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5.0年間200回の研修を行っている接客・接遇講師が、自らの体験をベースに、現役の奈良・薬師寺僧侶に質問をする形で、「おもてなし」の心の本質に迫ると同時に「日本人の心」について深く考察します。 【目次】 第一章 薬師寺が育んできた、「もてなしの心」 あいさつひとつにも、「もてなしの心」を込める 人を惹きつけるふるまいとは なぜトイレがきれいな店は繁盛するのでしょう? 誰に対しても気持ちのいいサービスをするために おもてなしのモチベーションを保つために 第二章 日常にできる、おもてなしのための自分磨き 毎日の仕事にこそ心を込めるのです たくさんの「ありがとう」を口に出しましょう 笑顔は何よりも美しいものです 「お辞儀」にはどういう意味があるのでしょう? 今こそ「正しいこと」の本質を見つめましょう 清らかな心をもちましょう 腹を立てず、心を穏やかに保つコツ 第三章 他人だけでなく、自分も幸せになる「もてなしの心」 勝ち負けにこだわりすぎないでください 「成功」=「幸福」だとかん違いしてはいけません 知らず知らず慢心してしまう心に 「利他」の心をもち続けましょう 周りに惑わされずに働くために お客様のために、一生、学び続けましょう 第四章 仏教もおもてなしも、人が幸せになるための智慧 マナー・接遇の背景にある仏教の心とは 縁を大切にしましょう 若い人たちに伝えていきたいこと 悪口や中傷はどう受け止めればよいのでしょう? 引き継いだものを伝えていきましょう 手を合わせましょう