村松友視 - 小学館文庫作品一覧

  • 市場の朝ごはん(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 小樽の三角市場の毛ガニ、青森の迷路市場のジャッパ汁、滑川漁港のほたるいか、八幡浜の鯛めし、那覇のゆしどうふ……と、生つばを飲みこむような日本の市場巡り。旅の達人、村上友視に案内されて北から南へ旅を愉しむうちに、市場に生きる人たちの人生の断面が鮮やかに浮かびあがってくる。エネルギーに満ちた市場が寂しくなるのを惜しみつつ、そこに働く人々を見つめる村松さんのまなざしは、時にやさしく、時に淡いユーモアをにじませる。おとなの味を求める新しい食紀行文集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 奇天烈な店(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 その店の主人は、「サバは関より紀伊水道」「大トロはひと振りの塩とニンニクきざみで」という確固たる舌の持ち主。それでいて、「イカの眼球を支える筋肉」やら「タイの脳ミソ」なんぞというシロモノがでてくる奇妙奇天烈な鮨屋。そこで繰り広げられるのは、主人と常連の間で交わされる人情の機微に富んだ会話……。名前は知ってはいても、家族構成や職業も知らない──それが酒場の流儀。実生活の匂いは持ち込みたくない。その間合いを楽しめる客だけが、この店に入ることを許される。さあ、虚と実が裏と表に貼りついた“村松友視的世界”の珍味をご賞味されたい。

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