あらすじ
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依存症が他人事ではなくなってきた。ゲーム、ネット、スマホ、ギャンブル。軽症のうちに踏みとどまる方法・家族が知りたい対策は
ゲーム、インターネット、スマホ、ギャンブル、
パチンコ、薬物、アルコール……、
さまざまな形で、依存症が増えています。
依存症は、心と体にまたがる深刻な「現代病」です。
著名人が依存症になり、カミングアウトして、
克服していく話を耳にしますが、
その実態はベールに包まれ、誤解されやすく、
よくわからない人が多いのではないでしょうか。
本書は、依存症の基本のキから丁寧に解説。
特徴、なりやすいタイプ、きっかけ、
診断、治療、家族がとる対策など、
きめ細かいアプローチで、心の闇に迫ります。
中でもゲーム、インターネット、
スマホの依存症は若年層に多いため、
軽症のうちに家族が気づいて対処することをおすすめします。
CONTENTS
第1章 家族の心得・依存症の予防と対策
第2章 依存症はどのような病気か
第3章 物質依存症
第4章 行為(プロセス)への依存
第5章 人間関係への依存
榎本 稔(エノモトミノル):医療法人社団 榎会理事長。拓殖大学客員教授。医学博士。1935年生まれ。東京大学教養学部理科Ⅱ類修了、東京医科歯科大学医学部卒業。山梨大学保健管理センター助教授、東京工業大学保健管理センター教授を歴任。1992年榎本クリニック開院、1997年より現職。著書多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高知東生さんの講演会を拝聴してから依存症に関心をもち、その流れでこの本にたどりつきました。
モノ・ヒト・コト、それぞれに対しての依存症の内容と回復へのアプローチについて把握できました。
症状に深掘りするならまた別の本や媒体にあたる必要はあるかと思いますが、自分のように「そもそも依存症ってどこからの話?どういうタイプがあるの?」といった初歩的な知識を得たい場合には、これくらいのボリューム感と内容がちょうどよかったです。
家族が依存症患者に対して毅然とした態度を(治療のために)とり続けるには、よっぽどの忍耐力がないと心身をものすごいスピードで摩耗しそうで怖さをおぼえました。
あと、相手を主語にせず、自分を主語にして話すことを心がけるのは、依存症云々抜きに普段の人間関係でも大切と思いました。
相手を主語にしてネガティブなことを言ってカドがたつのは、病気のあるなし関係なく当たり前なことだけどついついやっちゃいそう…気をつけなければ。