【感想・ネタバレ】クロワッサン特別編集 花と緑のある暮らし。のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

クロワッサン特別編集 『花と緑のある暮らし』 July 13, 2021。マガジンハウス。
創刊は1977年で、女の暮らし方・男の暮らし方。 知的好奇心溢れる40代女性に贈る暮らしの雑誌。 読者層は40代~50代の女性が多いと言う。
焦点がはっきりしているので、花と緑のある暮らしの提案が、安定していて、気持ちがいい。
こんな生活をその世代が望んでいるのかな。子供も手がかからず、少し余裕が生まれている。
なんとなく、自分の生活に潤いを与えたいという時に、花と緑ということなのだろう。
40年以上続いているマガジンで、男の人にもどうぞとユニセックスの編集にもなっている。
「家事は本当に女性だけのものなのか?」という問いかけから、「創意ある暮らしは美しい」というコンセプトになっている。
花と緑のある暮らしのテーマは、「植物に触れ、喜びを感じる暮らし」「緑と光と、好きなものに囲まれて」「花をいけるための3つの基本」「ベランダガーデニング入門」「コンテナ栽培でおいしい野菜」となっている。ちゃんと、今の時代のライフスタイルの少し先を提案する。
「大好きな人たちと顔を寄せ合い、ふれあうことが当たり前だった日々。そんな当然の日常が失われて、笑顔はマスクの下に隠され、笑い声もはしゃぐ声もどこか遠くへ。今こそ植物のチカラを借りる時」という。非常事態宣言が解除されても、第6次が来るかも知れない。今までとは違った生活とは何か?ということだ。モノトーンの生活の暮らしに彩りを加えようという提案は全面的に賛成だ。
植物に向き合うことで、気持ちが和らぐ。季節を感じるには、植物と花だ。季節の景色を取り入れる。
五感で味わうには、「涼しさ」「香」「ビタミンカラー:色」「時」を家に取り込む。そして、緑と光と、好きなものに囲まれて。少しずつ、手をかけて暮らすのが楽しい。
花をいける3つの基本は、「色合わせ」「バランスの妙」「まとめすぎない」が、自然なのだ。
ベランダガーデニングは、プランターに、それぞれコンセプトを作ることだ。いろんな野菜の中から、相性のいい野菜を植えよう。
枯らしてしまう人のやりがちなことは、水をやりすぎちゃダメ。日当たりと風通しを考えよう。過保護でなく、放任でもない、必要な時に必要なだけ。というルールを守ろう。
香りで、色で、手触りで、ハーブのチカラをもっと知ろう。ハーブを暮らしの中に。アロマで、プチ鬱を癒そう。お洒落なガーデニンググッズも紹介してある。
なるほど、実にステキな提案だ。これを読んだだけでも、生活のイメージが変わる。

0
2021年10月04日

「暮らし・健康・美容」ランキング