【感想・ネタバレ】風の又三郎のレビュー

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Posted by ブクログ

少年と村の子供たちとの心象風景を

現実と幻想の交錯として描いた秀作の物語です。



どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ  すっぱいかりんも吹きとばせ


ある風の強い日…

谷川の岸の小さな小学校に、不思議な少年が転校して来ました。

地元の子供たちに少年は、「風の神の子 ではないか?」

という疑念とともに受け入れられたのでした。

さまざまな刺激的行動の末に、学校を去っていきました。


どっどど どどうど どどうど どどう

風は まだやまず、窓ガラスは雨つぶのために曇りながら、
  
また がたがた鳴りました。

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2010年01月16日

Posted by ブクログ

vol.14で参考にしています。といいましてもとある部分だけです。
宮沢賢治の作品は正直あまり好きではありません。なぜだか心が辛くなるからです。けれど、宮沢賢治の選ぶ言葉はとても好きです。「風の又三郎」という名前を聞いただけで「又三郎」を想像してしまいます。初めて聞いたとき、又三郎はオジサンだとばかり思っていました。そのオジサンが風を呼び、嵐を呼び、グワッハッハハハハと高笑いして空を飛んでいく想像をしていました。
原作を読んだときのショックは今でも忘れません。

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2009年10月21日

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