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Posted by ブクログ
地球温暖化に関する子ども向けの本は多いが、写真や図表でなく文章で読みたい子どもに向く。語り口はとてもやわらかいのだけれど、残念ながら難しい単語(「知見」など)がちらほらと出てくるので、やはり中学生向けだろうか。
温暖化の現状、パリ協定、エネルギーの種類と長所短所がまとめられている。子ども向けだからと身の回りの省エネの話で終わらず、エネルギーの選択の話になっているのが良い。
もっと知りたい子ども向けにリンクが多数掲載されているのはとても良い。
Posted by ブクログ
<新しい「学び」を楽しむ>と題された、岩波ジュニアスタートブックス(ジュニスタ)の中の1冊。“中学生が自分の可能性を広げていくためのシリーズ”ということもあり、ただ読んでもらうだけではなく、途中で問いかけをしたり、ワークシートを作らせたりといった、自分で考えてみることを促す構成となっている。エネルギー問題の基本知識をわかりやすく説明しながらも、世界の中で大きく後れをとっている日本のエネルギー政策を、鋭く指摘しているのがヒシヒシと伝わってくる。
Posted by ブクログ
小中高校でこの本をベースにこれからのエネルギーをどうするか話し合えば有意義な学びになるだろう。
ワークシートの例などが載っているサイトもきちんと書いてある。それぞれの発電方法のメリット・デメリットを学び、今後の電力構成を考えていく。ディベートを行うのも良い。
それにしても…今化石燃料の割合が8割越えてるのよね。で、原発は震災後いろいろ問題がわかってあまり稼働していない。再生可能エネルギーもまだまだの状態。
しかし、近い将来二酸化炭素の排出をゼロにするとか言ってるでしょ?可能なの?どんどん再エネやっていかないと間に合わないよ。
SDGsももうあと9年しかないよ?政治家も一時期SDGsのピンバッジをスーツの襟にこれ見よがしにつけてたけどさ、あれはファッションでしかなかったよね。コロナでSDGsは吹き飛んじゃったね。日本の政治、なんにも変わってないし。
考えると本当に不安になる。このつけを子どもたちが払うことになる。
グレタさんのケンカごしの言い方がよろしくないなんて言う人もいるけど、それくらい強い言葉で言わないと間に合わないところに来てるんだよ。