検索結果
-
2.0「俺、夏葉のこと妹だって思ったことないよ」―早くに父親を亡くした夏葉は、母親に女手ひとつで育てられてきたが、15歳の時、母親の再婚により新しい家族を紹介される。医師試験に合格したばかりの英臣と、医学部で勉強中の彰英。代々医者というエリート家系に驚きつつも、あたたかな歓迎を受けた夏葉。6年後…空港。ER立ち上げのためアメリカに1年間の研修に出る両親を見送る三人。その日から三人だけの共同生活が始まる―。義兄たちと働く病院で、突然、英臣からキスを迫られ、咄嗟の出来事にドキドキが止まらない夏葉。そして今度は彰英にも迫られ想いを告げられる―。イケメン義兄たちとの禁断の恋の行方は…
-
-「君のことだ。次に僕が誘ったら断りかねない」――伊達充と片倉真奈は物心ついた時からの許婚同士。思春期を迎えた頃から、真奈は許婚という関係故に充への想いに素直になれず、次第に素っ気ない態度を取るようになる。彼が上京して以降は連絡も取らず、疎遠なまま月日は流れた。やがて大学を卒業し、社会人としての生活が落ち着き始めた頃、真奈は充から突然食事の招待を受ける。七年振りの再会に、少しずつかつての距離を取り戻していく二人。けれど、素直になれないままの真奈に、充は一夜を共にして欲しいと真摯な視線を向けて――? もしも、許婚じゃなかったら。複雑な想いが絡み合う、二人の想いの行方を描く、甘く切ない一夜の物語。
-
4.0無垢な乙女を覚醒させた背徳の愛戯!!■ああダメ。あなたに処女を捧げてしまったら、私は巫女の能力を失ってしまう……なのにもう抗えない。愛してしまったから――。辺境の村リチェルカに生まれたイリーナは、祈りの力で村を護るため、生涯を無垢で送ることを宿命づけられた巫女。しかし、イリーナには、巫女を崇める村人達には決して明かすことのできない、彼女自身すら知らない肉体の秘密があったのだ!? イリーナの体は性的な興奮で、力を失うどころか、逆に力を増していくのだ……。警固役オルトの狂おしい誘惑。若き領主シアルの激しい執着。村人達の目を欺きながら繰り返される男たち二人の密かな愛戯を受けて、イリーナの秘められた能力がいま、花開く!!
-
-
-
-僕の妻になりなさい――禁断の淑女レッスン!◆王子の優しい躾けと激しい愛技が、薄幸な少女を蕩けた淑女へと変貌させる!! 悪い大人たちに暗殺者へと仕立てられた、呪われし異眸の少女サーシャ。彼女を救ったのは、美しき慈愛の王子ヴィストと、怜悧な側近フォルンだった。「君の瞳には星が宿っているかのようだね。緑と水とを映したようなこの二つの瞳は、君にだけ許された美しさだ」甘やかな囁きはひび割れた心を癒し、巧みな愛撫は無垢の肉体を覚醒させてゆく。煌びやかな宮殿の褥の上で、王子たちの指や舌が、至福の愉悦に教え導き、未知の快感を教え込む。何も知らない無垢な肉体は蕩けはじめ……!? 甘い褥に囚われる、蜜姫版マイフェアレディ!
-
-「君の手はひとを救う手。俺の手はひとを殺す手」乙女の祈りは唯ひとつ……苦しむ彼にまことの愛とさいわいを■滅ぼされた祖国より命からがら逃れてきたリーリエは、中立国アルモニアの難民キャンプで看護師見習いに採用された。広がる大戦の中、アルモニアは傭兵稼業と国籍を問わない医療活動で混乱の時代を渡っている。家族すべてを失ったリーリエは、途中で脱落した級友たちのことに心を痛めながらも、長閑な景観と新しい生活にひとときの癒しを感じていた。そこに一人の青年が亡命してくる。重傷だ。リーリエは傷口を手当てしようとしたが、彼はたどたどしい彼女の看護を素っ気なく振り払い、自分で手早く処置を済ませてしまう。「あまり自分にかまわない方がいい」とミステリアスに呟く青年。シャワーを使い、支給品の衣服に着替えた彼は、誰もがハッと目を奪われるほどの美貌を持っていた。しなやかな筋肉と身のこなし。鋭い感覚。そう……彼は「元・軍人」……しかも征服戦争を引き起こしたケラスィア帝国の【英雄】と称えられるリーベルト少佐であった――
-
-
-
-「……それで、今日も失恋されたという訳ですか……」「好きになっちゃうんだもん、仕方ないでしょ」しっかり者で気さくな年下のバーテンダー、徳島和人。失恋するたびにバーで飲み明かす恋多きOLの希美。出逢って一年、徳島は希美にとって良い話し相手となっていた。「今日は僕も少し飲みたい気分なんです。店を閉めて、その分貴女に奢りますよ」雨の日の金曜日、今年に入って何度目かの失恋をした希美に、徳島は店の貸し切りを持ちかける。彼の厚意に甘える希美は、徳島に彼のオリジナルのカクテルを注文して――二人きりのバーで繰り広げられる密やかな恋の駆け引きを描く、甘く蕩けるカクテル風ロマンス!
-
2.7魔物に汚されたはしたない身体を、愛してもらえるなんて――■「ほう……生娘か。穢れを知らぬ純潔の血……久方ぶりの我が正餐に相応しい」料理屋の娘レティシアは、島に棲む吸血伯爵モーリスに攫われ、生き血を吸われてしまった!? 即座に半吸血鬼へと変わってゆく身体は、妖しい刺激に悶え、愛蜜をとめどなく溢れさせ、伯爵はそれを冷たい舌で舐め取る。恐怖と屈辱のなか、レティシアは愉悦に堕ちて――。そんなレティシアの元へ、若い女性の連続不審死事件を追う騎士エルヴェがやってきた。彼がいうには、レティシアを元の人間に戻す方法はただひとつ。それは、『体内に人間の男の精を取り込むこと』!? だが、そのためには、まだ未通のレティシアに破瓜の苦痛を与えねばならず、すぐに人間になれるかもわからない。しかも、レティシアを愛する伯爵が外出先から戻れば、密通したエルヴェは命がないかもしれないのだ――。ふたりの生をかけた愛蕩の戦いが始まった!!
-
-
-
3.0「僕は自分の直感に従って君を指名した。他に理由が必要か?」 大手下着メーカーに事務員として務めるごく普通のOL綾瀬文は、デザイナーの桐嶋悟に助手として指名を受け、《試着室》と呼ばれる彼の個室へと向かった。重要な展示会を控え、パリにある海外支部から帰国したばかりの桐嶋は、眉目秀麗さと洗練された佇まいから社内では何かと話題となっていた人物ではあったが、その寡黙さ故に女子社員からの話題も下火になりつつあった。何故自分が助手として指名されたかわからないまま、文は桐嶋との二人きりの時間を過ごしていく。だが、助手として指名したにも拘わらず、桐嶋は資料に目を通すことしか指示しない。疑問を抱きつつ、言われたままランジェリーの資料を捲ることしか出来ない文。だが、着用モデルが身に着ける一枚の写真が目に留まった文に、桐嶋が唐突に話し掛けた。漸く訪れた会話の機会に、文は自分を指名した理由を問うが、桐嶋は「君が欲しいと思った、ただそれだけだ」としか答えてはくれない。寡黙でミステリアスだが、どこか自分を魅了してやまない彼に、文は段々と惹かれていき、歓迎会の後、記憶もないままに彼と身体を重ねてしまう。自分の身体を探り、測るような彼の愛撫に文は次第に溺れていき――《試着室》と呼ばれる二人きりの密室で過ごす、甘く切ない秘蜜の時間の行方とは……?
-
3.0その顔と身体を口封じの為に葬るのは惜しい……君を飼ってやる■閉鎖的な孤児院で育ったシャオ・ラン。引き取ってくれる里親も現れず、自活するための仕事にも恵まれないまま、20歳の誕生日を迎えて、院を出なければならないシャオを、若き銀行家ジェイ・ハンが住み込みで雇い入れる。他に選択肢もなく、写真で見た顔と名前しか知らないジェイの元へと孤児院がある帝都下層区から、高層ビルが立ち並ぶ一街区へと向かうシャオ。しかし、シャオを乗せた車は武装した男達に襲撃され、シャオはジェイの“裏の顔”を知る。死を覚悟したシャオに、ジェイは唇の端で笑いながら告げた。「気まぐれに君を飼うのも悪くない……その顔と身体を、口封じの為に葬るのは惜しい」。そして始まった愛玩人形としての贅を尽くした暮らしの中で、シャオはジェイの愛技に溺れて――官能と暴力が交差する、著者渾身のアジアン・ノワール!!
-
-「ここに住むのはどう?」高層マンションに住む永野修平と、その向かいの古びたアパートに住む三浦志織。アルバイト先のコーヒーショップで挨拶を交わす程度だった二人の仲は、老朽化を理由にアパートの建て壊しが決まったことで、急速に変わっていく。引っ越しの当てもない志織に家政婦の仕事を条件に、空き部屋の等価交換を申し出た修平。住む場所に、アルバイト代という破格の条件と、修平への興味から志織はそれを引き受けて――単なるご近所同士の関係から、家政婦と雇い主へと変化した二人の関係。家というプライベートな空間で明らかになっていく修平の素顔と近づく二人の距離。そんな彼との距離に戸惑う志織に修平が出したある答えとは……?
-
5.0
-
-
-
-ライリー、来て。ほんの一瞬だけでも、あなたと繋がらせて―― 身体は繋がっても心までは手に入らない。切ない想いが交錯する、時に過激な偽りの愛で紡がれた甘美な時間の行く末とは…… ◆二つ年上の幼なじみ、ライリーに密かに想いを寄せるティア。初めてのドライブで、ティアの趣味に合わせて森の奥に佇む廃城へと向かった二人は、その様子に圧倒される。人々から忘れ去られた城は、ティアを誘うように門扉を開き、二人は城の中へと進んでいく。しかし、それは死してなお城に残る、最後の主、エリオットの罠だった。「この身体に思い切り愛されたくはないのか?」城を眠りから覚まし、かつての姿に蘇らせたエリオットは、ライリーの身体を人質に、ティアに迫る。彼への密かな想いと、失恋を見抜かれ、ライリーの身体と声で惑わされたティアは、いつしかエリオットの手中に堕ちてしまう。だが、エリオットがティアを選んだのには理由があって――?
-
-とろりとろりと愛蜜したたる桃源郷で【仙人】たちとの陶酔遊戯■香港夜市。露店めぐりの最中、家族とはぐれた旅行中の英国人・ジャスミンは、しつこい客引きの魔の手から力強い腕に助けられた。とろりと脳髄を刺激するような強くて甘い桃の香り。真っ白な銀の髪。満月のように輝く金瞳。まるで書物から抜け出して来たような人間離れした美青年である。彼の名はダーシー。共に一服していた茶店から、うっかり【桃源郷】に迷い込んでしまったジャスミンは仙人たちから愛蜜の歓迎を受けてしまう。小川のせせらぎで身体を洗われ、川の水からたちのぼる芳醇な匂いに頭も心も満たされて……差し出されるまま、熟れた白桃の実に齧り付き、垂れ落ちた甘露の雫がジャスミン喉元を艶めかしく濡らしていく。ああ……このまま桃源郷の住人になってしまいたい……!その時、桃の木々の梢を一陣の疾風が駆け抜けて、ジャスミンはふと冷静な思考に引き戻された。聞き覚えのある涼やかな声音。「そのお嬢さんは私のお客様だよ」「達喜導師!?」仙人たちの間に動揺が走る。「ダーシー!」豪奢な道服を纏った絶世の美丈夫は、そう、夜市で彼女の危機を救った不思議な【彼】だったのだ――
-
4.0さらけ出せ、その先を知れ。もっと俺に溺れてみせろ――■母親を不慮の事故で亡くしたミシェル。悲嘆に暮れる彼女の前に現れたのは、全帝都会のボス、アンディ・ウォンその人だった。十八年間明かされなかった自らの生い立ちを知り、戸惑うミシェル。そんなミシェルの運命を嘲笑うかのように、全帝都会の対抗組織、新夜会の魔の手が伸ばされる。帝都一街区の利権と娘の命を天秤に掛けられたアンディはあっさりと娘を見放し、ミシェルは新夜会の手中に落ちた。「美しい肢体だ。やはり生娘として利用するには惜しい」。利用価値を失ったミシェルに、新たな価値を見出したのは新夜会のナンバー2、ロイ。ロイはミシェルを色街へ売るべく、《教育》を施すと宣言する。生き伸びるためにロイに従うしかないミシェル。だが、ロイはミシェルを狂おしいほど愛し、身も心も乱して快楽の海へと溺れさせていく――摩天楼を背景に昼夜問わず行われる恋人達の秘め事を描いた、著者渾身の官能ノワール……!
-
-恋心と忠誠に囚われた「姫と執事」の御奉仕レッスンは少々過激な言葉責めで…!?■小国の姫・瑞穂は、自国の飢饉を救うため豊かな国の側室として人質に出る決意をする。大国の国主は好色かつ豪快で気前が良く、美しい純潔の姫を喜んで迎え入れることにした。彼女を迎えに来たのは若き敏腕執事・篠井貴雪。一年間分の食糧と引き換えに、瑞穂は壮麗で物々しい行列に迎えられ、篠井の手にひかれて牛車に乗った。二人きりになった途端、貴雪に「閨の作法を知っているか」と問われ純真な瑞穂は動転する。初々しい様子の姫をまるでからかっているかのように貴雪は「側室としての心得」を姫に教えることが道中の任務である……とSっ気に満ちた微笑を浮かべた。真隣に密接した狭い空間で、二人が過ごす牛車の旅。女性リードで男性を悦ばせる方法、密接の具体的な春画など、見たこともないような男女の世界を蕩けるような声音で囁く貴雪。幾日も言葉責めによる「御奉仕の手ほどき」が続けられた。緊張と高揚で恥じらいに身を捩らせながら、何故だか姫の心は篠井に惹かれ始める。このレッスンの通りに篠井に触れられたい……でも、私は自国のために、大国の国主へ差し出した身……純潔の姫はときめきと戸惑いの間で想いを揺らして……!?
-
-
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。