あらすじ
新米パパがママの視点で見つめたら、世界は別の場所だった――。共働き夫婦が多数派の今でも、日本の妻は夫の3倍もの家事・育児を担っている。そして、日本は先進国有数の「親子に冷たい国」。育休を取ったことで「パパの家庭進出なしにママの社会進出はありえない」と気づいた「普通のパパ」が、豊富なデータと実体験を交えて綴る。本書を読まずしてパパになってはいけない! note人気連載(1記事の最高スキ数2891)の書籍化。
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Posted by ブクログ
読書記録です。まだの人は参考にどうぞ。
いつもと出だしコメントが違うのは、ぜひぜひ読んでほしいから。
みんなで渡れば怖くない同調圧力のこの国で、ニッポンを変える運動をしてくれた平凡なパパさんに感謝!
ご自分が家庭のことは妻に任せっきりで、内助の功をうけまくっている山のごとく不動な「(男性)議員のセンセイ」方に、よくぞ言ってくれた!という内容です。
悲しいかな、女性がどんなに訴えたところで「保育園落ちた日本〇ね」な国ですからね…
Posted by ブクログ
『社会の不合理を変えるには、まず理想(目標)を掲げること』が大切だと分かる書籍。小さなところから、大きなところへ関係者を巻き込みながら駆け抜けていく筆者の情熱は凄いと感じました。
一隅を照らす光という一文がお気に入り。一隅とは、自分の家族(パートナーと子どもたち)。今、ここにいる最愛の人たちから幸せにしていきたいと強く感じました。
Posted by ブクログ
パパとして心が動かされる良書。
タイトルの通り、私も「女性の社会進出のためにはまず男性の家庭進出が必要だ」という考えを持っており、手に取りました。内容は自分の考えている以上に深いものでした。
結局、女性の社会進出を促す「国」が現実を理解していないために、なかなか社会が変わらない。
では自分には何ができるのか?
小さなコミュニティでもいいから、お互い助け合える地域作りをしていきたい。
Posted by ブクログ
当事者意識と支え合いがみんなの幸せに繋がる。
子供のことを任せっきりにして受け身にならない。自分も一緒に調べて考えて決める。
もっと早く読めば良かったと思える一冊。
育児に参加してない人はもちろん、している人も"つもり"に気づく一冊。
家事育児だけでなくビジネスにもつながる考え方。
Posted by ブクログ
人類の歴史から見ても、子育てを担っていたのは親を含むコミュニティであって、親だけで子育てするのは無理なんです。
家族の形が変わってきたのに、政府や世の中が想定している「家族像」が変わっていない。
今の日本は、助け合いの仕組みが失われている異常事態。
政府は家族関連社会支出を手厚くするとともに、男性は家庭進出して、ニッポンを変えましょう!
Posted by ブクログ
いい本だった!と率直に感じた。
もうママたちはいっぱいいっぱいなんだよ、
ということを肌身で感じてくれたのが
文面から伝わってくる。
「結婚しろ!出産しろ!
そのせいで自分らしく生きられなくなるかもしれないけど、お母さんなんだからしょうがないよね★」
の一文に、そうそうそうそうなんだよ!と深く同意した。
わかってくれて、ありがとう。
と勝手に言いたくなる本でした。
内容も濃かった。