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Posted by ブクログ
パリの刑事フィリップ。50代でキャバレー課から犯罪捜査部へ異動。残虐な事件が起こり新任ながら課長として指揮をとる。キャバレー課にいたということで夜のパリを知り尽くしていてそのことが捜査を前に進めていく。警察小説として面白く展開されていくのだけれど犯人がまだ判明していない時点でこの人が犯人だなと思ってしまうほど不自然というか大袈裟に書かれているような箇所がありそこがすこし残念だった。それでもラストにある犯人との一瞬の対峙の場面は迫力や緊張感があってよかった。続編も書かれているということでぜひ読みたい。シリーズが途切れず発売されることを願ってます。
Posted by ブクログ
パリの警察もの。事件が日にちを追って書かれていて、プロローグがうまく生きている。地道な捜査の様子やパリの街の道路の狭さや渋滞もリアル。ヨーロッパの作品にしてはドロドロした所がなくあっさり目。