小説 - 福市まつ作品一覧

  • 静かに透きとおる~恋はずるくて~
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    幼馴染みであり従兄妹同士の透子と静琉。 透子より六つ年上の静琉はひんやりとした微笑が似合う。 静琉は大学を卒業して、就職で上京することになった。離れ離れになるとき、感情過少の静琉が下した命令のもと、交わした誓いのしるしは、透子の心も躰も縛りつける。 好きという意味は無自覚に変化していって、いつの間にか恋にたどり着いていた。 近いからこそ遠くて恋は苦しい。

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