あらすじ
「さんまのSUPERからくりTV」「中居正広の金スマ」などを手掛けた、TBSの人気バラエティプロデューサーを支えてきたのは無数の本でした。本を読むことで想像力を養い、教養を高め、仕事にも活かした結果が、人気番組のヒットだったのです。 本書は、読書が苦手な方向けに、「ジャケ買いする」など人生をおもしろくする《バラエティ読み》を紹介します。岩波新書、中公新書、講談社現代新書、ブルーバックスの各編集長との特別対談を収録しています。
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Posted by ブクログ
<目次>
まえがき バラエティ読みとは何か?
第1章 なぜ僕たちは今、本を読まない死んでしまうのか?
第2章 どんな人にとっても、読書は「いいこと」しかない
第3章 仕事でもっと大事な「想像力」は小説で磨ける
第4章 僕たちは今後、どのような読書をすればいいのか?
第5章 読む本に迷ったら、まず新書を手にしよう
<内容>
もとTBSディレクターで現在バラエティプロデューサーを名乗る(読書プロデューサーでもある)著者の本。「読書」をかなり敷居を低く説明してくれている。第5章の各新書の編集長との対談もなかなかよい。本を読みたくなる本である。
Posted by ブクログ
著者は、感情や感覚をとても大切にする人なのだろうなと思いました。
共感できる点が1つ、なるほどと思った点が1つありました。
共感できたのは「ジタバタすることが、人生の幅と深さを作る」という考え方。ムダな遠回りや嫌なこと、失敗が大事。
なるほどと思ったのは「知っていることばかり書かれた本は、触れた自分がどう感じたかに焦点を当てる」ということ。知っていることでも、著者と自分では、違う見方をしていたり、著者の意見から新たな発見があったりするでしょうね。
「感性を持って焙煎する」とか「頭の中で関係性をつむぐ」といった表現が素敵だなと思いました。