あらすじ
虐待サバイバーで支援者でもある著者、渾身の書き下ろし。
「毒親育ちのトラウマ」から解放されるための実践的な行動指針がここに!
「暴言・暴力」「ネグレクト」「価値観の強制」など、親から不適切な養育を受けて育った人は、
成長してからも自己を受けいられず、人間関係も苦手で「生きづらさ」を抱えて生きることになりがち。
適切な支援につながれず、精神疾患を発症し、酒や薬に依存して破滅の道を進んでしまう人もいます。
原因となっている過去のトラウマ=「育ちの傷」を乗り越えるためには、
どう考え、誰に頼り、何をすればいいのか?
20年以上にわたり、現場で当事者支援に携わってきた著者が解説します。
【本書でわかること】
●親との距離のとり方
●相談・支援機関の選び方と使い方
●心理療法のあらまし
●医療、とくに精神科とのつきあい方
●心の治療に使われる薬のリスク
●パートナーや酒などに依存しないための心得
●自分と向き合い、生き方を変えるセルフケア
今日からすぐに取り組める内容を、豊富な実例とともに1冊にまとめた決定版。
虐待サバイバーや、そんな人に関わるソーシャルワーカー、医療従事者などは必見です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大小あるけど
子どもが非行に走るとか、自分を大事にできないとか、犯罪行為をしてしまうとか
は
根本には家庭環境があるのではないかと思った
親が悪いと言うのは簡単だけど
その親も被害者だったりするからややこしい
ある程度の年になれば
親に期待せずに、自分の足で生きていこうと思える位になれたらいいなと思う
そこを自分なんてとかになってしまうのかもしれないし
そこを切り替えて思えるのは育ちがよかったからなのかもしれないと思うとまたうーんってなるけど
うまく周りの人がフォローできたらいいと思う
著者のように
当事者から助ける立場になれる人もいるから
まずは誰かを頼って立ち直って、助けられる人になっていけば優しい社会が回っていくのではないかなと思う
もちろん加害者である親のケアもできる人が現れたらいいなと思う
Posted by ブクログ
他人から見ると良いところが沢山ある人でも、
自尊感情がないことで、生きづらさを感じているような人がいる。
認知の歪みは、過去の経験からくるもので、自動的に感情に訴えてくるため、自分はどういう認知の歪みがあるかを認識することが大事。
認識した上で、リフレーミングによって、言葉を再洗脳すれば瞬間的に思い出させる認知の歪みもいい認知に変わってくる。