【感想・ネタバレ】続・日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える全身の健康につながる歯周病予防のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

歯周病はどうして起きるのか、予防するにはどうしたらよいかが書かれていた。
印象に残ったのは
・歯周病が悪化するかどうかは、抵抗力や生活環境の影響も大きい。
・歯周病が循環器疾患を引き起こす仕組み。複数の炎症性物質が血管壁を刺激し、動脈硬化を誘導する物質を作り出すことが考えられる。その結果、血管内にアテロームプラーク(糊状の脂肪性沈着物)が発生し、血液の通り道が細くなり、動脈硬化が発生する。
・歯周病の原因となるプラークは、食べ物の残りかすを栄養にして増殖する。プラークはバイオフィルムとも呼ばれるように、糊のようにベタベタ、ヌルヌルとしている。このため、歯ブラシでしっかりこすりとる必要がある。
・歯ブラシは、使用後1ヶ月たったら新しいものに変更する
・歯ブラシだけと、歯磨き粉をつけた場合では、後者のほうがプラークの落ちがいいと実験で証明されているとのこと。でも、データが書かれていない!
・1500ppmの高濃度フッ化物配合歯磨き粉は、根面う蝕(歯根のむし歯)予防に向いている。歯周病により歯ぐきが下がると、歯の根本が露出する。歯の上の部分は、硬いエナメル質だが、歯根部分は薄いセメント質なので、酸でとけやすい。
・歯磨きは、一ヶ所20回磨く。小刻みに。歯の表面と歯肉の境目に歯ブラシの毛先を差し込むようにあてる。大事なことは、ブラシの当て方。目安は5分以上。歯の表面、裏側、かみ合わせ面。
・電動歯ブラシもよい。磨き方が重要

0
2020年06月20日

「学術・語学」ランキング