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3.0設計事務所で働く沙倉耀司に依頼された洋館のリフォーム。その依頼主はかつての親友で、今や人気小説家となった設楽愁一だった。少年の頃から美しく気高い愁一に憧れ、念願叶い彼の一番近い存在となった沙倉。しかし、肉欲を伴った己の恋情が汚らわしいものに思え、大学時代に彼のもとを去り…それから十年。ますます美貌に磨きのかかった愁一に、一度は諦めた想いが再び疼き始める。「おまえが俺を捨てるから、何もかもうまくいかなくなったんだ」 離れていった過去の仕打ちをなじられ、後悔と期待を持て余した沙倉は、欲望を抑えきれずついに彼の唇を奪うのだが―。
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3.3「愛人ならば、その身体で俺を籠絡しろ」美貌の秘書・響也は、敬愛していた上司を陥れ解任させた首謀者・慎二にある契約を持ちかける。すべては上司を救う為。土下座をも辞さないと構えていた響也に、男は冷酷に促した――服を脱いで奉仕しろ、と。屈辱に震えながら跪いた響也は、慎二によって男としての矜恃を踏み躙られ、淫らに喘ぐ身体につくり変えられてしまう。心までは赦さないと拒絶する響也だが抱かれるたびに心は揺れ……。