あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
子育ては「あんなに」の連続。あんなにほしがってたのに、あんなにしんぱいしたのに、あんなに小さかったのに―。日常にあふれるたくさんの「あんなに」の中で、子どもは大人になっていく―。 大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケによる、こどもと昔こどもだったすべての人に届けたい、ちょっと目頭が熱くなっちゃうやさしい絵本。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
前半は、育児や生活のなかでの、
クスッとする「あんなに」が凝縮。
にやにやして読み進めると、
後半、やっぱり泣かせにかかってくる。
それが、ヨシタケシンスケ。
「
あんなに つらいことがあったのに
あんなに たのしいこともあったのに
あんなに かなしいことがあったのに
あんなに うれしいこともあったのに
あんなに あんなに
あんなに いろいろあったのに
まだ たりない」
Posted by ブクログ
3years
親向けの本ということで評判がよかったので買ってみたけど、なぜか息子にヒットして、何度も何度も読み聞かせすることに。
最初のあたり、おもちゃほしがるのにすぐその他のおもちゃと一緒に投げてあるのとか、息子は親近感を覚えた様子。
髪がすぐもじゃもじゃになるのとかも。
最後の方で、息子が赤ちゃん連れてやってくるところは、母-息子-孫の関係がピンとこず、つまりこの「母」はあなたにとってのおばあちゃんで…と説明してもよくわかっていないようだった。確かに難しいのかも。
私の視点としては、やっぱり夫との死別を感じさせるところの「あんなに」の羅列は胸にきたし、これまでの思い出が詰まったページはジーンときた。
ただ、お母さんが息子のお風呂上がり?を覗いている風の絵はちょっとな…と思った。息子も、これどういうこと?と聞いてきた。あ!ごめん!という感じでもなく、見ようとして見てる感じだったので。
ヨシタケさんに対しては、語感のよさとか発想は結構好きだけど、表現や内容には違和感を覚えることがある。人気ではあるけど、それはそれ。