鳴海澪 - イースト・プレス作品一覧

  • 永遠の蜜夜
    3.0
    罪に濡れてもおまえが欲しい。 幼い頃から慕っていた、兄のクリストファーロと結ばれたアントニエッタ。「これで本当に僕のものだ……」普段は理性的で優しい彼の獣じみた欲望を肌で感じ、彼女は女としての喜びを知る。一方で、兄を禁忌の関係に引きずり込んでしまったことに罪悪感も覚えていた。だが彼はこの関係に罪はないと言う。――アントニエッタは知らなかった。二人に血の繋がりがないことも、アントニエッタを手に入れるためならどんな罪も厭わない、彼の異常な愛執も……。
  • 新月の契り
    3.3
    俺のこの熱を忘れるな。 隣国の王の策略により両親と国を失ったロッカラーナは、 敵国に媚びて生き延びるよりも、王女としての死を望んでいた。 だが願いは叶わず、王弟アルマンスールに屈辱的な方法で純潔を奪われ、側女とされてしまう。 彼への殺意をあらわにするロッカラーナ。 だが彼はなぜかその様子に安堵の表情を浮かべ、短剣まで渡してきて……。 その後、着飾らせるばかりでまるで手を出してこない彼を訝しむロッカラーナだが、 新月の夜、彼の心の傷を知り――。
  • 龍王の寵花
    3.8
    両親を早くに亡くし、王城で働く兄と二人きりで生きてきた蓮花。しかしある日、兄が王に毒を盛ったと疑われ共に捕らえられてしまう。兄を信じて庇う蓮花は、王である真龍に「兄の命を救いたければ、俺に一生を捧げろ」と後宮に閉じ込められ……。冷酷な真龍に服従を強いられ、蹂躙される日々。だが、蓮花を支配しようとする彼の胸には消えることのない悲しみが隠されていた。真龍の傷ついた心を知って、寄り添いたいと思い始める蓮花だったが――。

最近チェックした本