ニーナ・ハリントン - ハーレクイン・イマージュ作品一覧

  • この恋に別れのキスを
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    ルル・ハミルトンはある医療財団の出版記念の会見に招かれ、著者カイル・マンローを紹介されて驚いた。今朝、ネパールから一年半ぶりに帰国したばかりのその医師は、さきほど重い荷物に困っていた彼女を助けてくれた色男だったのだ。カイルはルルが何者かを知ると、次作の執筆の手伝いを頼んできた。十年前、海外医療の先駆者だったルルの母はウガンダで命を落としたが、当時新米だったカイルは、その下で働いていたらしい。彼に協力すれば、数週間のあいだ二人きりで過ごすことになる。まばゆい笑みとあふれる魅力にときめきを感じて、ルルは怖くなった。いずれ旅立つカイルに恋をすれば、傷つくことがわかっていたから……。■不在がちな医師の母のもと、寂しい思いをして育ったヒロインは世界中を飛び回るヒーローに惹かれてしまいます。期待の新星ニーナ・ハリントンが送る、涙を誘う感動作です。
  • 大富豪と妖精
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    エラはたった1人で幼い息子を育てなくてはならなくなり、長年親しんできた音楽の道をあきらめた。ちょうど運よく見つかったのは、別荘の管理人兼家政婦の仕事だ。働き始めて3年が過ぎたある日、外出先から自転車で戻ったところ、エラは真紅のスポーツカーに乗って現れた男性――世界的な企業の社長、セバスチャン・カステラノと出会った。セバスチャンは別荘の主である継母に会いに来たのだが、あいにく継母が海外旅行中と知り、早々に立ち去ろうとする。ところが、思いがけない運命のいたずらで、エラは数日間、彼と一緒に別荘で暮らすことに!■2011年にデビューを飾った期待の作家ニーナ・ハリントンの新作をお届けします。南フランスの美しい風景の中で描かれるロマンティックなシンデレラストーリーをお楽しみください。
  • 涙がこぼれるその前に
    4.0
    エイミーはロンドンで小さなべーカリーを営んでいる。今は、結婚式を間近に控えた親友からウエディングケーキ作りを頼まれ、花嫁の付添人を務めることもあって、式の準備で忙しく過ごしている。そんなとき、彼女を助けるために、一人の男性が店にやってきた。ニューヨークから来た花嫁の兄――ジャレド・ショーだ。ハンサムで長身の、鍛えられた肉体を持つ完璧な男性に、エイミーの心はときめいた。でも、彼はどうせ手の届かない相手。不動産会社を経営するやり手の実業家が、私に興味など持つはずがない。エイミーは誰にも見せずに隠してきた胸の傷跡に、そっと手をあてた。まだ人を愛することにどうしても臆病になってしまう、かつて銃で撃たれた苦い記憶をとどめる傷跡に……。■イギリスから日本デビューを飾った期待の新人作家、ニーナ・ハリントンの作品を、今月から三カ月連続でお届けします。ウイットのきいた心温まるロマンスをぜひお楽しみください。

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