あらすじ
クリエイター・ぶんけい待望のエッセイ!
チャンネル登録者数130万人以上のYouTube「パオパオチャンネル」の活動を休止し、現在映像や広告制作の分野で活躍。
YouTubeの活動と並行して立ち上げた会社のこと、伝説的人気を誇った「パオパオチャンネル」への思い。
パフォーマーでありクリエイターであるぶんけいの道筋を綴ります。
才能も、指定席もなかった。だけど、「なんで」の好奇心だけは小さい頃から人一倍。
人の心を動かす「クリエイティブ」の根底にあるもの、ぼくの「腹黒」な生き方。日常や思考まで、「ぶんけい」のすべてが1冊に。
川島小鳥による撮り下ろし写真、カンタ(水溜りボンド)、そら(アバンティーズ)との3人対談も収録!
<収録予定内容>
1章 「なんでマン」の誕生
2章 青春とパンドラの箱
3章 働くってなんだろう
4章 ありふれた日常
5章 答えのないもの
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Posted by ブクログ
まだ読んでる途中なんだけど、というかまだ2章読んでる最中なんだけど、今の時点でどでかい声で「でぃ!!!!!」って言える。
文章の作り方は、エッセイらしい!って中にノリのいい、でぃ(これ以上に相応しい言葉が思い付かなかった)、な文が混ざってる感じで、めっちゃ目の前にぶんちゃんがいて喋ってる感覚になる。ぶんちゃんの声が聞こえてくる。
あととりあえず今思った事を書くと、全部の見開きに一文、そのページのキャッチフレーズみたいなのがどーんって書かれてるんだけど、その選ばれた文が全部こうやって書かれるために文章に入れたんかってくらいドンピシャ。これだわぁってなる。そしてその配置の仕方。例えば「狙わずして隙間産業」という文は言葉通りページとページの隙間に入り込んでいるし、「予定調和を崩す落差」も言葉通り崩されてる。
ついさっき読んだところに「チャンネル全体を『作品』と捉えていた」って書いてあったけど、この本全体も「作品」として、ぶんちゃんはこの本の全ての部分を抜かりなく作り上げたんだ、って感じた。
いつの間にかめっちゃ長くなってた。それでは私はぶんちゃんワールドに戻ります。残り半分以上もある幸せ。もっと浸ろ。最後に一言。でぃ。
Posted by ブクログ
普段は本を読み始めると途中で飽きてしまうほど集中力がないというのに、この本を一気に読めてしまった。まさに感情のシャトルラン。Youtuberであり、振付師であり、踊り子であり、自ら立ち上げた会社の社長であり、とある事務所で修行中のスタッフでもあるぶんけいさんの、肩書きに捉われない超横断的なキャリア観?だったり、すべてのものに理由や意味を見出そうとする好奇心だったり、嫌われたくないと思う自分への喝だったり、ぶんけいさんを構成するいろんなものの見方や価値観が詰まった本。特に響いたのは、自信があるから自信がない、自分に期待をするな、という言葉。よく自分の中で他人にどう思われるか、これを入ったら嫌われるんじゃないか、とか色々理由を探して何かを躊躇ったりするけど、正直自分はそんなに期待されてないから安心しろ、と言われてるようでハッとさせられた。すべてのことになんで?を問い立ててネガティブなこともポジティブ思考に昇華できる意味づけができるってすごいことだな、ほんとに。