あらすじ
学び、人づきあい、仕事、豊かさ、死、老い…
人生のさまざまなテーマについて、東洋思想の2大書物「論語」と「老子」の言葉から、
悩み、行き詰まりを抜け出すヒントを見つけ出します。
王道を説く「論語」、発想の転換を与えてくれる「老子」、
趣の異なる2つの言葉をそれぞれのテーマごとに用意し、
時代の転換期といえる現代の状況に置き換えながら、わかりやすく解説していきます。
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Posted by ブクログ
2年ぶりの再読。
この本を読んで、本当の教養とはなにか、本当の豊かさとは何かを考えさせられた。
老子いわく、本当の教養とは、億劫がらずに学ぶ事を好み、立場が下の人を含めて色々な人から学ぼうとすること。本当の豊かさとは、自分のリズムで生きること。
これらを読んですごく納得した。
老子の考え方は「上善は水の若し」に尽きると思う。つまり、最上の善とは水のように生きること。あらゆるものに恵みを与えつつ、何者とも争うことがない。自然に生きる。
色々な考え方を少しずつ取り入れて自分のものにしていくことを「習合」と言う。
これからも色々な生き方を学んで、人生の参考にしていきたい。