デボラ・ヘイル - ハーレクイン・ヒストリカル作品一覧

  • 恋に落ちた七日間
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    クレアのもとにある日、継母が訪ねてきた。娘のテッサが素性もわからない男に夢中になり、スキャンダルに巻き込まれそうだというのだ。異母妹とはいえ、駆け落ちでもされたら一大事。クレアは探偵を雇って男の身辺を探りつつ、自らその男とテッサが出席しているパーティーに乗り込んだ。そこで優雅に踊る紳士は、なんと昔クレアが思い焦がれた使用人のユアンではないか。十年前に突然、姿を消した彼が、今なぜここに?そして、どうして妹に近づいたりしたの?
  • 罪深き婚礼
    4.0
    十二世紀、王位継承の争いを避けて修道院で暮らすセシリーは、四人の兄弟を内戦で失い、突然誰もが欲しがる花嫁候補となった。彼女を娶れば、広大なブランサムの所領は夫のものになる。それを見越して、かねてからの求婚者フルクが実家に戻ったセシリーを無理やり奪いに兵を引き連れてきた。死ぬほど嫌いなフルクの妻になるなら、女王に命じられたとおり、会ったこともないローアン・ドゥコートニーに嫁ぐほうがいい。彼の城に行って、この身の純潔とひきかえに助けを求めよう。セシリーは隙を見て城を抜け出し、格好の旅の相手を見つけた。修道院の菜園で出会い、生まれて初めて惹かれた男性に再会したのだ。彼こそローアンその人だったが、ローアンは偽りの名をかたった。ひと目見て忘れられなくなった女性が彼の許嫁だとは知らずに……。
  • 勇者は死なず
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    ドミニ・ド・モントフォードはハーウッドの女君主である。彼女の領地は“湿地帯の狼”という盗賊団の脅威にさらされていた。家臣と領民を救うために、ドミニは修道院へ向かう。かつてハーウッドの君主であり、勇猛果敢な戦士だったアーマンドを連れ戻すためだ。アーマンドは政治的な裏切りにあったことがきっかけで厭世的な気分に陥り、修道院に入ったのだった。俗世に戻ることをかたくなに拒むアーマンドに、困りはてるドミニ。二人の言い分を聞いた大修道院長は意外にも彼に修道院を去るよう促す。こうしてアーマンドは再び剣を手に取ることになったが……。★ゴールデン・ハート賞受賞作家デボラ・ヘイルの作品をお届けします。物語の舞台は1143年のイングランドで、ヘンリーI世亡きあと、王位継承争いが勃発し、国内が二分した時代です。作品中に登場する女帝モードはヘンリーI世の長女に、スティーブン王は甥にあたります。★

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