感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これは「ジュニア新書」には惜しい。
10 代前半が読むには惜しい。
大人がじっくり読むのが相応しい。
つい、徒然草 第八段を再び読んで確認してしまった。
Posted by ブクログ
死んでしまった愛する人への語りは、なんと詩情豊かなのだろう。
他人の生死にもさほど関心を向けず、親族の死さえも、葬儀業界のベルトコンベアに載せられて、お膳立て通りに処理される現代。
その流れに囚われて、感情を十分吐露することさえ考えから消えてしまう。
そのゆえに、悲しみを叫びたい無意識との歪みが躁鬱や様々な問題を引き起こす。
悲しいを悲しいを、恋しいを恋しいと思うがままに叫ぶことができた古典の時代の人たちを、とても羨ましく思うのだ。