【感想・ネタバレ】不在者 家裁調査官 加賀美聡子のレビュー

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Posted by ブクログ

家裁調査官が主人公のお仕事小説ともいえる”クライムサスペンス”。
主人公は、加賀美聡子。裁判官同様に数十件の案件を抱えており、今回メインとなるのが、失踪宣告の申請を調査する事案。
一人暮らしの老婆が亡くなり遺産が3億円。3人の息子はすでに亡くなっており、相続人は3人の孫。しかし、その一人薫が行方不明で、彼に遺産を遺贈するという遺言書が見つかったことから、他の孫が失踪宣告を申請する。
さいたま家裁の調査官加賀美聡子が薫の消息を追う。彼の悲惨な子供時代を調べ上げ、養護施設から勤め先へと辿り着くが、そこからの行方がようとして掴めない。
やがて、弁護士の協力を得てようやく彼を発見。
その結果の意外な事実と、さらに弁護士が・・・
欲にまみれた相続人や薫の得る遺産を当てにする母親を始め、不倫や子供の親権を争う別居中の夫婦等々、様々な人間模様が描き出される小説。
家裁調査官シリーズとしての続編が待たれる。

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2021年11月24日

Posted by ブクログ

家裁の調査官が主人公。離婚調停と遺産相続者の失踪宣告に奔走しているうちに、事件性に気付く。少し冗長な気がするが、終わり方の裏切りが半端ない。

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2020年10月29日

Posted by ブクログ

読んだことのない方で題材に惹かれて読んでみました。全体に展開が遅めで、そのわりに深みに欠ける描写でした。終盤の筋も分かりやすく、安物ドラマみたいでした。題材は良さそうだっただけに残念。

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2022年08月09日

Posted by ブクログ

11月-29。3.0点。
女性家裁調査官が主人公。老婆が孤独死するが、相続人は孫名。しかし、うち一人は行方不明。その後、老婆の家から行方不明の孫に遺産を全額相続するとのメモが出て。

読みやすい。行方不明の孫の意外な事実などあり、結構面白い。
但し真犯人については、既に前半から「怪しい」と分かってしまった。

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2020年12月03日

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