【感想・ネタバレ】鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧のレビュー

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Posted by ブクログ

「鬼滅の刃」を通して大正時代を学べる本。
鬼滅の刃の舞台は大正時代の初期なので、作品を通してがっつり大正時代を学ぼうとすると無理があるのでは?と思っていたのですが、時代考証はかなりしっかりされていました。

たかが14年、されど14年。大正初期と大正中期~後期では文化も微妙に違います。その辺はしっかり解説されているので大丈夫。

登場人物から見る時代では、当時の人身売買や炭焼きという職業、医療や孤児院、切腹についての考え方まで、「鬼滅の刃」を読んだ人なら読みながら「なるほど~」と思えます。

鬼については彼らのバックグラウンドがそもそも大正時代ではなく江戸時代だったり平安時代だったりするので、その辺の時代にも触れています。

あと、この本で驚いたのは、
柱稽古で甘露寺蜜璃ちゃんの家でレオタードとパンケーキが登場していたことについて。
マンガではただのギャグのつもりかと思っていましたが、実はレオタードもパンケーキも大正時代にはすでに存在していたとのこと。パンケーキは確かに「そうかもしれない」と思えたりもしますがレオタードは意外過ぎて驚きでした。

そんな新しい発見もできるので、「鬼滅の刃」をきっかけに大正時代に興味を持った方にぜひおすすめしたいです。

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2020年09月06日

Posted by ブクログ

『鬼滅の刃』の舞台、大正時代について知れば、物語をより深く楽しめる!大正時代に起きた出来事、人々の暮らしやファッション、食べ物などをくわしく紹介するハンドブック。大正時代の資料ってあまり多くはないので、知りたい人にはとても参考になる一冊。鬼滅にハマっている人、この本でさらに深みにハマってください。

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2020年07月06日

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