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Posted by ブクログ
史実(一説)に基づいて書かれた、伊達政宗公を巡る女人たちの短編小説。
戦国の世を生きた"武家の女"はやはりかっこいいと、そう思った。
私は本当に色々な面で小心者、弱虫が顔を出すので、こういう生き方に憧れる。だからせめて、外面では弱く見えても、ブレない芯を内側に秘めていたいと思った。
歴史小説のしてももちろん面白いが、それと同時に同じ女として、己を通す女人たちから勇気をもらえる一冊。
Posted by ブクログ
現代では考えられない”男が絶対の時代”に、自分で考え自分で動くことがどれだけ周りに疎まれるか、それでも自分を見失わずに生きる女性たちに心を打たれた。
Posted by ブクログ
歴史的には取り上げられない女性の様子が描かれている内容で、読みやすく、興味深いものでした。
完全なる男社会の中で、自分はどう生きるのか、よく見定めている女性という印象です。
「喜多」の話が一番好きかな。
Posted by ブクログ
伊達政宗についてあまり詳しくは知らないなかで、その伊達家に関わりのある女性を焦点を当てた話は新鮮でした。それぞれの立場での苦労や立ち回りに時代や伊達政宗の人となりを感じれたように思います。
伊達政宗自体にも興味をそそられました。