【感想・ネタバレ】住み開き 増補版 ──もう一つのコミュニティづくりのレビュー

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Posted by ブクログ

知人が取り上げられているため、前々から読もう読もうと思いながらも手にとる機会がなかった本。
なにも目新しいことが連なって書かれているわけではない。
しかしこうしたことをやっている人のそれぞれのアイデアというのは非常に参考になった。

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2022年11月12日

Posted by ブクログ

他者に、社会に向けて扉をひらくことで、「私」の中に「他者」が流れ込んでくる。そうして仕事、生活、娯楽、すべてが渾然一体となる。生きることと仕事や趣味、自分の持っているものを変に棲み分けずに、そのまま生かしながら歩みたいと思い始めている自分には、学ぶべきところが大きかった。
本書に載っている方々の生き方はそれぞれに個性的だけれど、自分をストレートに活かしながら、ごく自然に生活して、その中に仕事や趣味が息づいており、それらに隔てはない。色んな在り方で自分を開いて、繋がって、それが人生を豊かにしてゆく生きた例を眺めることができた。
個人的には、他者に閉じがちでありがなら、やはり誰かと豊かに繋がりたいという欲求を持つ自分にとっては憧れる在り方であるし、どうにかしてそうした境地にいたれないか、それには何が足りないのか、考えてみたいと思わされた。

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2021年08月24日

Posted by ブクログ

<目次>
増補偏
東京編
大阪編
各地編

<内容>
核家族化が進む昨今、隣近所との会話もなくなり、引きこもりや孤独死など、コミュニティーの不在が叫ばれている。そこで地域の活性化も含めて、ボランティアなどによるコミュニティーづくりが多く実践化されている。しかし、この本の「住み開き」は、ゆる~く地域に自宅を開いて、シェアハウスだったり、民泊(ゲストハウス)だったり、飲み屋風になったり、ライブハウスだったり、美術館だったり、その人の個性に合わせた活動を紹介している本。「自宅」がミソで、そこに当人家族が住んでいる。生活がある中で、さまざまな活動をしていく。その活用法から生活費を稼ぐわけでもない(稼いでいる人もいるが)。行政が入るといろいろとめんどくさいらしく、金銭的支援も期間が限られるので、「ゆる~く」やるのがポイントらしい。当の著者も現在は「住み開き」をしていない。それをあとがきを言い訳にしているが、基本は「ゆるい」のがポイントなので、あまり考えないほうがいい。そう思った。またこうした活動が地域コミュニティーの活性化のヒントになると感じた。

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2020年03月31日

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