あらすじ
決められないリーダー、決めて“夢”を叶えるリーダー
リーダーの思考が会社・組織の10年後を決める!
◆リーダー(経営者)に必要なのはコンサルタントではなくコーチである
コンサルタントとコーチの違いを意識しているだろうか? コンサルタントは「問題を解決してくれる人」で、新たな問題が発生するたびに相談することになる。一方のコーチは「問題の解決方法を教えてくれる人」。正しいコーチングを学べば、自力で目標を立てて問題解決していけるようになる。
そしてリーダーには、それに特化したコーチング(CEOコーチング)が必要だ。組織として問題を解決し目標を達成していく必要があり、そのためには、経営の知識や経験が欠かせないからだ。
◆認知科学に基づく、リーダーのための最先端のコーチング手法
本書は、著者が独自に体系化した「認知科学に基づく経営者のための問題解決メソッド」をもとにしたCEOコーチング実践の書。
脳の上手な使い方を学び、「よいゴール」を設定することで、むやみにがんばらなくても、ありとあらゆることが自然に実現できるようになる――CEOコーチングは、NASA、コカ・コーラ、3M、オラクルなどで導入されたルー・タイス氏の手法と、認知科学の知見を融合させた新しい「目標実現」のメソッドである。本書は、それを具現化する「7つの力」と、その先にある「経営パフォーマンス10倍アップ」の法則を、ありがちなリーダーの過ちのケースなどを織り込みながら実践的に解説する。
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Posted by ブクログ
1から10にするより1から100にする方が簡単だ、後者は現状の改善でなくまったく新しい発想とやり方が必要になるからだ。というメッセージ。
コンフォートゾーンと言えばホメオスタシスとあわせてぬるま湯的な意味に使われることが多いが、本書では先にストレッチしたコンフォートゾーンを設定してそこに合せていく、という考え方で使われている。目標とかあるべき姿の設定が大事というのはその通りだと思う。
・イチジュウ発想をイチヒャク発想に変えるCEOコーチング
・CEOコーチングとは何か?
・未来を視る力[イマジネーション]
・自分を信じる力[コンフィデンス]
・人を巻き込み動かす力[インボルブメント]
・未来に誘う力[フィードフォワード]
・自分を知る力[コーズ]
・実行する力[エグゼキューション]
・組織を動かす力[オートノミー]
・経営パフォーマンスを10倍上げる方法
・日本の大企業の社長のコーチングができる人は10人もいない