あらすじ
◎世界が仰天する発想は、ここから生まれる! 京都大学発! 大人気の公開講座の書籍化、待望の第2弾!<熱帯生態学の教室> アリ社会の仁義なき掟 市岡孝朗(人間・環境学研究科 教授)<科学哲学の教室> 曖昧という真実 伊勢田哲治(文学研究科 准教授) <アート&テクノロジー学の教室> アートはサイエンスだ! 土佐尚子(大学院 総合生存学館 アートイノベーション産学共同教授)<宇宙物理学の教室> そうだ! 宇宙に行こう! 嶺重慎(理学研究科 教授 宇宙総合学研究ユニット長)<SUKIる学の教室> 「できない」から「できる」んだ 富田直秀(大学院 工学研究科 教授)特別鼎談、京大における「変人」とは? 酒井敏(講座発起人)×伊勢田哲治×越前屋俵太(ディレクター兼ナビゲーター)を収録!
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Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章 アリ社会の仁義なき掟~女王アリと働きアリの微妙な関係…市岡孝朗
第2章 曖昧という真実~割り切れないから見えてくる、グレーゾーンに潜む可能性…伊勢田哲治
第3章 アートはサイエンスだ!~アーティストと研究者,二足のわらじで見つけた日本の美…土佐尚子
第4章 そうだ!宇宙に行こう!~手話と学問の意外な関係性…嶺重慎
第5章 「できない」から「できる」んだ~「他人事」になる」社会の中で、自分を唯一性を持って生きる…富田直秀
おわりに 「本能の声」に気づく、従う
<内容>
京大の変人講座第2弾。第4章、5章は深いですね。手話者は日本語を手話に翻訳するのではなく、手話で考えて手話で話す。「わかる」のでは演技で、それは他人の言ったことのコピーでしかない(ただし、その演技も必要)、自分で考えるということは、「自分だけ」しかできないことを意識しないといけない。なかなか文にすると難しい(と言うことは、わかっていないんだな…)。そこで必要なのは「好き(SUKIる)」だそうです…。高校の教師としてはどうすればいいのか?ですけどね…