波多野ミキ作品一覧
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-食べるものだけではなく、あらゆるものが豊かにあふれている現代・日本。ぜいたくもできる時代になりました。だからといって、子どもたちは幸せでしょうか? 子どもが幸せでなければ、親は幸せになれません。また、親が生き生きしていなければ、子どもはやる気をもって元気に生きることはできないでしょう。あり余るものに囲まれて、ほしいものがたいして努力しないでも手に入ります。今、子どもたちが無気力になったと言われています。がんばる気力のない子が増えてしまいました。豊かな時代になっても、がんばる力を発揮させるには、親はどうしたらいいでしょうか。積極性、自発性を育むために、どう育てていったらいいでしょうか。本書で、一緒に考えていきましょう。
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3.0子どもにとって、親のひと言がどんなに大きな意味をもつか、私たちはあまり考えていません。「言ってはいけないことば」と「言わなければいけないことば」――そのたったひと言が、子どもの可能性を伸ばすこともあれば、反対に、ダメにしてしまうことだってあるのです。親なら誰だって、わが子にはのびのびと育ってほしいと思うでしょう。そうした思いから、「子どものために」と、ほめたり叱ったりしています。「そんなこと、思い当たらない」と考えている方でも、毎日一緒に、身近に生活していると、無意識のうちに、子どもを傷つけるようなことを言ってしまっていることがあるかもしれません。ふだん、どのようなことばがけをしているか、この本をきっかけに、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか? (「はじめに」より) 子どもの心を傷つける親の「ひと言」69例を紹介し、望ましい言いかえの対処法などをわかりやすくアドバイスしています。