかってきた武装集団の目的は? 『封印』がひとつひとつ解かれるたび、深優姫の目前に、閉ざされていた過去の真実が浮かびあがる…。 第1回日本SF新人賞、佳作入選作品。
  • 九十九神曼荼羅シリーズ ハンプティ・ダンプティ
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    自分が何者か知らないハンプティは、ある春に物知りのネムノキと暮らし始める。名づけたのは、ちょっと意地悪でおせっかいなカラス。彼らに訪れた冬の哀しい別れと希望の春の物語。 オリジナルの電子絵ものがたりを配信する九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ。
  • 九十九神曼荼羅シリーズ ヒア・アイ・アム
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    モノが魂を持って動き出す!怒り狂う怪物、奇跡を起こす妖精。時を超え、姿を変えて現れる不思議のかずかず。 オリジナルのファンタジー&ホラー作品を配信する電子絵ものがたり「九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ」。 「ヒア・アイ・アム」の主人公は、キャットアイ。この九十九神もまた、自分がモノであったときの使命に縛られながら苦悶するクリーチュアーとしての姿が描かれる。 暗闇で目覚めてみると、意識があった。それも顔は平面のプラスチック、体は吸盤のある指先を持った二本の手と二本の足。「モノとカエルのキメラ?」おぞましいイメージにぞっとする。「オレは化け物か?」右の口と左の口が交互に問い続ける。いったい何があったというのだろう。わが身に何事が起きたというのだろう。右と左の推理は続く。そして記憶が蘇るにつれて、苦々しい真相が見えてきた。生臭い血のにおいと泥のにおいの中で、自分が何ものであったか、はっきりとわかったのだ。「少年の死はオレのせいか!」
  • 九十九神曼荼羅シリーズ +A(プラス・エー)
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    亡き兄がくれた綿棒で出来たお守り、アメンボー。桜子はアメンボーに導かれて、桃色の花が咲く草原のうさぎや、ドールハウスの熊の親子を目撃する。そこは、失われた記憶がよみがえる不思議な世界だった。 オリジナルのファンタジー&ホラー作品を配信する絵ものがたり「九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ」。
  • 九十九神曼荼羅シリーズ ライターヘッド
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    モノが魂を持って動き出す!怒り狂う怪物、奇跡を起こす妖精。時を超え、姿を変えて現れる不思議のかずかず。オリジナルのファンタジー&ホラー作品を配信する電子絵ものがたり「九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ」。 「ライターヘッド」は、さ迷える使い捨てライターのものがたり。 文句を垂れ流すライトハンドと無口で冷静なレフトハンドを従えて、醜い腹をゆすりながらライターヘッドは今日も点火の旅を続けている。ライターヘッドに心はいらない。火を点けると決めるのは人間だし、火を消すのは人間の役目だ。人の心を温める火も、家も命も燃やしつくす火も、ライターにとっては使命のひとつにすぎない。火を点けてこそのライターだから。ところがある日、ライターヘッドの想像を超える事態が起きた。ライターヘッドの心も腹も揺れに揺れてしまう大ハプニングが…。現代を舞台に、壊れたライターが語る妖しくも哀しいものがたりのてん末は。

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