ワタナベチヒロ - 青泉社作品一覧
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-自分が死ぬ日を知ってしまったら、もう日常には戻れない…。母の死後、母が人の死ぬ日を予言する力を持っていたことを知った息子。彼が死ぬ日だというメモを母の秘書から渡されるが、そこに書かれていた余命は…。(『カウントダウン』ワタナベチヒロ)やさしい夫と結婚し幸せいっぱいの女には、その生活にずうずうしく割り込んでくる妹だけが悩みの種だった。妹は、自分は20歳で死ぬと信じて定職にもつかず堕落した生活を送っていて…。(『約束の日』はざまもり)自分の死期を知り、その恐怖に耐えられず心や身体を壊していく悲劇を描いた5作品を収録。
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-人間のエゴで傷つけられた動物たちの小さな叫びに耳を傾けて……。毎夜、自分が犬になって人間に狩られる夢を見る男。その犬は彼が遠い昔に見捨てた犬かもしれない!?(『昨日のあした』香川祐美)ペットの飼い主が原因不明の怪我を負う事件が連続して発生。怪我人の中には、アクセサリー感覚で飼い犬を取り替えるひどい飼い主もいるようで……。(『逆襲』新久千映)悪意や見栄、ストレス発散のために動物を虐待する人間と、虐待される動物たち、そして動物を必死で守ろうとする人間たちをめぐる事件を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第40弾。
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-私たちは、見えない檻の中にいる―――。幼い頃から、なぜか友人作りに失敗し続けてきた満。親に勧められるまま高校に進学し、特にやりたいこともないまま入った文芸部で、暗い雰囲気をまとった由樹と出会う。親から虐待を受けている事を淡々と語る由樹に満は戸惑うが、やがてふたりは友達になる。親の暴力や育児放棄に長年耐えてきた由樹と、親の言いなりで主体性のない満の心が通じ合った理由とは? そしてふたりがたどり着いた結末は…? 毒親に苦しみ絶望と希望の間で揺れる少女たちの物語。(本作品は『ibara 残酷な女のミステリー5~毒親の呪縛~』に収録されている『ふたりの毒親』と同内容になります)
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-次にいじめられる子は誰ーー!? クラスでいちばん成績優秀で美人の女王様・南に嫌われてぼっちにならないよう、必死に空気を読んで集団生活を送る茜。南の機嫌を損ねないよう、南の好きなアイドルの商品を少ない小遣いで買ったり、グループチャットで延々と続く興味のない話題につき合う日々に疲れきっていた。だかある日、親友の天童が南の逆鱗に触れてひどいいじめを受けるようになる。自分の身を守るため、茜は親友に対する南たちのいじめ行為に目をつぶり、やがていじめに加担してしまう…。恐怖に支配された教室で、茜は卑劣ないじめに立ち向かうことができるのかーー? (本作品は『ibara 残酷な女のミステリー2~学校は戦場だった~』に収録されている『ぼっち恐怖症~ヒエラルキーの底で息ができない!!~』と同内容になります)